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1000円以上のメニューは頼むな! ブラマヨ吉田に10年以上おごられている芸人が明かす9つの処世術

こんにちは。タクスズキ(@TwinTKchan)です。

小学校時代に見た「オンエアバトル」をきっかけにお笑いにのめり込んでいるブロガー(27歳・独身)です。お笑いが好きすぎて、去年はM-1予選を2回戦から見に行ったほど。

そんな僕が、今回Rettyさんから非常に嬉しいお話をいただきました。

それが「グルメを軸にお笑い芸人さんに取材して記事を書いてみませんか?」というもの。

こんなに嬉しい提案は、社会人になってから祖父に言われた「お年玉は3万円でいい?」以来だったので、二つ返事で承諾させていただきました。

ということで、今回は「夜のグルメ=飲み会」に注目し、芸人ならではのルール「おごり」と絡めて取材してきました。

先輩は後輩におごらなければいけないというルールが

ちなみに、お笑いの世界に詳しくない方のために説明しておくと、芸人さんの間には「後輩にはご飯代を出させてはいけない、先輩はおごらなければならない」というルールがあるのです。

そのため、売れない芸人さんでも優しい兄さん芸人を見つければ、ご飯に困ることはないのです。

この人情深いルールのもと、後輩芸人さんはおごりの対価として先輩を気持ちよくしようと奮闘するのです。(この行為は太鼓持ちとも呼ばれます)

そして、この太鼓持ちが、サラリーマンにとっても非常に役立つんですよ。

サラリーマンは太鼓持ちで上司に好かれよう

「実力はなくても上司に気に入られた人間が出世する」なんて言葉があるように、サラリーマンにとって飲み会での太鼓持ちは重要です。

なので、これまで先輩から何十万円もおごってもらってきた芸人さんに話を聞けば、そのノウハウが学べると思い、今回取材してきたのです。

取材したのは、ブラックマヨネーズの吉田さんに10年以上かわいがってもらっている、烏龍パークの橋本さん。(全盛期は週5で飲んでいたそうです)

橋本さんから聞いたノウハウには、サラリーマンにとっても重要なかわいがられ要素が詰まっていたので、これから特に素晴らしいと思ったものを紹介していきます。

1. 先輩の喜ぶツボを見極めろ

まず大切なのが、先輩がどういった言葉で喜ぶ人なのかを見極めること。

芸人さんには、「俺は絶対に売れてやります!」のような熱い思いを持った後輩を好む人もいれば、野心のない後輩を好む人もいるんだとか。

なので、かわいがってほしい先輩がいるならば、その人がどっちのタイプなのかを把握して接する必要があるんですね。

それで橋本さんは失敗したそうです。

2. 失敗したら全力で誠意を見せろ

橋本さんは、吉田さんと初めて飲んだとき、お酒が入っていたのもあって「僕は吉田さんのライバルになりますよ!」と熱いことを言ってしまったんだとか。

ですが、吉田さんはそういった後輩が好きでなく、叱られてしまった橋本さん。

というのも、橋本さんはそれまで、先輩から「野心のなさ」を指摘されていたので、そういった熱さを出したほうがいいと思っていたのです。

でも、結局、その作戦は失敗に終わりました。

ただ、これで終わらないのが橋本さん。ここから、驚異的な方法で関係を修復していくのです。

2日間、先輩の家の前で待ち続ける

失言の翌日、謝罪しようと吉田さんの家に向かった橋本さん。しかし、吉田さんは終日大阪で仕事。その日は東京に戻ってきませんでした。

そんな状況でも、誠意を示すために翌朝まで待っていた橋本さん。結局、大阪の後に東京のテレビ局で仕事があったため、吉田さんに会えたのは粗相(そそう)があってから2日後の夜中。

