コーヒーって身近にあって、好きでもあるけれど、本当の奥深さがいまいちわからない…
そんな人が多いのでは?
そこで、もっとコーヒーを好きになりたい、自分にぴったりの味を見つけたいという人に向けて、Retty TOP USERのKaya Takatsunaさんがコーヒーについて紹介してくれました。
ライター紹介
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Kaya Takatsuna
- Retty TOP USER。美味しいコーヒーがあるだけで幸せな人。コーヒー好きすぎて、コーヒーの味を評価する国際資格”Qグレーダー”まで取得してしまいました。地元で川越コーヒーフェスティバルを主催してます(^^) アイスクリーム、あんこ、チョコレートも中毒レベル。
コーヒーはお好きですか? また、貴方にとっての「コーヒー」は、どんな味でしょうか。
コーヒーは世界の多くの国で栽培され、品種・育った環境・作った人は産地によって異なります。また、焙煎の具合や、コーヒーの淹れ方によっても味が変化するものです。
知れば知るほど奥が深いコーヒーの世界。
10月1日のコーヒーの日をきっかけに、良いコーヒーを知るためのポイントを知って、美味しいコーヒーに出会うチャンスを増やしましょう!
そこで、美味しいコーヒーを見つけるため、そしてコーヒーをさらに深く知るためのポイントを5つあげてみました。
1.コーヒーはフルーツです。
ワインはぶどうから、チョコレートはカカオからできるように、コーヒーはコーヒーというフルーツからできています。
私たちが飲んでいるのは、その果実の種の部分。
そして、質の良いコーヒーは、本来持っているフルーツの味をしっかり感じることができます。
フルーティーさを感じたら、それはきっとクオリティの高い美味しいコーヒーです。
2. コーヒーを飲んだとき、体が喜んでる?
「究極の美味しいコーヒーとは、体に入れた時に体が喜んでいるかどうかで決まります。
極度に苦いコーヒーを飲んだら胸焼けを起こすし、劣化した酸を感じるとリンパがビリっとする。
つまり、美味しくないものは体がストレスを感じるんです」
これは、私の大好きなコーヒーショップのひとつ、東京・国分寺にある「Life Size Cribe(ライフサイズクライブ)」のオーナーバリスタ吉田一毅さんのお話。
良い食材を取り入れれば、体の調子は本来良くなるはず。コーヒー豆も生きています。
体が心地よいと感じるコーヒーを飲みましょう。
3. スペシャルティコーヒーという言葉
コーヒー豆にはランクがあります。
最近は、産地や生産者を特定できる”トレーサビリティ”というシステムが浸透したほか、豆の違いによる様々なフレーバーが解明されており、香り高く独特の風味を持つコーヒーを「スペシャルティコーヒー」と呼ぶようになりました。
さらに、優秀なコーヒー豆は国別のオークションで高値で取引されています。
「スペシャルティコーヒー」や「カップ・オブ・エクセレンス入賞ロット」と書かれたコーヒー豆を扱っていたり、コーヒー豆の袋に産地、農園、生産者名、品種、標高などが記載されていたりするお店は、かなりクオリティの高い豆にこだわっている、といえます。
4. 味に大きく影響する「焙煎」
「焙煎を制するものは、コーヒーを制す」と言われているほど、コーヒーの味に大きく影響するのが焙煎です。
豆の特徴を掴んで、その豆の良さを一番うまく引き出せているのが素晴らしい焙煎。
浅煎り、中煎り、深煎り、ライトロースト、フルシティロースト、フレンチローストなど言い方は様々ですが、要は豆に合った焙煎ができているかどうかも美味しいコーヒーを左右するポイントです。
好みのお店を見つけたら、少し通っていろいろな焙煎度合いを試してみましょう。
また、豆を買う場合は、焙煎日をチェックして、焙煎してから長くても2週間以内(できれば10日以内)の古すぎない豆を選びましょう。
5. 最後はスイートフィニッシュ!
今まで、私が数えきれないほどのコーヒーを飲んで感じた”美味しいコーヒー”とは、後味に上品な甘味が残るものです。
ほのかなフルーツの酸味と甘味で、スーッと消えていくような余韻を持つコーヒーは素晴らしいと思います。
いかがでしたか? 次回は、美味しいコーヒーが飲める東京のお店をご紹介します。
目的によって選べるお店や、コーヒーがわからなくても安心のお店などを、そのお店の抽出方法と一緒にご案内しますので、お楽しみに!