東京の下町、両国にある「シェイクツリー」はグルメな有名人などが多数訪れたり、度々メディアに取り上げられている人気のハンバーガー店です。
そのシェイクツリーで見た目も食べ方も斬新な一品があると聞き、訪れてみました。まずはその作り方を動画でご覧ください。
ミニサイズに焼き上げられたかわいいバンズと、こちらもまたミニサイズのビーフパティを鉄板の上で焼き上げます。
両面こんがり焼きあがったらお皿の上で組み立てます。お皿に乗せたトマトソースにたっぷりのパルメザンチーズとパセリをかけて完成です。
さて、ここからがダンカーズと言われる所以。
ミニサイズのハンバーガーをなんと添えられたソースの中へダンク!(ソースが溢れないかドキドキ)
とにかく絵力が半端ないっ!器から溢れ出るソースがなんともそそりますね。
したたるソースが溢れないように、大きな口でいただきます!噛んだ瞬間、肉汁と、パンに染み込んだ温かいソースが口の中に溢れ出します。
何より肉の食感がしっかり感じられ、噛むほどにウマイ!そして温かいソースが染み込んで少ししんなりとしたバンズが、これまた美味。
オーナーの木村さんにハンバーガーへの想いや、このメニューが出来上がった経緯を聞いてみました。
ダンカーズのヒントは本場ニューヨークから
このダンカーズに限らず、シェイクツリーのハンバーガーは「肉」が主役。
木村さん曰く「ハンバーガーは肉料理」なので、バンズは決してビーフパティを邪魔せず、ビーフパティの旨味を引き立てるように、甘みが少なく軽めのものを選んでるそう。
ビーフパティはチョップした(包丁でたたいた)牛肉を粗挽きの牛挽肉で繋いだお店オリジナルのもの。男性なら一口で頬ばれるサイズのダンカーズでも、肉感がこれだけあるのには驚き。
肉を食べた満足感はありつつも、それでいて決してしつこくないハンバーガーなのです。
木村さんがハンバーガー店を開きたいと思っていた頃、ハンバーガーの本場ニューヨークを自分の目でみたいと訪れた際、アペタイザー(オードブル)として小さいサイズのハンバーガー「スライダー」を見かけたのだそう。
シェイクツリーを始めたときにはこの「ダンカーズ」はレギュラーメニューにはなかったものの、イベントの際に温かいソースにダンクするスライダー「ダンカーズ」を提供したところ評判が良かったため、レギュラーメニューに仲間入りしたのだそう。
小さいながらも存在感のあるダンカーズ。ソースはトマトソースとクリームソースの2種類から選べます。
クリームと聞いて濃厚なソースを想像しましたが、さっぱり爽やかな酸味があるソースでこれまた肉との相性は抜群です。
スタッフの酒井さんです。
シェイクツリーは2011年にオープンし、今年で6年になります。
最寄りの両国駅・錦糸町駅からも徒歩約10分と、お世辞にも立地に恵まれているとは言えないにも関わらず、週末には行列ができるほどの人気。
木村さんは「お客さんは、わざわざシェイクツリーに訪れるために足を運んでくれる。その想い、接客や味で精一杯応えるように努力します」と話してくれました。「駅から歩いてきた甲斐があった!」そんな風に満足できるハンバーガーが待っています。ぜひ、訪れてみてくださいね。
- シェイクツリー
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- 住 所
- 東京都墨田区亀沢3-13-6 岩崎ビル 1F
- 電 話
- 03-6658-8771
- 営業時間
- [火~金]ランチ:11:00〜15:00 LO14:30 [火~金]ディナー:17:00〜21:00 LO20:30 [土]11:00〜21:00 LO20:30 [日・祝]11:00〜17:00 LO16:30
- 定休日
- 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は営業。翌火曜日がお休み)
- Shake Tree Burger & Bar
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東京都 墨田区 亀沢
ハンバーガー