焼きそば好きなら食べておきたい! 全国ご当地焼きそば10選

ご当地グルメのイベントなどで各地の特色ある焼きそばの知名度も上がりました。三大焼きそばと呼ばれる富士宮・横手・上州太田や、青森の黒石つゆやきそば、岡山の蒜山焼きそばなどなど、ご存知の方も多いのでは? でもまだまだ知られていないご当地焼きそばは多々あるんですよね。

というわけで、焼きそば好きなら食べておきたい通好みのご当地焼きそば! これぞという品をエリアごとに1つずつピックアップしてみました。

1.【北海道】稚内チャーメン

知る人は少ないのですが北海道はあんかけ焼きそば大国! 道内の各地に名店が点在し、小樽ではあんかけ焼きそばで町おこしをしています。さらには北の果て・稚内にも、「チャーメン」という名前であんかけ焼きそばを供する店が多々あるんですよ。

稚内駅からほど近い食堂よしおかさんもその一つ。中細の中華麺に魚介の旨味がしみた醤油餡が絡むあんかけ焼きそば、チャーメン。稚内を訪れることがあったら、ぜひ試してみてください。

2.【東北】仙台マーボー焼そば

仙台では最近、焼きそばに麻婆豆腐を掛けたマーボー焼きそばが注目されています。以前、某TV番組で「仙台市民のソウルフード」として紹介され、地元の方々から「知らない」「食べたことない」なんて声もあったようですが、調べてみると仙台市街の昔ながらの大衆中華の店では意外と普及しているんですよ。

元祖とされるのは「まんみ」という中華屋さんで、発祥は1970年代の前半ごろのこと。細い深蒸し麺にまろやかな味わいの麻婆豆腐。人知れず愛されてきた焼きそばはハズレのない美味しさですよ。

3.【関東】じゃがいも入り焼きそば

栃木県の南部や群馬・埼玉の一部を含めた両毛地域には、焼きそばにじゃがいもを入れる食文化があります。それをアピールしている自治体もあり、栃木市は「じゃがいも」入り焼きそば、足利市は「ポテト」入り焼きそばと、それぞれ微妙に違う名前で呼んで町おこしに力を入れています。

代表的なお店として有名なのが栃木市にある大豆生田(おおまめうだ)商店さん。県内メーカーのソース3種をブレンドし、二度ふかし麺とホクホクのじゃがいもを味付けしたじゃがいも入り焼きそばは、ボリュームたっぷりでコスパ抜群! もう一つの名物、いもフライも一緒に食べると満腹になれます。

4.【北陸】小松塩焼きそば

石川県小松市で人気なのが中華風の塩焼きそば! 発祥はなんと60年も前のこと。小松駅からほど近い中華料理屋、餃子菜館・清ちゃんが元祖の店とされています。

平打ちストレートのもちっとした中華麺を、豚肉や細切りの野菜と一緒に炒めた焼きそばは見た目だけでも食欲をそそりますよね。塩コショウが主体のシンプルな味付けなのですが、これが奥深い味わいであとを引く美味しさなのです。ソースや酢で味変するのも大いに有り!
お腹に余裕のある方は、兄弟店の餃子菜館・勝ちゃんの塩焼きそばとも食べ比べてみてください。あ、餃子もオススメですよ!

5.【中部】郡上八幡パリパリ焼きそば

岐阜県の郡上市では麺をパリパリに焼いた焼きそばを出す店がいくつかありまして。元祖とされるのは新町通りにある「まるみつ」さん。まるみつ本店は現在休業中ですが、ご親族の経営する小野店でいまでも食べることができます。

麺が硬い焼きそばというと富士宮やきそばや日田焼きそばが有名ですが、それらを超えるパリパリ麺。酸味の効いたソースや独特なトッピングとあいまって、癖になる噛み応えと味わいを楽しめます。ほかに「かたぎり」というお好み焼屋さんでも提供されていますので、よかったらそちらも寄ってみてください。

