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【マンガ肉】総重量15kgを食べ尽くす!銀座小松屋の「熟成肉と馬肉を食べる会」に潜入してきた

みなさーん! 肉はお好きですかーーーー!!!???
いや、もはや聞くまでもないかもしれません。この画像につられてタイトルをクリックしたからにはきっと肉好きなのでしょう。Retty編集部の私、田嶋(♀・20代)も大好きです。
そんな私たちにはたまらないイベントが、東京・銀座のレストランで開催されているとの情報が。
イベントへの参加資格は”肉好きな人”。これは、私にもぴったり! いったいどんなものなのか確かめるため、 小松屋 銀座店に潜入してきました。

超満席! ウワサの「熟成肉と馬肉を食べる会」ってなんだ…?

お邪魔したのは、小松屋 銀座店「第65回 熟成肉と馬肉を食べる会」

お店のオーナーが毎月開催している36名限定の予約制貸切イベントで、18:00から22:00の4時間、たっぷりお肉とお酒を楽しめます。開催が65回目ということからも、その人気っぷりが伺えますね。

そしてお店に入った瞬間、目に飛び込んでくるのがこれ!

光り輝くONIKU…!!
レモンの大きさと比べてもわかる通り、まさに超巨大な「肉の塊」。
それもそのはず、なんと一本は2kg前後(!)。熟成肉の迫力がハンパないです。
入った瞬間から肉への興奮でドキドキしちゃいます…。
ちなみに、小松屋 銀座店は”肉屋の息子”であるオーナー中村正利さんが手がける「ビステッケリア」=「ステーキを中心としたイタリアレストラン」。

中村さんは、19歳のときからイタリア料理の修行を積んできたんだとか。肉に対する愛情と料理に対する覚悟、そのどちらもが備わっていて、さらに人としてもとっても魅力的!  豪快な話しぶりとほっとする笑顔でゲストを出迎えてくれます。

そして迎えた開始時間、18:00
オーナーによる熟成肉とこの会にかけるアツい愛を込めた挨拶に、肉に対する参加者のモチベーションも上がりまくりです。
「みんなで肉を食べるぞー!」との掛け声とともに乾杯!

初対面の参加者同士なのに、すっかり打ち解けた様子。「今日は肉を食べる!!」という強い目標だけでこんなにも仲良くなれるとは…。肉の力を思い知りました。
そして次々に前菜が運ばれて来ます。
彩り野菜スティック」、「レバーペースト」、「生ハムとサラミの盛り合わせ」に「カプレーゼ」…。

あまりの美味しさに、お酒も楽しい話もぐんぐん進みます。
さあ次は、お待ちかねの馬肉! どーんとタルタルステーキでいただきます。

馬肉ならでは、そして生肉ならではのジューシーな味わいに、パワフルな噛みごたえ! それでいて玉ねぎとピクルスの酸味が効いているため、とっても爽やかに仕上がっています。

1週間分の疲れも吹き飛ばしそうなガッツが出る馬肉は、土曜日の夜にぴったり。
ん〜、至福の瞬間です。馬に感謝。

テーブルの人たちと肉の話で盛り上がっていたら、何やらシェフが大鍋を持ってテーブルまでご挨拶にきてくれました。

鍋の中には…

パスタ!!!! 大きなお鍋から漂ういい匂いに、またお腹がすいてきます。
ズッキーニ入りメカジキのラグーソースコンキリエ」は、この日のメニューで唯一、肉ではなくお魚がメインのお料理。

目の前でシェフが1人前ずつ大鍋からよそってくれます。
ラグーソースはとってもクリーミーで、メカジキとの相性も抜群。お肉だけでなく魚料理も抜群においしくてびっくり。きっと普段から、何を頼んでも美味しいんだろうな…。
そうこうしているうちに店内は大盛り上がり。
参加者が飲んでいるお酒も、ワインにビール、日本酒と思い思い。なんでもよく合うので、お酒が本当によく進みます。

大本命・肉肉肉!

