ライター紹介
こんにちは。「三度の飯より肉が好き」な大肉喰らいのニックです。
もう肉が好きすぎて、食べ過ぎて、そんじょそこらの肉では驚きません。特に焼肉で驚くことなんて! と思っていたんですが、今回ご紹介する「焼肉ケニヤ」は、今まで出会ったことのない肉ばかり。
これは肉好きの同志たちに教えたい! ということで、さっそくご紹介します。
焼肉×スパイスで、コクのある奥深い味わいに!
まずは「焼きユッケ (数量限定)」を注文しつつ、メニューに目を通します。
1杯目は「ケニアビール」にしてみました。
タン塩やロース、カルビなど、普通の肉もありますが、私の目を引いたのが「仔羊モモ肉 チュニジアスパイス」と「ミックス特製スパイスホルモン」。
まずは仔羊。「中東スパイス」と呼ばれる、香辛料の入ったスパイスと、ピリッと辛いスパイスの2種類が付いてきます。
両面よく焼いて、お好みのスパイスをかけて食べます。羊特有の臭みは全然なく、柔らかく食べやすい。
焼く前からスパイスに漬け込まれているので、そのまま食べても美味しい!
続いて、ホルモン。レバー、ハツ、ミノ、シマチョウ、リードヴォー、ミノサンドの6種類。
レバーはぷりっぷり!スパイスに漬け込む際に入れる香草も一緒に焼いちゃいます。
特に、ミノサンドを噛んだときの弾力と、噛めば噛むほど味がしみ出てくる感じがたまりません! この「ミックス特製スパイスホルモン」は、かなりオススメです。
巨大な特カルビとマスタードは相性バツグン
続いて、今日のメインとも言える「特カルビ」。今回は3人だったので、200gをオーダー。
ステーキ屋? と思っちゃうくらいの巨大な肉!
こちらは店員さんが焼いてくれました。こんがり焼き上がったところで、焼台の上でそのまま切り分けてもらいます。
スパイスに漬け込んだ肉ばかりなので不要でしたが、テーブルにはタレもあります。
ちなみに、写真手前に写っているのが箸です。ケニヤにちなんで、ゼブラ柄(笑)。
「特カルビ」には、3種類の特製マスタードが付いてきます。
写真右上から時計回りに、普通のマスタード、ワインを作るときに出るブドウの搾りかすとマスタードをあえたもの、粒マスタード。
焼肉にマスタード? と思われるかもしれませんが、非常によく合うんです。
粒マスタードはぷちぷちとした食感も楽しめますし、ブドウの搾りかすを使ったマスタードは肉の脂とよくマッチして、コクが出ますよ!
「タレ+マスタード」を組み合わせても美味しくて、1つの肉で何種類もの味が楽しめます。
珍しいメニューに心惹かれる
箸休めに「デトックスサラダ」をオーダー。
パクチーどっさりと、クレソン、大葉、ミョウガが入っています。ドレッシングにもスパイスが効いていて、たしかにデトックスできそうな感じ!
普通の肉も食べようかなと思いつつ、やっぱり気になる名前のメニューに心惹かれる私。
まずは「豚トロ サルサヴェルデ」。
サルサヴェルデとは、イタリアンでよく使われるパセリを使ったソースですが、焼肉ケニヤではキュウリなどを使っており、食感は山形のだしっぽい感じ。
脂の多い豚トロに乗せて食べるとサッパリした味わいになります。
続いて「ホロホロ鶏のぶつ切り」。
ホロホロ鶏を食べるのは初めてだったんですが、噛むとジワジワと肉汁が出てきて、普通の鶏肉とは全然違う味&食感でした!
シメは辛ウマ!な炭水化物メニュー
他にも、フムスやガスパチョなど、焼肉店では見かけないようなメニューも気になりましたが、そろそろお腹もいっぱいになってきたので、シメの料理へ。
といっても、2種類だけなので両方ともオーダーしました。
「南インドのおふくろの味カレー」と「麻婆麺」です。
カレーは具にしっかりとスパイスがしみ込んでいて、辛いけど美味しい! パクチーはお好みで。
麻婆麺は、一見するとボロネーゼパスタのようですが、ピリッと辛くて汗が吹き出します。
店員さんに伺ったところ、普通の韓国焼肉屋をやっても、既存のお店に敵わないと思ったので、タレではなくスパイスで勝負しようと思ったとのこと。
「焼肉ケニヤ」という店名は、オーナー曰く「天から降ってきた」そうです(笑)。
今回は肉中心にご紹介しましたが、シャンパンやワインも充実しています。お店の人たちは非常にフレンドリー! 居心地が良すぎて、気づいたら4時間も経っていてビックリしましたよ!
今回食べられなかったメニューがまだまだあるので、ぜひまた訪問したいと思います。
1Fでは立ち飲み・立ち焼肉ができるので、1人焼肉を楽しむのにもオススメです! これからの暑い夏に「スパイス×焼肉」なんて最高ですね!
- 焼肉 ケニヤ
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東京都 世田谷区 三宿
焼肉