年末が近づくと、1年間を無事にすごせたことを、感謝したくなりますよね。自分だけでなく、家族や大切な人たちも、いっしょに年を越せますように……。と、そんな末永い幸せを願う、中国の麺料理をご存知ですか?
今回取材したのは、横浜中華街にある「四川料理 京華樓 本館」の「四川タンタン一本麺 1,000円(税抜)」です。その名の通り、一本の長い麺が、丼に入っているメニューなのだそう。まずは、調理工程をご覧ください!
コシの強い麺に辛味噌が絡む!
よく見ると丼の淵に、麺の先がのっていますね。ここを箸でつまめば、一本の麺をすすることができるかも!おそるおそる箸でつまんでみましたが、コシが強く、まったく切れる気配なし。
長寿を願う食べ方に挑戦すべく、麺が途切れないようにすすり続けてみましょう!……うんうん、辛味噌が麺によく絡んで、とってもおいしいです。麺同士が絡んでいるところを箸でほぐしながらすすれば、途切れることなく食べられそう!ほどよい辛さなので、とっても食べやすいです。
中国で15年以上修行した麺職人のなせるワザ
では、京華樓の受付を担当されている、大下悦子さんにお話を伺います。
−−ほどよい辛さが印象的でした。
「特に日本向けに味を変えていません。中国の現地と同じ味を楽しんでいただけます」
−−コシの強い麺ですね。
「中国の山西省で15年以上修行をした、凄腕の麺職人が日本に来て調理しています」
「使用している材料は、強力粉と水だけなんですよ。長さは33mあります」
−−どのようなお客さまが注文されますか?
「“末永く”、“長生き”といった意味合いの縁起物として、お祝い事でご注文されるお客さまが多いですね。たとえば還暦や敬老の日、誕生日などです。ほかにも、カップルで召し上がる方もいらっしゃいますよ」
今回のタンタン味以外のラーメンでも、+100円で一本麺にしてくれるとのこと。京華樓は本館を含めて3店舗ありますが、一本麺は本館でしか味わえません。今度の週末にでも中華街へ足を運び、末永い幸せの願いを込めて、ぜひ一本麺に挑戦してみましょう!
- 京華樓 本館
-
- 住 所
- 神奈川県横浜市中区山下町138
- 電 話
- 045-211-2866
- 営業時間
- [月 ~ 金]11:30 ~ 21:30 (L.O.)、[土・日・祝]11:00 ~ 21:30 (L.O.)
- 定休日
- 年中無休
- 京華樓 本館
-
神奈川県 横浜市中区 山下町
四川料理