キッチンから、またもやなにか大きな塊が運ばれて来ました。

シェフが嬉しそうに持って来たのは、今日のメイン料理のひとつ、「アグー豚ロースのフィレンツェ風ロースト」。

千葉で大切に育てている、ほぼ純血のアグー豚だそうです。オーナーいわく「東京で食べられるのはウチくらいだろうね」とのこと。
これがスライスされてサーブされると、

断面は、うっとりするような桜色。味付けはにんにく、ローズマリー、塩こしょうのみで、素材のおいしさを存分にいかしています。
じっくりローストされたお肉は、口に含むと旨味がぎゅっと詰まっているのがわかります。
ボリューミーなのにくどくない、アグー豚の魅力を心ゆくまで味わいました…。
そんなアグー豚にうっとりしていると、なんとここでキッチンの方で動きが。
慌てて向かってみると

あっ肉が燃えてる…!!!
そういえばついさっき、

<みなさんのお肉、大事にお預かりしまーす
って、満面の笑みで言われたんでした。
ちなみにこのお肉は骨つきリブロースという部位。通称「トマホーク」。ネイティブアメリカンの手斧と形が似ていることに由来し、1本の重さはなんと2kg前後もあるんだとか。確かに、あの肉で殴られたら勝てる気がしません。

炎に包まれている姿も圧巻。まるで「ギャートルズ」の世界観です。
早く食べたいなー、と思っていたらおもむろに店内の照明が暗くなりました。
でもまだお肉は焼いているし…。「誰かの誕生日でも祝うのかな?」なんて思っていたら、別の料理が運ばれて来ました。
みんなの注目が集まる中、ものものしく開けられると…

モクモク……スモークのいい匂いがする……………

サルシッチャのグリルローズマリー瞬間スモーク」!
何かの必殺技のような名前ですが、実際、燻製の香りにすっかり悩殺されてしまいました…。
ナイフを入れると、じゅわっとアグー豚の肉汁がお皿に滲みでてきます。なんでもアグー豚は、真冬でも脂が固まらないんだとか。味も、ローズマリーの香りも、肉の旨味を引き立てます。
ひとり1本を豪快に食べ終え、もうお腹いっぱい…となったところで、ようやく真打の登場です。

こちらはさっき焼かれていたトマホーク!
小松屋風タリアータ」へと変身を遂げ、テーブルの上に来てくれました。
待ちに待った熟成肉、口のなかでかみしめると旨味がぎゅっっっと溢れ出てきます。
は〜、これが熟成肉か〜〜〜!
いわゆる「とろけるようなお肉」とは違い、赤身がメインでしっかりとした噛みごたえ
でも、だからこそ味も香りもぐっと濃く、お肉本来の味を堪能することができます。

オリーブオイルをかけるのもまた最高! イタリア料理を心ゆくまで楽しむことができました。
食後にはティラミスエスプレッソで、優雅に余韻を味わいました。

感動のフィナーレ! 大団円に湧く店内

気づいたら夜も更けて21:30。「宴もたけなわですが…」と挨拶が始まりました。
印象的だったのは、最後にスタッフ紹介があったこと。みなさんやりきった笑顔が印象的で、すっかりお名前も覚えてしまいました。
小松屋のみなさんは本当におもてなしが素敵で、たった一晩で大ファンに。ただ美味しいだけでなく、「このお店にまた来たい!」と思わせるようなサービスが人気の秘密なのだとわかりました。
そして、お肉15kgの完食をみんなで祝い、最後は一本締め!

お店の方々の温かい笑顔が本当に素敵です。

また、締めのあとも、お店の方を交えて楽しいお酒の席は続きます。
食後のグラッパを飲みながら、「肉好きに悪い人はいない!」と語るオーナーはとても楽しそうでついつい遅くまで話が弾んでしまいました。

お店の外では今日知り合った人どうしのアツい握手も!

お肉を介して、新たなつながりが生まれる「熟成肉と馬肉を食べる会」。1ヶ月以上先の予約も半分ほどは埋まってしまっているそう。

おひとりさまでも気兼ねなく参加できるので、この温かくアツい肉の祭典にぜひ参加してみて!

【お店情報】

《熟成肉と馬肉を食べる会》
場所: 小松屋 銀座店
〒104-0061 東京都中央区銀座6-12-2 東京銀座ビルディング1F
電話番号 03-6280-6167
日時:7/15(土)、8/19(土)、9/16(土) 18:00から(開催日時は変更になる場合があります。)
会費: お一人様6000円(税込)
定員: 36名様

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