ライター紹介
こんにちは、トイアンナです。
少女マンガでは昔から「大富豪の男の子×庶民女子」のカップリングが絶えず生産されています。有名作品だけでも『花より男子』『桜蘭高校ホスト部』と傑作がズラリ。現在も同系列の『高嶺と花』が「全国書店員が選んだおすすめコミック2016」でトップ10入りを果たしました。
さて、現実世界で「大富豪の男の子」がいそうな学校といえば、慶應幼稚舎でしょう。慶應義塾大学は小学校から付属があり、幼稚舎という紛らわしい名前ではあるものの、「慶應小学校」を指すものです。一度幼稚舎に入ればよほどの事情がない限り大学まで進学できることから、お受験ママのあこがれとなっています。
では、実際にどうやって慶應幼稚舎DD(男子大学生)と出会えばいいのか。そして何をおごるべきか。今回は彼らへのリサーチをもとに、おごり飯を提案いたします!
大学でもレアキャラ、慶應幼稚舎DD
慶應幼稚舎DDに出会いたいなら、レッツGO、慶應大! と言いたいところですが……たとえ慶應へ行ったって出会えないのが幼稚舎DDです。なにしろ出身者は学年100名以下。大学は1学年8,000名の大所帯ですから、なんと学年全体の1%しかおりません!
今更ですが、私は慶應出身。結構マジメに大学へ通ったほうだとは思いつつも、在学中に知り合ったのはわずか1名でした。そこから何名かお知り合いになれましたが、それでも希少種であることは間違いありません。
というわけで、出会いたければ慶應の中でも数を打ちましょう。彼らは校風の「独立自尊」そのままに趣味もバラバラ、住んでいる地域も一致ナシ。どこへ行けば出会えるという人種じゃありませんので、慶應出身者に会って、会って、会いまくりましょう。
上も下も知る彼らは、おごり飯の強敵です
それでも、ご飯にざっくりとした共通項はあります。「家族でいいごはん」を食べている確率が高い点です。いくら何でも家へシェフを呼んで夜な夜な晩餐会とはいきませんが、一族の集まりで料亭やフレンチくらいはやっております。だから慶應幼稚舎DDへおごるにしても「夜景の見えるフレンチ」は親しみやすいでしょうが、ロマンティシズムや驚きはありません。
一方、「庶民飯」も勝機ナシです。慶應幼稚舎DDは、家庭にもよりますが堅実なしつけを受けていることが多いのです。マンガのように「カップ麺?このような庶民の食べ物は初めて見たぞ……!」なんてリアクションはございません。普通にファーストキッチンでごはんを食べ、マクドナルドを使っています。
たとえば私が人生最初に知り合った幼稚舎生が好きな外食は、秋葉原の油そば「マゼル」でした。
マゼル、確かに美味しい。私も好きですし、たまに行きます。ですがB級グルメにも精通されてしまうと、こちらとしてはおごりづらい!
慶應幼稚舎DDへのおごり飯はカウンターのお寿司屋さんで
彼らにポジティブな驚きを与えたければ、家族では行かない「少人数しか入れないカウンターの寿司屋」が最適です。家族ご飯は最低でもテーブル席、できれば個室を必要とします。横一面にずらりと一族郎党並ぶわけにもいかないため、カウンターの寿司は未経験、という方も少なくありません。
社会人になってグルメに目覚めれば知っていくかもしれませんが、唯一のアドバンテージはあちらが大学生に過ぎないこと。そう、今のうちに「回らないお寿司」を教えるチャンスではないですか。
個人的なオススメは、銀座の「鮨竹」さん。
高級寿司はあっという間に3万円超えしてしまうのですが、こちらは1.5万円前後と比較的リーズナブル。それでいて腕前は確かです。名店「新ばし しみづ」で修業された腕は伊達じゃない。つまみ重視になりやすい高級寿司屋で、しっかり握りを食べさせていただけます。
慶應幼稚舎DDの目を輝かせる、これもまた楽しからずや。札束握りしめて、今宵は男子大学生へ課金しませんか?
- 鮨竹
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東京都 中央区 銀座
寿司