東京、渋谷。若者で賑わうイメージの渋谷ですが、東口は現在再開発の真っ只中。街がどんどん生まれ変わろうとしています。そんな渋谷駅東口の宮益坂に、不思議な看板をかかげる一軒の店があるそう。
その店とは「東京壱番グリル」。一体どんな不思議な看板があるのか、どんな店なのか訪れてみました。
渋谷駅から「東京壱番グリル」へLet's Go!
JR、東京メトロ、東急線など数多くの路線が乗り入れている上、現在東口を中心に再開発の真っ只中の渋谷。工事中の渋谷駅は迷路のようでわかりにくいとの声も多いため、東京壱番グリルまでのルートを詳しくご案内しましょう!
JRを利用する場合は、ハチ公改札が最寄りです。ハチ公改札口出たら、左へ。
工事中の通路を抜けて。
まさに、東口の再開発の工事現場が見えます。その横を、まっすぐ進んで。
「宮益坂下」の信号を渡りましょう。
東京メトロと東横線を利用するは場合は12番出口を目指して。12番出口を上がると、宮益坂下の信号の下に出ます。
りそな銀行の脇のゆるい坂道(宮益坂)を上がりましょう。
1〜2分まっすぐ進むと右側に気になる看板が。「◯が◯したハンバーグ」?これが噂の不思議な看板のようです。
今回目当ての不思議な看板をかかげる店、「東京壱番グリル」はこのauショップの入るビルの地下にあります。JRハチ公改札を出てから5分ほどで到着しました。
いよいよ東京壱番グリルの店内へ
どんなお店なのかドキドキしながら階段を下ります。
店内はシックで落ち着いた内装。およそ30席あります。
元気で明るいスタッフの檜垣さんと久保さんが、笑顔で迎えてくれました!
店内は、美味しいハンバーグのいい香りが充満しています。「◯が◯したハンバーグ」の謎を解明しようと張り切っていましたが、香りの誘惑に負けて、まずはお腹を満たすことに。
メニューを見てみると、悩ましいくらいの品数が多い。ハンバーグだけではなく、ステーキもあります。ハンバーグやステーキの大きさやソースも好みでカスタマイズできるようです。では、まずは東京壱番グリルで人気のメニューをいくつかご紹介しましょう!
豪快にそそがれるスパークリングワインに思わず歓喜の声
ハンバーグが焼きあがる前にまずは乾杯したい人におすすめなスパークリングワイン。その名も「こぼれスパークリングワイン」。
深めのお皿の上にワイングラスが置かれるという、なかなか見ない絵面。目の前でスパークリングワインの栓を抜き、グラスに注いでくれます。
「え、もうグラスからこぼれてますよ?」下に置かれたお皿の中にまでスパークリングワインがたっぷり。「まだ注ぐの?」と心配になる程、注いでいただきました。なるほど、「こぼれ」のネーミングはここからきてたんですね。
升にグラスが入った状態で提供される日本酒の「もっきり」の要領で、グラスのワインが減ってきたら、お皿に溜まったワインを注ぎます。スパークリングワインをたっぷり飲めるなんてなんとも贅沢な気分です。
栄養バランスもバッチリ!サラダ一番人気の「コブサラダ」
コブサラダとは、様々な食材を取り合わせ、食べやすい大きさに切って彩り良く並べたボリュームのさるサラダのこと。ハリウッドのレストランのシェフ、ボブ・コブさんが考案したことから「コブサラダ」と命名されたのだそう。
コブサラダはドレッシングをかけたら、豪快に混ぜていただきます。東京壱番グリルのコブサラダはベーコンやゆで卵などのたんぱく質が入っておりボリューム満点。ハンバーグやステーキと一緒に食べれば、栄養バランスもバッチリですね。
いよいよ本命の「とろけるハンバーグ」の登場!
主役のハンバーグは一番人気の「とろけるハンバーグ」をオーダー。「とろけるって一体どんなハンバーグなんだろう?」と楽しみに待っていると、いい香りとジュージュー美味しそうな音を立てながら目の前にハンバーグが運ばれてきました。
ハンバーグにマッシュポテトとソースが添えられています。
ナイフを入れると驚くほど柔らかい!そして断面はレア!綺麗なピンクをしています。
つなぎをほとんど使わず、国産牛肉100%のハンバーグを鉄板についている「焼石」を使って、自分好みの焼き加減にすることができます。食べている間に焼石が冷めてしまったら、熱々の物と交換してくれるというきめ細かいサービスも。
色が変わるまで焼いて、いただきます!写真ではわかりにくいですが、肉汁がしたたっています。とろけるハンバーグってどういうこと?とちょっと疑っていた私。本当にごめんなさい。なるほど、口に入れた瞬間ふわふわとろとろのハンバーグ。最近では粗挽きの肉感のあるハンバーグが多い中、これは珍しい!
