1000円を握りしめていけば、べろべろに酔えて楽しむことができる「せんべろ居酒屋」。
この言葉が広く使われるきっかけとなったのは、2003年に出版された中島らもさんと小堀純さんの共著『せんべろ探偵が行く』と言われています。
そこで「せんべろの聖地」とも呼ばれる「京成立石駅」のせんべろ居酒屋を起点に、休日飲み歩きプランを紹介します。
朝呑みならココ
昼から呑めるお店が多い立石で、朝から呑める貴重なお店としておすすめなのが「ゑびす屋食堂」。 駅から徒歩1分の立地も嬉しいポイントです。
おすすめは名物「ハムエッグ」と「レモンサワー」。
どこか懐かしいビジュアルと店内の昭和感満載の雰囲気で、感慨に浸りながらいただきましょう。
その他には「鶏皮餃子」などのおつまみも好評のこのお店、もちろん夜にしっぽり飲み語らう場所としてもおすすめです。
- ゑびす屋食堂
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東京都 葛飾区 立石
和食
12:00
そしていざ本編。まず1軒目に訪れたいのが、立石の名店中の名店「宇ち多゛」。
日曜日はお休みですが、土曜日は12時前から行列とともに入れはじめるこのお店。
ここを訪れずに立石を語ることはできません。
※こちらはアルコールを飲んだ状態での入店は出来ません。
名物は看板通り「もつ焼き」、そして東京五大煮込みに入ると言われる「もつ煮」です。
ボリューミーさ、食感、しずる感あふれるビジュアルにリピーターが続出するのも納得。
お酒はビールはもちろん、これまた名物の焼酎の梅割りもおすすめ。
混雑覚悟ですが、後悔しないお店ならここで決まり。
- 宇ち多゛
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東京都 葛飾区 立石
居酒屋
せんべろ豆知識
立石の他に、赤羽や上野もせんべろ激戦区と言われている。
お客さん同士の距離が近いお店が多く、出会いの場としても注目されはじめている。
競馬場もお手軽なグルメの取り揃えが多く、穴場のせんべろスポットである。
中山競馬場の詳しい情報はコチラ
13:15
名店でもつをガッツリ堪能した後は、魚が恋しくなりますよね。
そこで寄って欲しいのが「与作」。看板には「はやい!うまい!やすい!」と、せんべろファンの心踊る文字が飛び込んできます。
寒い時期に恋しくなる熱燗片手に、しめさばと蛍烏賊の沖漬けの組み合わせは相性抜群。そばも有名なこのお店、夜のシメにも使えます。
- 与作
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東京都 葛飾区 立石
14:30
居酒屋が夕方の開店まで落ち着くこの時間、リフレッシュと気分転換ができるスポットとしておすすめなのが中山競馬場です。
立石からだと、そのまま京成線で「東中山駅」まで向かい、そこからバスに乗ってすぐに辿りつきます。
朝からのほろ酔い気分でレースを楽しんでもよし、緑溢れる開放的な空間でお酒を飲み直すのもよし。
グルメも充実しているので穴場の「せんべろスポット」として利用するのもいいでしょう。
17:00
青空の下で飲んだ後は、そのままバスで15分の「西船橋駅」へ。実はこのエリアもせんべろスポットが多数あります。
次に向かったのが「加賀屋」。 16時台の早い時間帯から入店できるのも嬉しいポイントです。
安さはもちろん、串焼きから刺身までメニューも豊富なこのお店。
お酒は名物特製ハイボール。競馬場帰りのお客さんがいれば、お酒の力を借りて、競馬について色々教えてもらうのもいいでしょう。
- 加賀屋 西船店
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千葉県 船橋市 西船
居酒屋
19:30
がっつり食べて飲んでお腹も膨れてきた時に、食べたくなるのがさっぱりめの海鮮料理。 そこで最後によりたいのが「大漁船」。
こちらも「西船橋駅」最寄りで、文字通り刺身を中心とした海鮮を安く美味しく食べられるお店です。
生ガキを4個500円で食べられる時期があったり、他にも500円を割るお刺身が提供されるなど、せんべろファンにはたまらない価格設定。
水産会社直営だからこそできる価格破壊に脱帽です。
- 大漁船 西船橋店
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千葉県 船橋市 印内町
居酒屋
まだまだ遅くまで飲みたい!という人におすすめの西船橋駅付近のお店
中山競馬場だけでなく、全国にあるJRAの競馬場。
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