※はじめにお伝えしておきます。2月14日のバレンタインデー。3月14日のホワイトデー。今年、この2つのイベントが楽しかった方はこの記事を読まないでください。
2つのラブイベントをぐっと耐え忍んだ心強き皆さま。たいへんお待たせしました。4月14日は、バレンタインデーやホワイトデーで良い思いができなかった、独り身たちだけに許された「ブラックデー」というイベントがあるんです!
ブラックデーとは?
バレンタインデーやホワイトデーで贈り物を受け取れなかった者、恋人ができなかった者同士(ソロ部隊、朝: 솔로부대)が黒い服を着て、チャジャンミョン(韓国風炸醤麺)やコーヒー(ブラック)など、見た目が黒い飲食物を食べる日、とされている。恋人がいない者同士が一目瞭然となるため、この日がきっかけで結ばれるカップルが発生することも多い。
(引用元:Wikipedia)
これは期待大!季節は春!きっといい出会いがあるに違いない!ということで、グルメサイトらしく、絶品の「チャジャンミョン」を探して、実際にブラックデーを体験してみました。
Retty TOP USERのKae Sudaさんもおすすめ、本場チャジャンミョンの名店へ
たどり着いたのは、新大久保と歌舞伎町の境に位置する「ジャジャンハウス」。1800軒以上投稿している、Retty TOP USERのKae Sudaさんもおすすめしています。
スタッフさんの韓国語が飛び交うアットホームな店内。これは本物を食べに来た…という雰囲気。
こちらも負けじと、本気の装いです。
1:黒い服を着る
つま先までオールブラック。まさにブラックデーの正装。
2:チャジャンミョンを注文
注文後に打つというこだわりだそう。タン!タン!と麺を打つ音が店内に響き、食欲と期待が膨らみます。
3:チャジャンミョンを食べる
本当に真っ黒!盛岡のジャージャー麺のルーツとも言われるこのチャジョンミョン。全部かき混ぜてから食べるんだよとご主人に促され、もっちりとした麺にしっかり甘味噌を絡ませます。
では、いただきます!
黒味噌と玉ねぎの甘みが口いっぱいに!もちもちの手打ち麺は太さが絶妙に異なり、食感も楽しめます。
付け合わせは黄色いたくわんと生たまねぎ。これに、このチャジャンミョンのベースにもなっている中国黒味噌、チュンジャンをつけて頂きます。
たくわんの酸味、生タマネギのフレッシュさは、ボリュームのあるチャジャンミョンの間に挟むととても爽やかに!
食べ進める度、チャジャンミョンの甘みがバレンタインデーのツラい思い出を優しくいたわります。
本場韓国人が好んで注文する別メニューも充実
韓国のお客様や、辛いものが好きな方が好んで注文するそう。こちらはイカやエビがゴロゴロと入って満足度高め!甘さの中に青唐辛子のスーッとした抜けるような辛さがあと引く味。
ジャジャンハウスには、他にも数多くのメニューがあり、誰かとシェアしたくなること間違い無し!
とはいえ、バレンタインデーやホワイトデーにうまく行かなかった人が、ブラックデーで急に気になる人とデートができるとは思えないので、こんな感じできっと1人または同性同士で行くことになるでしょう。(断言)
でもコリアンタウン新大久保は、他にもグルメやショッピングが充実。寂しいあなたを、美味しいグルメやショッピングが慰めてくれるはずです。チャジャンミョンのあとは、新大久保をぶらぶら散歩してみては?
- ジャジャン麺ハウス
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東京都 新宿区 歌舞伎町
韓国料理
ライター紹介
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蛯原天
- タレント・フリーアナウンサー / 八丈島うまれ、伊豆大島出身。グラビアやバラエティで活動の傍ら、2010年よりインターネットライブメディアの世界へ。出演だけでなく企業のライブ配信の企画構成から技術、広告、執筆まで一手に請け負うマルチプレイヤー。好きな食べ物は赤身肉とチョコレート。