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駅ナカでひとときの鉄道グルメ旅。食堂車メニューが味わえる「神田鐵道倶楽部」で懐かしさに胸が震える

本日はRettyグルメニュース号にご乗車いただき、ありがとうございます! 
JR神田駅北口改札外にオープンし、Rettyでも人気急上昇中の「神田鐵道倶楽部」より、ひとときの鉄道グルメ旅をお送りいたします。

どなたさまも子供の頃、電車に乗るとすぐに窓外の景色を眺めようと、逆向きに座って怒られた経験があるのではないでしょうか。
そんな鉄道のワクワクする気持ちを存分に思い出せるよう、ガタンゴトンと文章を綴ってまいりましょう!

まるで列車の旅気分を楽しめる臨場感溢れるインテリア

鉄道調度品が所狭しと飾られており、旅情気分を盛り上げてくれる店内は、列車の旅の臨場感たっぷり。

店頭には昭和44年の時刻表のディスプレイが。
コーヒーマークはビュッフェ型の食堂車という意味だそう 

スマホや携帯もなかった頃は、分厚い時刻表を熟読し、最高の旅にしようと計画を練ったものでした。
当時はまだ敷居の高かった食堂車で、実際に提供されていたお料理の味わいが再現され、こちらのお店で気軽に楽しめるんです。

威勢のよい掛け声とともに、グルメ旅のスタートです!

なんだか真剣な表情の店員さんが、目の前にやってきました。

お通しの皿を置くと手を上げて「出発〜! お新香〜!!」と威勢のよい掛け声を発し、小ぶりな店内に響き渡りました。
いったい何事かと思いきや、今回訪れた時間帯はランチが終わったあとのBARタイム。
お通しの「お新香」を出す際の演出なのだそう。

このお通しは、横川駅の「峠の釜めし」についている香の物。

食べごたえバツグンのベロネーゼ」は、当時の贅沢メニュー!

今回注文したのは「昔懐かしベロネーズ」。
パスタの上にカツがトッピングされていて、とっても食べごたえがありそう。
今は引退してしまった北斗星の食堂車「グランシャリオ」で、実際に使われていた貴重な皿が使われているんです!

では試食してみます…。
「うんうん、これが当時の味なんだな!」と、タイムスリップしたかのような気分に。

「当時のレシピは残されていなかったのですが、あの頃の味をよく知っている当社の先輩たちに聞きながら、味を再現しました」とは、料理担当の嵜本正輝さん。

「当時の食堂車はいそがしくて時間がなかったため、もっと薄いカツを使用していたそうです(嵜本さん)」。サクッとした食感の衣と肉厚な豚ロース肉のほどよい酸味が、食欲を刺激します。

下に盛られているミートソースパスタも、ご飯のようにどんどん進みますよ。
なるほど、特別な旅だからこそ、当時の乗客が思い切って注文したメニューは、旅気分を盛り上げてくれる豪華さに仕上げられていました。

「大根三代サラダ」「ハムカツ」も大満足な存在感!

おつまみメニューの「大根三代サラダ」は、たくあんやかいわれのシャキシャキ食感と、マヨのさっぱり味が旨い。

「約2cmなので、食べごたえバツグンです! (嵜本さん)」という「ハムカツ」は、箸でつかむのも力がいるほどのボリューム。
どっしりとした肉感は、さすがの一言! 
「旅行だからいいよね」と自分に言い聞かせながら、いつもよりも大らかな気分で食事を楽しめます。

この店でしか注文できない「鯵の押寿し」が酒に合う!

このお店はBARというよりも、賑やかなバルのように、楽しい会話とお酒が楽しめる気軽な雰囲気。
昔話を酒の肴にしながら、ご当地の味も楽しめるんです。

中でもオススメは、このお店でしか注文できない大船軒の「鯵の押寿し(3貫)」。
これがまた、おつまみにちょうどいい量! 
純米酒やビールだけでなく、列車をイメージしたオリジナルカクテルも趣向が凝らされています。

こちらの「新青森駅〜はやぶさ〜」は、青森を連想するリンゴの味わいが特徴で、美しい色合いは「常磐グリーン」といったこだわりぶり!

ほろ酔いで本物の「鉄道調度品」に囲まれて、幸福感に包まれて…

食事をしながら店内の電車グッズを眺めるといった楽しみも。
荷物をのせる網棚も本物を使用し、電車の座席に使われているモケットが貼られたイスは特注品!

座席番号も列車に使われていたものを使用
列車マニアならずとも、レトロな雰囲気に胸がときめくこと間違いなし。

心をくすぐる細やかな配慮の数々!

この日はグループのお客さまが乗り合わせていました。
すると、行き先表示の「サボ」と呼ばれるものがクルクルと回転し、団体専用車両に早変わり!

こんな細やかな配慮が、マニアをもうならせる店に仕立てているのですね。

「Suica割り」で夏休みのオトクな楽しみ方も◎

かつて鉄道少年として目を輝かせていた人も、今では一家の大黒柱になっている人も多いハズ。
ひとりこっそりと隠れ家に訪れるように、お酒をしみじみと嗜むもよし。
友人やお子さんを連れ添って、当時の思い出話を聞かせるもよし。

週替りで品目が変わる。この日は水戸と小田原と大船の駅弁が販売されていた
駅弁はフリーズドライの味噌汁(200円)を購入すれば、店内で食べられます。
レジも車内販売で実際に使われているハンディ端末で精算するというこだわりぶり。

Suicaで支払えば割引になるサービスもあり、店を出るまで列車の演出を堪能できるんです! 
そんな旅情をかきたてられる「神田鐵道倶楽部」は、本日も皆様の乗車を心待ちにしています。

■神田鐵道倶楽部
【住所】東京都千代田区鍛冶町2-13-1 JR神田駅北口改札外
【電話番号】03-5256-2660
【営業時間】11:00~22:30 (LO)22:00
【定休日】 土、日、祝日
     ※年末年始等は定休日・営業時間が異なる場合がございます

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