それでも橋本さんは待ち続け、謝罪したのです。

そして、その待ち続ける姿を人づてに聞いていた吉田さんは心を打たれ、その日に橋本さんを飲みに誘います。

それ以来、吉田さんにかわいがってもらえるようになったのです。

ただし、この話にはこぼれ話があり、心を許してもらった日の飲み会で、吉田さんより上の位置で乾杯をしてしまい、いきなり怒られてしまったんだとか(笑)。

3. 先輩を徹底的にたてる

また、先輩に気持ちよくなってもらうためのノウハウも参考になりました。

橋本さんは、飲みの席で吉田さんの功績をたたえまくっていたそうです。それは、特に女性がいる飲み会において。

例えば、「2005年のM-1チャンピオン」のようにして、先輩のすごさを女性に伝えていました。

中には、「テレビがない」ということで吉田さんのことを知らない女性もおり、その際は「テレビを見ないなんて、日本の首相を知ろうとしないのと一緒だ」と諭していたと言います。

このように、相手に嫌われてでも先輩を立てる姿はぜひとも見習いたいところ。

4. 先輩のこだわりを把握して店を選ぶ

飲み会の最中に加えて、飲み会前の準備も大切。先輩好みの店を選んでおくことは必須だそうです。

吉田さんは、チェーン店(和民)が好きなので、基本的にそこで飲み会を開いていた橋本さん。

また、「個室がある」「ボトルがある」という2つの基準を満たしていればOKなので、高い店といってもチェーン店の「一蔵」くらいでしか飲まなかったそうです。

5. 素直においしいと言える後輩を揃えておく

気持ちよく「美味しい」と言える後輩を用意しておくことも大切。

橋本さんは素直に「美味しい!」と言えるタイプではなく、必ずこねくり回した感想を添えてしまうそうです。

なので、そうした計算なく「美味しい!」と言えるかわいい後輩がいれば、先輩も気持ちよくなってくれるんだとか。

6. 先輩の独自ルールを守る

また、先輩が決めた独自ルールを守ることもおごってもらう際は必要。吉田さんの飲み会には、以下のルールがあるそうです。

・勝手に自分の目分量でおかわりしない・食事はきっちり均等にわけあう

ちょっとセコいように思いますが、決まりを守ることも大切なのです。ただし、橋本さんは吉田さんと考え方が似ていて、これを苦には思わなかったそうです。

7. おごってもらっていることを忘れてはいけない

いくら先輩と仲良くなったとしても、お金を出してもらっているという事実を忘れてはいけません。

そういった気持ちを忘れないようにと、橋本さんはどれだけ料理がマズくても「マズい」とは言わなかったそうです。

というか、吉田さんの前で「マズい」は禁句だそう(笑)。

それは、吉田さんが「おごってやっている」ということに敏感だから。

8. 先輩の食べる量に合わせる

吉田さんは食にこだわりがないらしく、お酒を飲めたら満足なんだとか。料理をほとんど頼まないそうです。

なので、ご飯を食べてから飲みに行っていた橋本さん。

曰く、「吉田さんの家近くのコンビニで買ったおにぎりの数は吉田さんより多い」のだそうです(笑)。

9. 高い料理を頼まない

遠慮して高いものを頼まないことも暗黙の了解になっているそうです。
これを裏づけるエピソードもあります。

とある飲食店で、橋本さんが「好きなもの頼め」と言われた時。1つだけ美味しそうな1000円超えのメニューがあったそうですが、それをあえて注文しなかったんだとか。

吉田さんにあとで聞いたら、「それを頼んでいたら、シバいてた」と言われたそうです。

このように、先輩を理解した配慮もおごってもらうためには必要なのです。

芸人の世界には「おごり格差」も

なお、橋本さんの相方である加藤さんは、小杉さん(吉田さんの相方)にかわいがってもらっているようで、「おごり格差」も判明しているようです。

方や、「1000円超えNG」の中、加藤さんの方は高級焼き肉をおごってもらっているんだとか。しかも、小杉さんは「最上カルビ」をごちそうしたいらしく、後輩が上カルビを頼むと怒るんだそうです。

こうした格差も芸人さんの世界にはあるようですよ。

サラリーマンが今すぐ使える処世術

芸人に限らず、先輩にかわいがってもらうためには、紹介してきた処世術が必要です。
なので、サラリーマンのみなさまはこれを実践して先輩と良好な関係を築いてみましょう。

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