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牛、豚、鶏、羊、カンガルー…「総重量1kg以上肉盛り合わせ」を目指し、いざ池袋・ビストロ ロティットへ!

フレンチといえばマナーが気になったり、ちょっと敷居の高いイメージありませんか。
東京・池袋に肩肘張らずにフレンチを気軽に楽しめるお店「ビストロ ロティット」があると聞き、訪れてみました。

池袋西口からビストロロティットへ!

最寄駅は、東京メトロ有楽町線又は副都心線の要町。要町からは徒歩5分のようですが、池袋の西口から歩いていけるようなので、今回は池袋駅から歩いて向かってみたいと思います。

池袋駅西口です。JR線、東武線、西武線、地下鉄など多くの路線が乗り入れるターミナル駅。西口なのに「武百貨店」が目印ですよ!(ちなみに池袋駅は東口に西武百貨店があります)

西口を背にして進行方向まっすぐにビックカメラが見えます。まずは、ビックカメラに向かって進みましょう。

続いて西口五差路の信号をまっすぐ進み、今度はマルイを目指して進みましょう。

マルイの前もそのまままっすぐ進むと、池袋二叉交番が見えます。そこも通り過ぎてさらにまっすぐです。

池袋西口を出たら、一度も曲がらずまっすぐ池袋西口を出たら、一度も曲がらずまっすぐアゼリア通りを進むことおよそ10分。

「ビストロ ロティット」に到着しました。

ガラスに手描きの店名。おしゃれな「パリのビストロ」といった雰囲気です。

店内に入ると、温かみがある雰囲気。ほっと一息ついてリラックスしながら、食事やお酒を楽しめそう。

早速、スーシェフの蒲ヶ原翔さんにビストロ ロティットの美味しい料理をご紹介いただきましょう。

プレートの上はアート作品!「契約農家より本日の有機野菜の盛り合せ」は食べるのをためらう美しさ!

契約農家より本日の有機野菜の盛り合せ(1,500円)

契約農家より本日の有機野菜の盛り合せ(1,500円)

運ばれてきた瞬間、目を奪われる美しさ。プレートの上はまるでのアートのよう。美しすぎて食べるのがもったいない気がして、まずは思う存分写真撮影しました。

野菜は、その日もっとも美味しいものを盛り合わせているため、日によって異なりますが、今日はオクラ、プチトマト、ズッキーニ、コリンキー、白ナス、ゴーヤ、ししとうなど十数種類。
野菜はグリルされていたり、茹でられていたり、生でそのままであったりと、それぞれが一番美味しく食べられる方法で調理され、提供されます。
有機野菜を中心に農家から直接仕入れている新鮮野菜のため、何もつけずに食べても野菜の味が濃いんです。

手前の鮮やかな赤いソースはビーツを使った天然の色。天然塩、パプリカパウダー、奥には自家製の梅マヨネーズが添えられています。
赤、緑、黄色、オレンジといったビタミンカラーの野菜は目で見て、食べて元気になりそう!
ビーツのソースは素材の甘みや香りが強い!梅マヨネーズはさっぱりしていて、味の濃い野菜によく合います。これなら野菜が苦手な人も、きっと食べられるはず!

うま味がぎゅーっ!「鉄鍋仕立てムール貝の酒蒸し」は二度美味しい!

鉄鍋仕立てムール貝の酒蒸し(1,600円)

鉄鍋仕立てムール貝の酒蒸し(1,600円)

オーストラリアから生きたままの状態で週に2回空輸されてくるムール貝を、鉄鍋にたっぷり詰め込んで白ワインで酒蒸しに。ムール貝のうま味たっぷりのダシに生クリームやサフランを加えて、スープ仕立てにしています。

大粒でふっくらしたムール貝。なかなかこんな大粒のものは見たことないかも!ぷりぷりした食感で、噛むたびにうま味の詰まったエキスが溢れ出てきます。いくつかムール貝を食べると、「残ったスープでリゾットをお作りしますよ」と蒲ヶ原さん。

これだけ贅沢に詰め込んだムール貝のエキスが出たスープのリゾット。

食べる前から、これは間違いなく美味しいに決まってることはわかってました。想像をはるかに越えていました!クリーミーなうま味たっぷりのスープを吸い込んだお米。クリームの濃厚さとムール貝のエキスが合わさり、優しい味わいです。このリゾットに合わせるのは白ワイン、赤ワインどっちにするか迷ってしまいそう。

牛、豚、鶏、羊にカンガルーまで?「1kgUP 本日の肉盛り合せ」は必食!

