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食堂とだか2号店オープン記念、戸高店長インタビュー「陶芸教室の先生に恋、そして東京へ」

Rettyの夜の社員食堂!?

五反田駅からほど近くにある「食堂とだか」。

Rettyのオフィスが五反田にあることから社員は夜な夜な「食堂とだか」に通い、もはや夜の社員食堂と言ってもいいレベル。

なんで通いたくなるかって? そう聞かれたらみんながこう答える…。

「戸高店長に会うために」

▲食堂とだかの店長・戸高雄平さん

▲食堂とだかの店長・戸高雄平さん

戸高さんのやさしく柔らかい雰囲気に包まれたくて、ついつい通っちゃう。
もちろん、料理も抜群にうまい。

「ウニ・オン・ザ 煮玉子」というウニと煮玉子のベストカップルをこの世に誕生させたのも、

いぶりがっこのシャキシャキした食感がたまらない「いぶがっこのポテサラ」も、

名物の「牛ご飯」も、

どれも

最高に

うまい。

でも、なぜ「とだか」に通い詰めるのか? そう聞かれたらやっぱり「戸高さんに会うため」が答えになる。

2号店の「立ち呑みとだか」がオープンし、ますます絶好調のとだか。2号店のオープンを記念して、戸高さんにインタビューしました。

彼女を追いかけて東京へ

――:まずは、2号店「立ち呑みとだか」のオープンおめでとうございます。

戸高雄平さん(以下、戸高):ありがとう。ところで、今日は何を聞くの?

――:戸高さんについてあれこれ伺います。そもそも、戸高さんはなんで料理人になったんですか?

戸高:僕、鹿児島出身なんだけど、高校生のときにお店で食べた茶碗蒸しが感動するくらい美味しくて。それで料理人になりたいと思ったんだよね。

――:それで東京に出てきて料理人になったわけですか?

戸高:いや、鹿児島でずっと料理人をやっていたんだけど、いろいろあって東京にきた(笑)。

――:「いろいろ」とは?

戸高:鹿児島時代に付き合っていた彼女がとある理由で東京に行くことになって、僕も東京で料理をやってみたいという思いもあったので東京に出てきました。

――:彼女を追いかけて出てきたんですね。

戸高:8割は彼女のためだね。今の嫁です。

――:おお、そうなんですね。奥さんとの出会いは?

戸高:僕が鹿児島で料理人をやっているとき、お店で出すお皿を作りたくなって陶芸教室に行ったわけ。で、陶芸教室の先生をしていた嫁に恋をしました。

 ――:NHKの朝ドラみたいな出会い方。

 戸高:いい出会いでしょ(笑)。

▲店内には戸高夫妻の作った陶器が並ぶ

▲店内には戸高夫妻の作った陶器が並ぶ

――:彼女を追いかけて東京に出てきた後は、東京で料理人を?

戸高:そうだね、日本料理のお店でずっと料理を作ってた。

でも子供が生まれたタイミングでそのお店を辞めました。日本料理のお店って拘束時間が長いでしょ、ずっと朝10時に出かけて翌日の朝5時に帰ってくる生活だったから。昔かたぎの料理人みたいに家庭を顧みずに料理だけを作るというのがどうしても嫌だったんですよ。

――:たしかに戸高さんは、黙々と料理だけを作る典型的な料理人のイメージではないですよね。

戸高:うん、ズケズケと自分から話しにいっちゃう。いらっしゃったお客さんには楽しんでほしいし、お客と料理人の前に人と人だからね。

――:戸高さんには心を開いちゃうんですよね。なんでだろう?

戸高:僕が適度にバカだからじゃない?(笑) 最近まで「BtoB」の意味も知らなかったし。肩肘はらずに気軽に飲めるからなんじゃないかなぁ。

フォトジェニックな料理を研究

――:とだかのメニューにはどういったこだわりがあるんですか?

戸高:料理の見た目にはこだわってるね。料理の本を見て、どういう見た目の料理を人は食べたくなるんだろうって。

▲とだか名物の牛とろウニ巻き

▲とだか名物の牛とろウニ巻き

――:たしかに、とだかの料理はどれも見た目から食べたくなりますよね。

戸高:フォトジェニックな料理が入口で、何度も通っているうちにいろんな一品料理を食べていただくことが理想ですね。

▲プラックペッパーが効いた里芋のからあげ

▲プラックペッパーが効いた里芋のからあげ

――:僕はこのお店の「里芋のからあげ」が大好きです。本当にとだかの料理はどれも美味しいですよね。

食堂とだかが失敗したら料理人をやめるつもりだった

――:このお店ってかなり怪しげな場所にあると思うんですが、なんでこの場所にお店を出そうと思ったんですか?

▲食堂とだかが入ったビル。飲兵衛からは「五反田ヒルズ」と呼ばれているらしい。

▲食堂とだかが入ったビル。飲兵衛からは「五反田ヒルズ」と呼ばれているらしい。

戸高:お店をはじめるときに「絶対借金はしない」って決めてたんですよ。家族にも迷惑はかけられないし、このお店がうまくいかなかったらすっぱり料理人をやめるつもりでした。この場所なら家賃も安いし、僕だけでやっているから人件費もないし、思いっきりやれると思って。

――:最初からお店は繁盛したんですか?

戸高:最初は全然お客も来なくてさ。せいぜいこのビルのママたちが使ってくれるくらいだった。今考えると、かなりやばかったね。

――:それがなぜこれまでの人気店になったのでしょうか?

戸高:やっぱりネタフルの記事の影響が大きいよね! あの記事で五反田以外からいらっしゃるお客さんもたくさん増えて、そこから口コミで広まっていった感じです。

・「食堂とだか(五反田)」レアで柔らかい牛ご飯とウニ・オン・ザ・煮玉子が最高にデリシャス!!
▲食堂とだかブームのきっかけとなった記事

――:ネタフルの記事がきっかけだったんですね!

戸高:「ウニ・オン・ザ 煮玉子」というネーミングもネタフルのコグレさんにつけていただいたんですよ。記事を読んだお客さんからも「ウニ・オン・ザ 煮玉子ちょーだい!」とか言ってもらってさ。

▲ウニ・オン・ザ 煮玉子

▲ウニ・オン・ザ 煮玉子

――:おー、すごいですね! そのおかげもあって今では2号店の「立ち呑みとだか」までオープンして素晴らしいですね。新しくできた「立ち呑みとだか」の特徴を教えてください。

▲立ち呑みとだかの店内

▲立ち呑みとだかの店内

戸高:「立ち呑みとだか」は仕事帰りに気軽に一杯飲みたいときに使ってほしいです。食堂とだかのメニューも頼めますし、果物を丸ごと絞った「生ブドウサワー」「生リンゴサワー」が飲めるのはこのお店だけです。

▲生ブドウサワー

▲生ブドウサワー

▲生リンゴサワー

▲生リンゴサワー

――:「立ち呑みとだか」もオープンし、ますますこの五反田ヒルズ一帯が盛り上がりそうですね! 本日はありがとうございました。みなさんも「食堂とだか」「立ち呑みとだか」にぜひ行ってみてくださいね。

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