ツナやレタスなどの具材をはさんで食べる、フルーツサンドウィッチ。惣菜系もおいしいですが、ジューシーな甘みを楽しめるフルーツ系も人気ですよね。
そこで今回オススメしたいのが、資生堂パーラー銀座本店 サロン・ド・カフェが提供している「フルーツサンドウィッチ」です!旬のフルーツと自慢の生クリームをたっぷりと使う調理工程を、まずはご覧ください。
さっそく試食してみます!
おおっ、色とりどりのフルーツが、とってもキレイですね。レーズンパンが使われていることも、ほかではあまり見たことがありません。
「10月は旬のいちじくが入ります。総調理長と一緒に実際に農家へ行き、お話を伺いながら、味見をして選んだものです。農家の方々の想いをのせて、メニューにしました」
では、いただきます!……想像以上にさっぱりとした味わいの生クリームに、フルーツの甘みが合います。いちじくのほのかな酸味やバナナのモッチリ感、オレンジやストロベリーなどの果汁が、口の中に弾けるかのよう!今まで味わってきたフルーツサンドウィッチとは、まったく異なる印象です。本当に贅沢なおいしさに、満面の笑みがこぼれてしまいます!
フルーツへの強いこだわり
朝の仕込みでいそがしい時間帯でしたが、銀座本店飲料長の橋本和久さんが、快くインタビューに応じてくださいました。
−−フルーツの強い甘みが特に印象的でした。
「フルーツサンドウィッチでは、7種類のフルーツを使用しています。ストロベリー、ブルーベリー、ラズベリー、オレンジ、バナナ、キウイ、そして旬のフルーツです」
−−フルーツサンドウィッチが誕生したきっかけは?
「いつもお越しになられるお客さまからの要望もありまして、作ってみようと思ったのがきっかけでした。資生堂パーラーらしいものになるように、総調理長と共に、さまざまなパンを使うなど、試作を繰り返しました」
−−レーズンパンって、めずらしいですよね。
「パンの香ばしさや甘みが、フルーツの酸味や香りにとても合うことから、レーズンパンに決定しました。定番で入るフルーツも色味や酸味など、すべてが融合することで、美味しさを醸し出す組み合わせになっています」
「クリームは香り高いバニラエッセンスを使用し、やさしい甘さでコクがありつつもスッキリとしたものに仕上げています。いろいろなフルーツの味わいを楽しんでいただけるよう、生クリームと具材を混ぜ合わせてからパンにのせるのも特徴です」
−−本当に細部までこだわりがあるのですね。
「当店にお越しになられたお客さまには、幸せな気持ちで帰っていただきたいと思っています。デザートが目の前に運ばれてきたときから食べ終わるまでワクワクしてもらえるように、見て楽しく、そして美味しいことにこだわっています。また、斬新すぎるのではなく『安心感』を大切にしています」
「資生堂パーラーは、いつの時代でも安心できるお店として、お客さまに喜んでいただきたいのです。ですから、お客さまの笑顔を思い浮かべながら、ひとつひとつ想いをのせて作っています。毎朝寝て起きたときに、調理のことを考えると、私もとってもワクワクした気持ちに包まれるんです」
資生堂パーラーでは、スタッフみなさんがどこか楽しそうにお仕事をされているのが印象的でした。総調理長や飲料長のお客さまを喜ばせたいという想いが、スタッフの心を通じ合わせているのかもしれません。
貴重なバナナを使用したサンドウィッチも
今回のフルーツサンドウィッチのほかにも「数量限定 岡山産もんげーバナナ®のサンドウィッチ」も必見です!全世界的に希少な品種のバナナが、なんと日本の岡山県で生産できるように開発されたのだとか。ぜひ味わってみたいですね。
かつては薬局だった資生堂でしたが、創業者がアメリカのドラッグストアで見た“ソーダファウンテン”に感動し、店の片隅で再現したことが、現在の資生堂パーラー誕生のきっかけなんだとか。今年で115周年を迎えた資生堂パーラー。歴史ある銀座の店内で、優しい味わいに包まれながら、ゆったりとした時の流れを感じてみませんか?
- 資生堂パーラー 銀座本店 サロン・ド・カフェ
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- 住 所
- 東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル3F
- 電 話
- 03-5537-6231※予約不可
- 営業時間
- 火〜土曜日11:30~21:00(L.O. 20:30) 日曜日・祝日11:00〜20:00(L.O.19:30)
- 定休日
- 月曜日(祝日は営業)
- 資生堂パーラー 銀座本店 サロン・ド・カフェ
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東京都 中央区 銀座
カフェ