ソースもガーリック、オニオン、ポン酢など6種類から選べますが、今回はお店特製のデミグラスソースをお願いしました。ソースをかけると、デミグラスソースのコクとまろやかさで、とろけ具合が増したような気がします。
とろける美味しさの秘密は半端ない努力の賜物だった!
どうしてとろけるのか、その秘密をマネージャーの武田さんにお話を伺ってみました。
武田さんによると、今のハンバーグパティのベストなものにたどり着くまで、肉の配合やこね具合に試行錯誤しながら、517日かかったのだそう。
ハンバーグに使う肉は九州の肉卸問屋から直接仕入れたものを使い、その肉で挽いた肉は機械を使わず、手で83回こねる。衛生管理がしっかりなされた工場で、計算し尽くされたベストな状態で作られたハンバーグパティは、−50℃の瞬間冷凍で旨味を逃がさないような状態でお店に運ばれてきます。
そして、驚くのはその価格の安さ。150gの国産の牛肉100%の手ごねハンバーグが850円で食べられるとは、若者の多い街だけに嬉しい限りです。その安さには「若い世代でもお腹いっぱい美味しいハンバーグを食べてもらいたい」との思いがあるのだそう。美味しく低価格の裏には涙ぐましい企業努力があるのですね。
夢のコラボ?欲望のまま肉にかぶりつきたい人は「魅惑のコンボステーキ」で決まり!
実は、東京壱番グリルは元々はハンバーグのみを扱う専門店で、その時の店名が「○が○したハンバーグ」だったのだとか。その後、1年半前にステーキも扱うようになり、「東京壱番グリル」という店名に変更はしたものの、インパクトのある「○が○したハンバーグ」の店があまりにも知られていたため、看板はそのまま残しているのだそう。
そのネーミングには現在では特に深い意味は無いそうで「お客さんがハンバーグを食べて、大喜利感覚で○に言葉を当てはめて楽しんでいただいてます」と武田さん。
では、私もここでひとつ。
「企業努力が生み出したハンバーグ」
どうでしょう!開発秘話を聞かずに食べたらきっと「美味しい」「柔らかい」など入れたかったところですが、あの話を聞いたらこれしかない!と思ったのでした。
話が脱線しましたが、せっかくステーキも味わえるお店なので、ステーキメニューもご紹介。ステーキもハンバーグもどちらも食べたい人の夢を叶えるメニューがこちら。
こちらもレアに焼き上げられているので、焼石を使って好みの焼き加減にしていただきます。脂身と赤身のバランスの良い肉質でしつこくないので、この大きさでもいけそう!
29(ニク)の日は更にお得!食べ放題にチャレンジしてみない?
最後に気になる張り紙を発見!毎月29日はサーロインステーキとハンバーグが90分間食べ放題で2,900円なんです!魅惑のコンボステーキ450gで2,750円なので、それ以上食べる自信のある人には超お得情報です!肉ラーのみなさん、ぜひチャレンジしてみませんか?
平日のランチタイムはハンバーグやステーキを注文すれば、サラダとライスがつきます。
東京壱番グリルは、ランチとディナーの間の時間も通しで営業しているので、お昼の時間が遅くなってしまった日などの利用も便利。私が訪れた15時台にもステーキやハンバーグを食べる人で賑わっていました。
その他、おつまみにもなるサイドメニューも充実しているため、お酒を飲みながらゆっくり楽しむのもおすすめですよ。東京壱番グリルで、思う存分肉を味わってみませんか。
- 東京壱番グリル
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- 住 所
- 東京都渋谷区渋谷2-19-17 第106東京ビル B1F
- 電 話
- 050-5304-3029
- 営業時間
- 11:30〜23:00 (LO22:15)
- 定休日
- 不定休
- 東京壱番グリル
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東京都 渋谷区 渋谷
ハンバーグ