6.【関西】今里やきそば

大阪の焼きそばと言えばこってりソースの焦げた香りをイメージされる方も多いでしょうけど、実は真っ白な焼きそばもあるんです。

それが大阪市東成区の今里やきそば。昭和の頃、2つのお店で提供していたそうですが、バブル期に地上げのあおりで廃業。しかし焼きそば専門店の長谷川さんがその味を復活させました。
うどんのような極太麺を使っていて、具は玉ねぎと牛肉のみ。ソースを後から掛けるタイプのとても特徴的な焼きそばです。
かなり酸味のあるソースですが、極太麺との相性が抜群で、玉ねぎの甘味と牛肉の旨味が際立つんです。実は私、食べたその場でお代わりしたくなりました。一風変わった大阪の味、お試しあれ!

7.【中国】鳥取ホルそば

鳥取市内の焼肉店では「ホルそば」と呼ばれる焼きそばが昭和30年代から食べられてきました。モチモチの太麺と牛ホルモンを甘辛のタレで炒め、ニンニクの効いた味噌ダレに浸して食べるのが基本スタイル。ホルモン焼きそばが省略され、いつしか「ホルそば」として定着しました。

代表的なお店が創業50余年になる「まつやホルモン店」さん。ホルモンと味噌の強烈な風味をもっちり太麺が受け止めて、ご飯にもビールにも相性ばっちり! この味わいがほんと癖になるんですよ。日頃から地元の人で混雑しているので、少人数で訪れることをオススメします。

8.【四国】大洲ちゃんぽん

「ちゃんぽん」と言えば長崎ちゃんぽんが有名ですけど、地域によっては全く違う料理を指すこともあります。中でも変わっているのが、愛媛県大洲市の「ちゃんぽん」! 麺とご飯を一緒に炒めたいわゆる「そばめし」なのです。

元祖は美ゆきという店で昭和28年に創業して以来の人気メニューだとか。一般的な「そばめし」は神戸市長田で昭和30年代前半に生まれたとされていますので、実は大洲の「ちゃんぽん」が古いんですよね。
味付けは塩コショウ主体で、ややスパイシー。やきめしでもやきそばでもない、独特の食感が面白いんです。美ゆきは松山市に支店もありますので、観光などで松山を訪れる際にお試しください。

9.【九州】焼きラーメン

博多や天神のご当地グルメと言えば、何といっても豚骨ラーメンですよね。乳白色のスープに低加水の極細麺、私も大好きです。
ところでそのラーメンを提供する屋台の一部で、「焼きラーメン」というメニューが定着しているのをご存知でしょうか?

発祥は天神に出没する屋台の「小金ちゃん」。豚骨ラーメン用の極細麺と肉やカマボコ・野菜などを鉄板で炒めた料理で、これはもう焼きそばそのもの。ウスターソースだけでなく豚骨スープやどて焼きの汁も使われていて、とてもコクがある味わいなのです。
肴によし、〆によしの焼きラーメン。福岡市内の屋台で飲む際はメニューを念入りにチェックしてみてください。

10.【沖縄】ケチャップ焼きそば

焼きそばにも沖縄そばの麺を使うのが沖縄のスタンダード。しかもアメリカに統治されていた時代の名残で、ケチャップで味付けする店もあるんです。近年は内地と同じくソース味が主流となっているようですが、浦添市にあるはつみ食堂ではいまでもケチャップ味を指定できます。

ゴワゴワした手もみ風の太麺に、ランチョンミートが使われていて、ケチャップで濃い目に味付け。程よい甘さで見た目も味わいもナポリタンぽい独特の焼きそばです。お好みでタバスコならぬコーレーグースを適量垂らしてお召し上がりください。

以上、北海道から沖縄までざっと紹介してみました! 各地の焼きそばに興味を持たれた方は、ぜひそれぞれの町を訪れて実際に味わってみてください。普段食べ慣れている焼きそばとはひと味もふた味も違う、貴重な食体験ができますよ!

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