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【ジロリアンに朗報】新潟二郎系の代表が東京へ!チャーシューの存在感がハンパない「ラーメンイエロー」

独自の世界観をもつラーメン二郎と、そのインスパイア系店。全国にファンも多く、新潟でジロリアンに愛されてきた「ラーメンイエロー」の東京一号店が9月4日に御徒町に出店しました。魚介豚骨系店からモデルチェンジしたという同店の味やいかに?

一目で二郎系とわかるイエローの外観

お店の外観は、一目で二郎系とわかるイエローが基調になっています。店内はカウンターばかり10席。

店内にはもやしと脂が入り混じったような、空腹時には拷問とも言える食欲の増す香りが漂っています。

二郎系はだいたい麺が太く、茹で時間がそこそこあるものが多いのですね。もちろん少し待てば食べられるのですが、香りのせいで待つ時間が長く感じられそうです。

自販機を確認しました。

メニューは非常に絞られていて、並(茹でる前の麺量が300グラム)850円、チャーシューが付く並ブタが1100円。大(麺量が400グラム)、大ブタが1200円の4種類だけ。

麺少なめ、アブラ少なめ、味薄めは事前申告です。やや食が細めの筆者は「並ブタで麺少なめ」を、同行者は「並ブタ」を注文しました。

でっぷりとしたチャーシューが食欲を刺激!

数分して「コール」の指定が来ました。コールとは二郎系ラーメンで共通の、脂やニンニクの増量指定です。

やさいは「少なめ・ノーマル・まし・ましまし」
にんにくは「なし・少なめ・まし・ましまし」
アブラは「まし・ましまし」

の3つが選べます。

同行者は「にんにく・アブラ」、筆者は「にんにく・アブラましまし」を指定。

指定量だけトッピングが入り、いよいよ着丼しました!

おお!

チャーシューのたたずまいに食欲がそそられます!

そして油の層の美しさは、二郎ファンにはたまらないビジュアルでしょう。

スープと脂が分かれている状態を「非乳化」、よく混ざっている状態を「乳化」と表現しますが、こちらのお店は非乳化スープと言えるでしょう。

スープづくりへのこだわり

まずは、チャーシューをひとかじり。

肉はとても柔らかく、しかし決して崩れることがありません。柔らかさのバランスが絶妙です。脂分も甘く美味しく、口の中でふんわりととろけるようです。

「チャーシューはとても難しいですね。お店をオープンしてからも、仕入れるお店を変えるなど味の安定に苦労しました」と石井店長。その努力、完全に味に生きています。

スープに箸を入れ、麺を啜ります。

驚いたのが麺とスープの熱さです。勝浦タンタン麺や燕三条ラーメンのように脂の層がスープの温度を維持し、熱々のスープを楽しむことができました。

石井店長がスープの工夫について語ってくれました。

「二郎系って、普通のラーメンに比べたらスープの比率が小さいんですよ。そこに茹でた大量の野菜が入り、お客さんが天地返し(丼ぶりの下層に麺、上層に野菜などがある状態から食材をひっくり返し、野菜などの具材をスープの中に入れること)をすると、スープによっては薄くなって野菜の水分に負けちゃうんです。スープの温度や脂の量は本当に大切ですね」

やばい。スープ美味しすぎます。

麺は二郎系らしい太めの作り。最初はがっしりとした印象を受けましたが、ひとたび歯を入れるとぷつっと切れます。

ごわごわした感じもなく、するっと喉を越していきます。ずるずると豪快にすすり込みたい二郎系の麺です。

野菜はもやし多めのキャベツ少々。シャッキリした歯ざわりが脂やスープとの相性抜群でした。チャーシューのボリュームに少食な筆者は苦労しつつも完食。大満足の一品です。

店の方針と「二郎ファン」が高じて

そもそも二郎ファンだった石井店長は、これまで同じ場所で「めん屋いなば」という名前で魚介豚骨系のラーメンを提供していました。

その系列店として「ラーメンイエロー」が新潟にあり、東京でも二郎系ラーメン店としての展開が決まったそう。そこで、ラーメンイエローの東京一号店としてオープンしたのが2017年9月4日だったのです。

「二郎系が大好きだから手は抜きたくないですし、しっかり作りたいです」石井店長はそう語ります。

脂やにんにくがたくさん入っていれば良いというイメージがありましたが、やってみると決して単純ではなく試行錯誤の日々だったという。

ちなみに、こちらの石井店長、ネットでは”今はなくなった「ラーメン二郎高田馬場店」の店長だった”と書かれているらしい。

「いや、なんでそう言われているかまったくわからないんですよ。誤解です。何かの折にご迷惑をかけてもいけませんし、それはきっぱり否定しておきたいですね(笑)」とのことでした。

二郎系のチャーシュー・スープ・麺と真剣に取り組んでいる姿を見ていると、二郎系というスタイルを踏襲しつつ自身の味を追求している姿勢を応援したくなりました。

きっとメニューが増えたときには、このスタイルが確立して、今よりも更に美味しくなった「ラーメンイエロー」の味を楽しめることになるでしょう。

今も十分美味しいけれど、伸びしろもまだまだあると感じたラーメンイエロー、今後も期待です!

ライター紹介

奥野大児
奥野大児
ブロガー・フリーライター。250人ほどが集まる日本最大級のブロガーイベント「ブロガーズフェスティバル」の実行委員長。ライティングはIoTやクラウドサービスの関連記事から食レポ・階段まで様々。趣味は愛好歴35年にもなる将棋でアマ三段。特技は初めていった居酒屋さんで常連のような扱いを受けること。
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