ライター紹介
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Kazumi Kojima
- 居住地の目黒近隣の投稿が多いですが、介護で戻る実家の香川や四国の投稿も多くなってきました。いつでも美味しいものには癒されますね。以前はおひとりさまが多かったけど、最近は誰かと一緒に食べたり飲んだりして過ごす時間に幸せを感じます。仕事は、パティシエとフード系とWEB。私の投稿がみなさんの外食のお役に立てればいいな♪
チョコ好きがいま注目する「第4のチョコ」とは?
みなさんはどんなチョコレートがお好きですか?
ビターなブラックチョコ、コクのあるミルクチョコ、優しい甘さのホワイトチョコ…それぞれの美味しさがあり、ちょっと小腹が空くとその時の気分に合ったチョコをつまんでみたりして。
そんなチョコ好きな私がいま注目しているのが、「ブラック」「ミルク」「ホワイト」に続く、第4のチョコレートと呼ばれる「ブロンド」。みなさんはご存知でしたか?
ブロンドチョコとは、ホワイトチョコ自体をキャラメリゼし、キャラメルのような深いコクと香ばしさのある黄金色(ブロンド)のチョコレートです。
フランスの一流チョコレートメーカー・ヴァローナ社が、チョコの製造過程で偶然産み出したものをきっかけに7年間かけて製品化し、世界中に広まりました。
そんな第4のチョコ「ブロンドチョコレート」を日本で流行らせたお店が自由が丘にあるマジドゥショコラさん。こちらのお店の「NO.4(ナンバーフォー)」というブロンドチョコレートを使った商品を求めて、バレンタインデー直前には3時間待ちの行列ができたんだとか。
そこで、ブロンドチョコレートの人気の秘密を探るため、マジドゥショコラさんを訪問することに。週明けに迫った3月14日ホワイトデーの女性へのプレゼントに「第4のチョコ」を選べば他人と差がつくかもしれませんよ!
カカオ豆から厳選するチョコレート専門店「マジドゥショコラ」
スイーツ激戦区・自由が丘に、カカオ豆からチョコレートを作る・ビーントゥバーのチョコレート専門店として昨年12月にオープン。イートインスペースも併設したスタイリッシュなお店です。
*ビーントゥバー・・・ビーントゥバー(Bean to Bar)とは、「豆からバー(板状)になるまで」という意味で、ショコラティエがカカオの買い付け・焙煎・製造の全てを自社で行うチョコレートの製造工程を意味する。
タブレットチョコや焼き菓子、ケーキ以外にも、カカオを使ったソフトクリームや世界初のカカオコーヒーなど、チョコレートを色んな温度や形で提供しています。
看板商品「No.4」を実食!
※8粒入、24粒入も店頭にて販売しています。
上半分がブロンドチョコレート、下がガーナのカカオ豆を55%使用したチョコレートという2層が組み合わさった生チョコレート。
約2.2cm角のしっかりとしたサイズ。見た目よりも柔らかく、フォークがスッと入ります。
さっそく、初めてのブロンドチョコレートをいただきます♪
ブロンドチョコがもつキャラメルの風味が濃厚でミルキー、香ばしくてコク深い味わいです。カカオ55%のチョコレートは、クセがなくとても穏やか。ほろ苦さがちょうどよくて、ブロンドチョコレートとマリアージュさせることで全体の味を引き締めています。
スッと溶ける口どけの良さも感動的。後味はさっぱりとしていて、何個でも食べられちゃいそうです!
チョコ好きとして、パティシエとして「ブロンドチョコレート」のおいしさの秘密がどうしても気になり、マジドゥショコラ・オーナーシェフの松室和海シェフにお話を伺いました!
ホワイトチョコを2日かけて焦がす!?
――No.4を作ったきっかけは?
松室:数年前にブロンドチョコレートというものが誕生したのですが、日本ではブレイクしていなくて…。キャラメル風味が特徴のブロンドチョコレートをもっと気軽に手に取れたり、楽しんでもらえるようにならないかなと感じていました。
もともとキャラメルには菓子職人としてこだわりがあったので、自分独自のブロンドチョコレートが作れるんじゃないかなと思ったのが、No.4誕生のきっかけでした。
――作り方やこだわりを教えてください!
