今年もラーメン女子博がやってきた!
日本人のソウルフードと言っても過言ではないラーメン。昼に、夜に、飲んだ後に、いろんなシーンでお腹を満たしてくれるラーメンが、私たちはみんな大好き。
でも、なんとなく「ラーメン=男性のもの」となってないだろうか。いやいや、女性だってラーメンは大好きだ!いや、女性こそラーメンが大好きなんだ!
そんな想いを元にラーメンを食べ歩いて13年。年間600杯以上ラーメンを食する森本聡子さんがプロデュースしている『ラーメン女子博』が今年も横浜赤レンガ倉庫で開幕しました!
「気づいたらラーメンばっかり食べている」
「一人で全然ラーメン屋入れます」
一見、キラキラ☆カフェ好き女子なのに、そう語る稲葉和沙さんと田中希さんと共に、ラーメン女子博に潜入してきました!
女子だってこってり&がっつり食べたい!という2人にぴったりのラーメンは?
今回、ラーメン女子博に登場したラーメンは12店18種。全店舗ラーメン女子博初参戦、かつラーメンまたはトッピングが女子博オリジナルなんだとか。
この中から食べるべきラーメンを指南いただきたいと、森本さんに相談してみました。
--さて、ラーメン大好き女子二人は、好みってありますか?
田中さん:「とんこつ、味噌、こってり、背脂、にんにく、ねぎととにかくパワーがあるものが好きです(笑)辛いのもつけ麺も大好物です!」
森本さん:「なるほどー。それなら、Yume Wo Katare TOKYOの『夢の汁なしガッツリラーメン』とラーメン風林火山『G系青唐味噌ラーメン女子博ver.』。今年のラーメン女子博の醍醐味である二郎系を食べ比べてください!田中さんの好きなフレーズは全部あてはまるラーメンです!」
稲葉さん:「私はとんこつしょうゆ、こってり、にんにく、ねぎが好きです!家系ラーメンLOVEなんですよー。でも辛いものは苦手です…」
森本さん:「うーん(考え込む)。なら、あえて!!ザ・女子ラーメンを紹介したいです。らーめん桑島の『苺の京味噌つけ麺』と、雅楽×どみそ『伊勢海老味噌らーめん』を食べてみて!桑島の苺のつけ麺は、一見、えっ!?と思われがちですが、京味噌に苺の酸味がぴったりの、期待を上回る美味しさです!!また、濃厚が好きということなので、東京スタイルの味噌ラーメンをおススメします。贅沢に伊勢海老を使用し、カレー仕込みのバラ肉に混ぜると、海老味噌カレーラーメンに変身するんですよ」
さっそく、実食です
まずは田中さん。Yume Wo Katare TOKYOの『夢の汁なしガッツリラーメン』から。
美味しい食べ方は、1.脂を味わう 2.玉ねぎを味わう 3.かき混ぜて麺を味わう の順番が美味しい食べ方なんだそう。
田中さん:「脂は甘くて、見た目とは違って全然くどくないです!その後生の玉ねぎを食べると、さっぱり、ほのかに甘辛くて合いますね。ネギじゃなくて、玉ねぎってのが、この脂といいバランスを醸し出しています。麺はちぢれ太麺。タレが絡んで、味わいも食感の主張も強くて、麺そのものも楽しめる!」
見た目も味もがっつり。でもしつこすぎず、これなら何杯も食べられそう!
次は、ラーメン風林火山『G系青唐味噌ラーメン女子博ver.』です。
人口あたりのラーメン点数が全国1位という山形県から参戦したお店です。自家製の加水率が高い、モチモチの多加水麺も特徴。
田中さん:「うー、本当に麺が驚くほどモチモチ。そして、この青唐辛子が効いたラー油がシャープな辛さです。豚肉食べて、もやし食べて、刻みニンニクも!具沢山で食べるのがいそがしー!!!」
パンチの効いたラーメンが大好き!という人にはたまらない一品です。
その間、稲葉さんは、ビューティブースでヘアアレンジを楽しんでいました。
そう、女子博ですから、ラーメンだけじゃなく、ヘア、スキンケア、マッサージなど女子が大好きなものもちゃんと準備されているんです。
さあ、稲葉さんも実食です。らーめん桑島の『苺の京味噌つけ麺』から。
稲葉さん:「ちょっとドキドキするんですけど。ラーメンに苺ですよ。女子博って言っても、ちょっとやりすぎじゃないですかね…」
西京味噌のつけダレに、刻んだいちごとアーモンドを薬味感覚で足します。そして、クミンオイルを絡めた麺にはグレープフルーツをキュッと絞って。
稲葉さん:「なんでしょう、これ!!甘やかなつけダレといちごがすごくマッチしてます。スッキリ、でもスパイスの香りのする麺との相性は、もはやラーメンという概念が吹っ飛びますね」
西京味噌の甘さとクリーミーさが、甘酸っぱいいちごでグッと締まります。平たい、パスタのような麺との相性も抜群!
