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創業91年、歴史と旨味の詰まった牡蠣釜めし!浅草で愛され続ける老舗の心と技に魅せられて

秋の気配が色濃くなってくると、葉が色づき始める景色を眺めに、散歩へ出かけたくなるもの。のんびりと下町散策をすれば、身も心も癒やされますよね。

そんな日常から切り離したひとときに訪れたいのが、浅草にある「元祖 釜めし春」です。大正15年に創業し、今年で91年目を迎えた老舗では、季節限定の釜めしが楽しめます。では、今の時期(10月〜2月頃)にしか味わえない「かき釜めし」の調理工程をご覧ください。

具材の旨味がご飯に染み込む!

炊きたての釜めしのフタを開ける瞬間って、ワクワクしますよね。プリップリの牡蠣の身が、存在感を醸し出しています!さっそく冷めないうちに、試食してみましょう。

おおっ、牡蠣から滲み出てくるコクのある旨味が、口いっぱいに広がります。ご飯にも牡蠣の味わいが染み込んでいて、とってもおいしい!全体的に優しい味付けが特徴で、どんどん食べ進めたくなります。小ぶりのしいたけにも汁がたっぷりと染み込んでおり、素材の風味と合わさって、とっても芳醇な香り。いやー、アッという間に食べてしまいました。

出汁は使わずに素材を引き立てる

では、取締役の豊田善弘さんに、お話を伺ってみます。

−−牡蠣の旨味が濃厚でした。

「今回の牡蠣は、岩手県の三陸産ですね。いつも築地から仕入れています。やはり冬の時期は、かき釜めしも好評です」

−−ご飯にも牡蠣の旨味が染み込んでいました。

「当店ではご飯と具材を、いっしょに炊き込むのが特徴なんです。出汁も使わずに、醤油や酒、みりんのタレで味付けします。具材によってご飯の味わいが変化するので、それぞれのおいしさを楽しんでいただけます」

ゆったりと語り合う時間も美味しい

−−お客さまはどんな方が多いですか?

「ご年配の方が多いですが、子供の頃におばあちゃんに連れられて来ていたという方も、お越しになられます。やはり若い方々にも、釜めしの美味しさを知っていただきたいですね」

釜めしは注文を受けてから25分ほどで炊きあがります。浅草散策で疲れた足を休めながら、午後の予定を語り合うのも楽しいですね。米の固さやおこげ多めなど、好みも聞いてくれるとのこと。たまにはゆったりと流れる時間に身を委ねて、下町情緒溢れる釜めしの味わいを堪能してみては?

元祖 釜めし春 浅草本店
住 所
東京都台東区浅草1-14-9
電 話
03-3842-1511
営業時間
11:00~20:00(L.O.)
定休日
なし

ライター紹介

八幡啓司
八幡啓司
ライター、編集者。国内や韓国、タイなど、地元の料理を探索する旅がマイブーム。メイン料理に添えられる「漬け物」も大好物。座右の銘は、「いざとなったら、まず寝る」。
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