松室:焙炉(ほいろ)というチョコレートの温度を一定に保ちながら加工する機械で、2日間かけてゆっくりとホワイトチョコをキャラメリゼ(糖分を焦がす調理工程)していきます。素材の奥深くまで味が染み、なじませるためにはじっくりと時間をかけて焦がす過程が必要なんです。そうすることで、いつまでも味が抜けない、キャラメルの味わいが深いブロンドチョコレートになります。
カカオ豆も20か国から取り寄せていて、No.4に最適なカカオを厳選して使っています。
また、砂糖にもこだわりがあって、どんな味を作り出したいかによって使い分けます。このNo.4は、自分自身がホワイトチョコの甘ったるさが好きではなかったこともあり、すっきりとキレの良い甘味がつくような砂糖を選んで使用しています。男性にも、これなら美味しい!と言っていただけることが多く、幅広い層にNo.4を支持していただけるのは予想外のヒットでした。
――素材への徹底したこだわりと考え抜かれた製法が人気の秘密なんですね。ありがとうございました!
【ホワイトデー・ワンポイントアドバイス!】
「第4のチョコレートって知ってる?」という豆知識とともに贈れば、ツカミはバッチリ!!キャラメル味は人を選ばない美味しさ。
卵を使わない生チョコプリン!?人気商品をご紹介!
マジドゥショコラにはNo.4以外にもブロンドチョコレートを使った人気商品があります。
※ハーフサイズも店頭にて販売しています。
贅沢感のある大きなロールケーキ。ココア風味の非常にふわふわで軽~いスフレ生地で、生クリームとNo.4のクリームを包んでいます。
No.4の柔らかい生チョコ状のキャラメルクリームが存在感たっぷり!生クリームはすっきりとしていて、全体をふんわりとつないでいる感じ。クリームたっぷりだけど全くクドくないです。しっとりした生地のふわふわ感がとても美味しく、大きなサイズなのにペロっといけてしまう軽やかさ。
【ホワイトデー・ワンポイントアドバイス!】
このロールケーキは、ケーキ好きの女性にハーフサイズで贈るか、女子数名に差し入れとして持っていくと喜ばれそう。
No.4を滑らかなプリンに仕上げた、生チョコプリン。プリンといっても、卵は一切使用していません。チョコレートとクリームをプリンのような食感に仕上げています。
一番上からキャラメルのソース、No.4の生チョコプリン、ほろ苦いガーナ産カカオ70%の生チョコプリンという3層構造。もう、これは本当に至福の美味しさですね。
口に入れると、とんでもなくなめらかで濃厚。もはや快感レベルの口どけに驚きです。No.4が全体をまろやかにまとめあげていて、薫り立つキャラメル風味がたまりません。
【ホワイトデー・ワンポイントアドバイス!】
いろんなスイーツを食べ尽くしているようなグルメな女性でも落とせるクオリティ!とろけるような官能的なテクスチャーだから、大人の女性に贈って欲しいです。
ホワイトデーには女性へ「ブロンドチョコ」を贈ろう
素材と極限まで向き合い、緻密な技術によりチョコレートの新しい世界をつくった松室シェフ。
店名のマジドゥショコラは日本語にすると「魔法のチョコレート」。その名の通り、食べる人を笑顔にする魔法のようなチョコレートでした。
今後、いろんなブロンドチョコレートを街で見かけるようになりそうな気がします。
今年のホワイトデーのプレゼントには「ブロンドチョコレート」を選んで、「第4のチョコって知ってる?」というウンチクとともに贈れば、もらった女性も「こんなチョコ初めて!」と好感度アップは間違いなしです。
まだホワイトデーの準備ができてない男性のみなさん、自由が丘へ急いで♪
- MAGIE DU CHOCOLAT
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東京都 世田谷区 奥沢
チョコレート
店舗情報
店名:マジドゥショコラ(MAGIE DU CHOCOLAT)
営業日時:10:00-19:00(カフェL.O 17:30)
定休日:火曜日住所:東京都世田谷区奥沢6-33-14 1F
東急東横線 / 東急大井町線 / 自由が丘駅徒歩3分
電話番号:03-6809-8366
URL:http://www.magieduchocolat.com/
ブロンドチョコレートが購入できるその他のお店情報
▼メサージュドローズ ※銀座に本店、都内デパ地下に数店舗あり
http://www.mesrose.com/
金色のバラの形のチョコレート
▼パティスリー&カフェ デリーモ
http://www.de-limmo.jp/
ブロンドチョコレートのケーキ
▼ガトーフェスタハラダ ※全国に店舗あり
http://www.gateaufesta-harada.com/products/gdr_sol
ブロンドチョコレートのラスク
▼セバスチャン・ブイエ ※都内デパ地下に数店舗あり
http://www.bouillet.jp/html/index.htm
口紅型のブロンドチョコレート
▼ゴディバ ※全国に店舗あり
https://www.godiva.co.jp/
ブロンドチョコ