次は雅楽×どみそ『伊勢海老味噌らーめん』。
最初は、ワンタンや麺を。その後トッピングのカレー仕込みのバラ肉を混ぜてカレーラーメンに。
稲葉さん:「海老の香りがふんだんで、味噌と濃厚に絡まったスープが絶品!とろとろの煮卵も、ぷりぷりのワンタンも大満足♪ バラ肉を混ぜるだけでこんなにカレー風味になるのもびっくりです!」
横浜 雅楽の角の店主が、東京 ど・みそ出身ということで実現した師弟コラボの一品。たっぷりの食材を使ったスープも具が、心とお腹を満たしてくれること間違いありません。
女子が、ラーメンをもっと味わって、語って、楽しむために
開幕と同時にたくさんのお客さんが来場。若い女性同士はもちろん、ベビーカーを押しているママ同士、年配のマダムたち、カップル。そして男性一人での来場も目立ちました。
--なぜラーメン×女子というイベントを思いついたのでしょうか?
森本さん:「ラーメンってやはり男性のイメージが強いと思いますが、女子も好きですよね。でも、一人では行きにくいという声が多い中で、こういったラーメン女子博みたいなイベントをつくることによって、もっと女性一人でも食べやすい環境が整ったりだとか、イベントで慣れることでラーメン屋さんに一人でも行ける女子が増えるといいなあと」
--ちなみに、女子と男子ではラーメンを選ぶポイントって違ったりするもの?
森本さん:「人それぞれの好みがあるので、基本的には選ぶポイントは誰しも異なると思うのが大前提とは思っています。ただ男性は、自分のお気に入りのところに行きがちではないかしら。何度も行ったり、ここに行くと決めたらとにかく遠くても遠慮なく行く。女子は行きたいと思ったら、買い物のついでとか、駅の近くとかで、好きなジャンルで選ぶのではないかと思います」
--確かに。女子の方が現実的な感じがしますね!では、女子が一人でラーメンを食べに行くときに気をつけるべきことは?
森本さん:「ヒールで行かない!スニーカーで行く!やっぱりラーメン屋さんはすべりやすいので。おしゃれとは言いつつも、靴は気を付けたほうがいいと思います。あとは、髪の毛の長い人は、ヘアゴムは持ってた方がいいと思いますよ」
--では、最後に女子なら一番気になることを質問です!ラーメンを食べても太らないために、今すぐできるコツありますか?
「あくまで私のルールなだけですが、1)ラーメンを食べる前に野菜ジュースを飲む(血糖値が上がるのを防ぐため) 2)食べる時間をお昼から夕方にする(〆のラーメンは食べない)3) スープは4口までと決める(飲み切らないという事が大事なのかなと思っています)4)ストレッチや運動もする。あとは「禁ラー」と言って、ラーメンを禁止する日も作る時もあります」
なるほど!年間600杯食べても、この素晴らしいプロポーションなのは、ちょっとした意識と努力があったのですね。美味しさと美しさ、両立させて、女子もラーメン道極めて行きましょう!
この3連休、絶対駆けつけたい!ラーメン女子博’17 -Ramen Girls Festival -
■日時 2017年3月16日(木)〜3月20日(月・祝)11:00〜21:00(L.O20:30)*最終日のみ20:00終了(L.O19:30)
■場所 横浜赤レンガ倉庫 イベント広場 神奈川県横浜市中区新港1-1
■入場料:無料
■飲食券:ラーメン1杯900円