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銀座ウエストの工場に潜入!創業から70年間、王道シュークリームを作り続けるこだわりとは?

ふっくらとふくらんだシュー皮に、カスタードクリームがたっぷりと詰め込まれた昔ながらのシュークリーム。

シュー皮がふくらむところやクリームを入れるところを見てみたい!ということで、昭和22年創業の老舗洋菓子店、銀座ウエストの青山工場に潜入してきました!

「こだわりがないのがこだわりです」と責任者の小俣さんは語ります。

素材の良さを最大限に活かすため、特別なものを加えない基本に忠実な作り方で、創業当時から引き継がれてきた”銀座ウエストの味”を守っているのだそう。その歴史は今年でなんと70年になるんだとか!

確かに銀座ウエストのシュークリームは、柔らかなシュー皮にしっとりと甘いカスタードクリームが入った、昔ながらの優しいシュークリームです。

昔からの味を守るということは容易なことではないのです、とシュー皮作りを見せてくださった製造担当の方が話してくださいました。

卵や小麦粉などの食材の状態は時期や気候によって変化し、窯の中でも上と下では微妙に熱の当たり方が変わります。そうした様々な影響を受ける中で、常にお客さんが満足する”銀座ウエストの味と形”を守るのは、この工場に勤めて20年以上になるパティシエの方でも難しいのだそう。

目の前で焼き上がったシュー皮の内、3割くらいはサイズや形が合わず廃棄してしまうのだとか。私も見せていただきましたが、素人目では使えるものと使えないものの差はほとんど分かりませんでした。
それだけシビアに選別を行って、質の高いものだけを提供しようとしているからこそ、昔から今までずっと愛され続けているのだな、と確信。

そして、伝統に甘んじることなく、昔ながらの味を引き継ぐための”覚悟”を感じました。

製造工程を見せていただいたあとは、実際にこちらのシュークリームをいただける銀座本店の方にお邪魔しました。

先ほどまで工場で見ていたシュークリームが目の前に……。ナイフとフォークで召し上がっていただくのがオススメということで、早速二つに切り分けてみると、中からはとろりとしたカスタードクリームが!

一般的なシュークリームと比べ、かなり大きなサイズのシュー皮の中に、クリームがみっちりと詰まっています。これはまるまる一個食べたらけっこう重そう……と思いきや。

しっとりとしたクリームは甘さが控えめで、ペロッと一個食べられちゃいました!

創業当時から変わらない大きなサイズのシュークリームを、最後までおいしく食べられるよう、クリームをあっさりめに仕上げているのだそう。

シュー皮は外側がさっくり、内側がしっとりとしていて、もったりと柔らかなクリームを優しく丁寧に包み込んでいます。
伝統を受け継いで真摯に、実直に作り続けていることが、シュークリーム一つでしっかりと伝わってきました。

支配人の野原肇(のはら はじめ)さんにもお話を伺いました。

「銀座本店のティールームでは、落ち着ける空間をお客様に提供しております。銀座に遊びに来られた際などにお立ち寄りいただければと思います。
シュークリームは定番の商品で、大変人気ですので、手土産などにもとても喜ばれると思いますよ」とのこと。

一人でゆっくりするのにもちょうど良さそうな、落ち着いた雰囲気の店内なので、どんな方でも入りやすそうです。

優しい甘さに包まれて、気持ちまでとろ〜りとすること間違いなしの銀座ウエストのシュークリーム。
銀座本店の他に、青山店、横浜店もあるので、近くにお越しの際はぜひご賞味ください!

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