1kgUP 本日の肉盛り合せ(5,000円)

1kgUP 本日の肉盛り合せ(5,000円)

いかがですか。どーんと登場のこちらの肉の盛り合わせ。総重量は驚きの1キロ超え。こちらも野菜の盛り合わせと同様、その日に入る一番美味しいお肉を盛り合わせるため、内容はその日によって異なります。この日は、牛肉、豚肉、鶏肉などおなじみのラインナップに加えて仔羊、そして珍しいのはカンガルーの肉。

カンガルーの肉は脂肪が少なく、筋肉質。気になるお味は、臭みもなく、まるで牛もも肉を食べているよう。

実はこのカンガルーの肉に含まれる共役リノール酸という成分が、脂肪を燃焼させ、筋肉作りに貢献することから、アスリートの中で「食べても太らない肉」と言われており、話題なのだとか。

自家製無添加ソーセージは、噛むとプチっと皮が弾け、肉の食感がしっかりあり、噛むと肉汁が溢れます。

鶏もも肉のコンフィ。コンフィとはオイルの中で低温(60℃)でじっくり調理するフランス料理の伝統的な調理法。低温で調理するため、肉の身が締まらず、驚くほどしっとり柔らかです。

お店特製のローストポークには野菜をたっぷり使ったラビコットソースをのせて。ソースの酸味と豚肉との相性ぴったりです。その他にも、燻製醤油を塗って焼き上げた芳醇な香りの豚バラチャーシューや、アイスランド産の希少な仔羊のローストなど盛りだくさん。
総重量1キロ以上のプレートなので、大人5〜6人前で食べても十分な量です。少人数の場合はハーフサイズ(2,800円)もあります。季節によって、鹿、熊、イノシシなどのジビエも登場するそうなので季節ごとに訪れてみるのも楽しみですね。

3日がかりで仕込んだフランスの煮込み料理、絶品「カスレ」で赤ワインがどんどん進みそう!

南仏を代表する伝統料理「カスレ」(1,800円)

南仏を代表する伝統料理「カスレ」(1,800円)

カスレとは、なかなか日本では聞きなれない名前の料理ですが、南フランスの伝統料理で、肉やソーセージと白インゲン豆を煮込み、オーブンで焼き上げる料理。

ビストロ ロティットのカスレは、鴨、豚バラ、羊、ソーセージと肉がたっぷり。なんとこのカスレ、下ごしらえから出来上がりまで3日間かかるのだそう!肉と一緒にコトコト煮込まれた白いんげん豆はうま味が染み込んでうまい!!
上に振られたスパイスの香りが食欲をそそりまくります。これはもう濃いめの赤ワインを合わせるしかないっ。

ワインもボトルの品揃えはもちろん、グラスワインも白・赤共に3〜4種類を常備。好みを伝えると、料理に合うものを選んでもらえるそうなので、気軽にお願いしてみて。

ビストロロティットは2014年5月に池袋の西口にオープン。その後、2017年3月に今の場所に移転しました。ガラス張りのお店は、初めての人でもお店の中の様子がわかって入りやすいのも嬉しい限り。晴れた日にはこのようにガラスを開けることも。お酒を楽しむ大人のお客さんはもちろん、子供連れで家族で食事を楽しむお客さんも多いのだそう。

平日ランチはオムライス、パスタ、ハンバーグなどパパッと食べられるメニュー(750円〜)を提供。土日はスープ、前菜、メインを自分好みで選べるプリフィクスコース(1,500円〜)を用意しています。

池袋駅から歩くとおよそ10分ですが、道はまっすぐでわかりやすいのでお散歩気分で歩いても。
ちなみにディナータイムの予約をした方のみ、タクシー初乗り運賃(410円)分をキャッシュバックしてくれるサービスも!雨の日などは池袋西口からタクシーを利用しても。

どの料理も温かみがあって、きちんと丁寧に手を加えて作られていることがわかる優しさが伝わるものばかり。フランス料理なのにどこか懐かしい味わいなのが不思議です。ここでしか味わえない味に出合える、そんなお店に訪れてみませんか?

BISTRO ROTITTE(ビストロ ロティット)
住 所
東京都豊島区西池袋5-13-10
電 話
050-5304-4359
営業時間
[全日]ランチ:11:30〜14:00ディナー:17:30〜23:00 LO22:00
定休日
不定休(お問い合わせください)
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