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韓国No.1トッポギ店「ヨプトッポッキ」が日本初上陸!NEW激辛スポットが新大久保に

ライター紹介

奥野大児
奥野大児
ブロガー・フリーライター。250人ほどが集まる日本最大級のブロガーイベント「ブロガーズフェスティバル」の実行委員長。ライティングはIoTやクラウドサービスの関連記事から食レポ・階段まで様々。趣味は愛好歴35年にもなる将棋でアマ三段。特技は初めていった居酒屋さんで常連のような扱いを受けること。

韓国で大人気のトッポッキ(トッポギ)店が2017年5月、東京・新大久保にできたと聞いて、カプサイシンを摂取するために訪れました。お店のFacebookページによると、「韓国NO.1ブランドトッポッキ」らしく、期待が高まります。

地元・韓国の人でも辛い!! と言うトッポッキ専門店「ヨプトッポッキ」の日本一号店はどのようなものでしょうか?

JR山手線・新大久保駅からほど近く。アイドルショップの2階にお店があります。

外装も内装もポップで、店内のディスプレイにはK-POPの映像が流れています。
筆者が入店する前も後も、客層はほぼ10代〜30代の女性でした。40代半ばの筆者はちょっと場違いな雰囲気もありましたが、今日はトッポッキを食べにきたのです。雰囲気は関係ありません。

最高ランクの辛味を店員に制止される

トッポッキのセットは、すべてが3~4人前。1人用のボリュームのメニューはありませんでした。「残したら持ち帰ることもできますよ」と店員さん。

ヨプトッポッキ(トッポッキ、おでん、ミニソーセージ、チーズが入っているプレミアムトッポッキ)、ミニおにぎり、ケランチム、たくあん、乳酸菌飲料がセットになっている「おすすめセット(3,200円)」を注文しました。

辛さは4段階あり、下から
・あま辛(辛さレベル1)
・うま辛(辛さレベル2)
・ぴり辛(辛さレベル3)
・げき辛(辛さレベル5)
とあります。

「げき辛ください」と言ったところ、スタッフの方から本当に辛いからやめてくださいとまさかの制止。
地元でもうま辛を選んで「辛すぎる」とおっしゃる人が多いんですよ、と強い制止を食らってしまいました。しぶしぶ、2番目の「ぴり辛」を注文。「それでも本当に辛いですよ」と言いながら注文を受けてくれました。

後から入ってきた韓国人と思われるお客さんは、あま辛かうま辛を頼んでいました。

前菜はとにかく大きい

 最初に出てきたのは、やたらと大きいたくあん。

次に出てきたのが、ケランチム。ケランチムは韓国の蒸し卵料理で、茶碗蒸しのような料理です。

具は葱とゴマというシンプルな構成でしたが卵はふわふわで、夏バテの時、食欲のないときに良さそうです。

次に出てきたのが、ミニおにぎり。

ミニおにぎりは、細かく刻んだ味付け海苔でご飯をくるんだもの。ご飯自体に味はついていませんがふっくら柔らかく、そのまま食べても美味しいミニおにぎりです。

トッポッキの汁に浸けて食べると美味しいですよ、というスタッフのおすすめをいただいたので、いくらか残しておくのがいいでしょう。

大きな器に入ったトッポッキは辛旨い

 いよいよ名物「ヨプトッポッキ」の登場です。

3~4人分ということでしたので少量とは思いませんでしたが、洗面器か!とツッコミたくなるほどの大きな器にびっくり。

間違いなく3人以上で食べるボリュームです。個人個人で辛さを選ぶことができないので、辛いものの好みが違う人と来店する場合には、辛さの選択に気をつけてください。

トッポッキとおでんが混在しており、いかにも唐辛子料理といった感じの、オレンジと朱が混ざったような色合いをしていますね。

チーズがかかっており、揚げ餃子も入っています。見ようによってはトマトベースのスープのように感じられなくもありませんが、現実はトッポッキ。スープを口に含んでみます。

一口目、第一印象はそれほど辛いとも思いませんでしたが、2口、3口と食べ進めていくにつれて口の中が熱くなってきました。

あ、辛いかも。韓国料理特有の唐辛子の辛さが口内にどんどん広がっていきます。

うん、辛いです。唐辛子が外連味なく真っ向勝負を挑んでくるような、カーッとなる辛味。そして喉を通るときには、コチュジャンのほのかな香りも広がります。

トッポッキは、汁につけるような調理をしても溶けない餅です。モチモチとした歯ざわりも美味しく、糖質特有の噛んでからの甘さはコチュジャンの甘みとマッチし、辛味に良いアクセントを与えてくれました。

ミニおにぎりをトッポッキの汁につけて食べてみると、味付け海苔のほのかな甘さと唐辛子の辛さも良く合います。ごはんとトッポッキの汁の組み合わせだけでも、試してみる価値がありますよ。

あとから入店した韓国の女性と日本の男性と思しきペア。メニューを見ながら女性が男性に、下から二番目の辛さについて「死ぬほど辛いよ」と説明しています。なるほど、韓国の方の感覚がこのくらいなのか! とびっくりしました。

というのも、私が食べている上から2番目の「ぴり辛」、辛いし口の中は熱くなるものの、決して手に負えない辛さではなかったからです。

辛さは種類も人の感じ方もそれぞれなため、直接同じ辛味というもので比較することがとても難しいものです。首都圏の店ですが、蒙古タンメン中本の北極を食べているくらいの感じといえばいいでしょうか。料理の旨味と辛さが両立してるバランスが良かったのです。

個人的には美味しさの感じられない、耐えられるかどうかという観点だけの辛さは好きではないため、ぴり辛でちょうどいいとも思いますが、辛さにチャレンジしたい! というときにはげき辛を頼んでみようかなあ、そう思うところもありました。

もっともこのトッポッキは3人前程度のボリュームがあります。辛味好きが揃わないと辛いメニューは頼みにくいですね。

夏の新メニュー・かき氷はトッポッキ後のデザートにぴったり

口の中が熱々になったところで、この夏の新メニュー・きなこかき氷1,100円(税抜)をいただきました。

ミルクを凍らせて作ったサラサラの氷にきなこがかかり、求肥(ぎゅうひ)とナッツをスライスしたものが乗っています。

甘みに使われているのはコンデンスミルク。トッポッキの辛さは口の中と胃に残りますが、コースに含まれている乳酸菌飲料とかき氷でクールダウンさせるのがいいですね。

唐辛子の辛味が好きなら一度は行くべき

麺が入るメニューもあったり、トッポッキだけでなく韓国の唐辛子の辛味を楽しめるお店です。辛味だけでなく食べ物そのものの味もおいしく、唐辛子の辛さ耐性に合わせて食べてみることをお勧めします。

本文でも書きました通り、一つの辛さで3人分くらいの分量で出てきます。ぴり辛・げき辛は辛味の耐性が普通の人には厳しい辛さだと思われます。それを注文したいのであれば、同行するメンバーの辛さレベルを合わせて訪問するようにしてください。

ヨプトッポッキ日本本店
住 所
東京都新宿区百人町2-3-25 ソウリツビル2階
電 話
03-6278-9777
営業時間
11:00~23:00(L.O 22:00)
定休日
年中無休
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