焼肉といえば、子供からお年寄りまでみんな大好きですよね!
今回訪れた三軒茶屋にもチェーン店から個人店まで数多くの焼肉店があります。
そんな三軒茶屋の焼肉屋の中でも「焼肉 うしお 三軒茶屋本店」は極上な牛肉をお得に楽しめる店として、知る人ぞ知る名店なのです。どんなお得が待っているのか、楽しみに訪れてみました。
『三軒茶屋駅』から徒歩2分の好立地
東急田園都市線・世田谷線が乗り入れる駅、三軒茶屋。おしゃれな大人が集まる飲み屋さんが多いことでも知られる街です。
改札を出たら「世田谷通り口」を目指して進みましょう。
階段を上がると246玉川通りと、世田谷通りがぶつかる交差点。その交差点を世田谷通り沿いに進みます。
右手には三軒茶屋のシンボル「キャロットタワー」
右手に三菱東京UFJ銀行が見えたら、信号を左に曲がります。
細い路地をそのまま進むとすぐに「焼肉」と書いた提灯が見えました。
このビルの2階が「焼肉 うしお 三軒茶屋本店」になります。
店内はベンチタイプの椅子になっているので、大人数のグループにも対応。
ロールカーテンでもしきれるので、少人数で隣を気にせず食事もできます。
清潔感があり、女性同士や家族連れでも安心して利用できそうな雰囲気です。
店長の市川拓海さんに「焼肉 うしお 三軒茶屋本店」の人気のメニューをご紹介いただきました。
焼肉 うしおに来たら「希少部位盛り合わせ」は必食
きれいなサシが入った、見るからに美味しそうなこの盛り合わせ。それぞれの肉の厚みもしっかりあるのに、1人前たったの1,480円て破格なのではないでしょうか !?
日によって盛り合わせの内容は異なりますが、どれも牛の中でとれる量が少ない希少部位。
さて、今日の盛り合わせをひとつずつ紹介していきますよ!
こちらは「カイノミ」。バラの中でヒレに近い場所で、バラにも関わらずヒレのような赤身の旨味も存分に味わえる部位なのだそう。
程よい歯ごたえがあり、赤身と脂身のバランスが絶妙。「おっ…おいしい」それ以上の言葉が浮かびません。
「三角バラ」。その三角の形からその名がついたバラの部分。サシがきれいで見とれてしまいます。
焼いている間に表面に浮き上がってくる脂。なんともそそる!厚みがしっかりありますが、柔らかく脂身も上品です。
二つに折りたたまれたこちらは「ザブトン」。こちらも形が座布団に似ていることからその名がついたのだそう。首に近い背中の部分です。
600キロ以上もある牛の中で、わずか3〜4キロしか取れないまさに希少部位。きめ細かいサシでとろけてしまいそう。
こちらは「ササミ」。別名「ササバラ」とも呼ばれる部位でモモの付け根あたりにあたります。
脂を感じつつも、赤身のような食感もあります。思ったよりさっぱり。
「ウエバラ」です。あばら骨の周辺の部位で、脂がたっぷりのっています。
脂が滴り落ち、炎も激しい!
焼きあがった後も脂が滴ってます。
年齢的に、最後に脂の多い部位を残したことを、若干後悔しながら口に運ぶと…
驚くことに脂はあるのに、嫌な脂っこさではないのです。
個性が光る!ホルモン盛り合わせ
続いてご紹介するのは、「ホルモン」。
まずはこの盛り付けの美しさに目を見張ります!ホルモンて、正直そんなにきれいじゃなく、お皿にゴソッと盛られて出てくるイメージないですか?こんな美しく盛り付けられたホルモンって初めて見たかも!
こちら「上ミノ」です。
「ミノ」は牛の4つある胃袋の中の1つ目の胃袋。ミノの中でも肉厚なものを「上ミノ」というそうです。
丁寧に切り込みの入った上ミノを焼いていきます。
コリコリ食感で噛み応えがあります。噛んでいるうちに脂を感じます。
例えるなら、焼き鳥の軟骨のような歯ごたえ。ビールのアテに最高。
続いてこちらは「タンスジ」。タンの裏側の部位なのだそう。
焼くと確かに知ってるタンに似てる!
食べるとその食感に驚き。コリコリ感が半端ないっ!味わいはタンなのですが、食感はベツモノです!
こちらの白くてプルプルのかわいいフォルムのものは「トロホルモン」。小腸です。
脂が多いことから「トロ」とついているのだそう。
焼いている間にもかなりの脂が出てましたが、焼きあがっても脂が滴っています。
柔らかい食感で噛むほどに脂が溢れ出てきます。
「ツラミ」。ほほ肉に当たる部分です。
牛はモグモグ口をよく動かしているので、筋肉が発達してるんだそう。
食感がしっかりあり、噛めば噛むほど味わい深い。
「シマチョウ」。これぞホルモンの王道、大腸です。
弱火(端の方)で皮目(つるっとしている方)を先にしっかり焼き、内側(プルプルしている方)は焼きすぎると旨味が出てしまうので、さっと炙る程度で仕上げるのが美味しく焼くポイントなんですって。
せっかく美味しいホルモンを最高の状態で焼き上げる方法、これは覚えておくと役立ちますよ!
トロホルモンほどの脂ではありませんが、こちらも美味。ホルモン独特の食感もいい感じ。
このホルモンはどれも驚くほどクセがない。その理由を市川さんに聞いてみると、丁寧な下処理が施されているからなのだそう。なるほど、見た目の美しさも味の美味しさも丁寧な下処理をした結果だったんですね。
お腹いっぱいでも箸が進む!「ネギ玉飯」は魅惑の美味しさ
十分美味しい肉を堪能したら、気になるのが〆。
「焼肉 うしお」で人気のご飯メニューがこちら。
ご飯の上にこれでもかーという量の青ネギ。その上には艶やかな卵黄がのっています。
これは卵黄を潰して混ぜて食べるそうなので、早速。
えいっ!
とろりと流れだす卵黄に、お腹いっぱいだったはずなのにまた食べたい欲求が!
カツオの風味がフワーッと広がり美味しすぎる!
カツオ粉と土佐しょうゆ(カツオ節の入ったしょうゆ)と卵のハーモニー。そしてたっぷりの青ネギがシャッキシャキしていて、良い仕事しています。
一口食べたら、イケない欲求がまた…
そして再び肉を焼き始め、
どうしてもこうやって食べたかった!
これ、若者が使う良い意味の『ヤバい』やつです。
肉の旨味がしみた卵かけご飯、言葉で説明しただけでも『ヤバい』のがお分りいただけますでしょうか?
あれだけ肉を食べた後なのに、これならエンドレスにいけちゃいます。
『10日に1回行ける焼肉店』をコンセプトに
しかし、あれだけ上質な牛肉が、三軒茶屋徒歩2分で1人前1,480円とは、どう考えても安すぎる!その秘密を市川さんに聞いてみました。
この店を出店する際、「牛肉は高級で滅多に食べられないものではなく、もっと身近に感じて欲しい。10日に1回は行けるような店にしたい」との想いで、仕入先や仕入れの量、方法などを工夫して、この低価格を実現しているのだそう。
具体的には、肉に限らず人の手が加われば仕入値が上がるのは当然のこと。
そんな理由から「焼肉 うしお」では肉をなるべく手の加わっていない大きな塊で仕入れ、その筋を取り除くなどの掃除(下処理)から、部位ごとに切り分ける解体作業を全て店で行なっているのだそう。
お店に足を運んでくれた人に、味はもちろん、雰囲気、接客を含め、支払った金額以上の満足を持ち帰って欲しいと思い、毎日営業をしているのだそう。
また、来年には2号店の出店も決定しているそうですよ!
みんなの口コミをご紹介!
店内も広く、席も広めのつくりです。そしてきれいです。 本日の希少部位盛合わせの他に、カルビやロースなど何種類かオーダーしました。 通常のカルビ、ロースもおいしかったのですが、希少部位ははっきりと違いがわかります。本当においしかったです。ごはんがすすみます。 コスパって言葉を使うのは好きではないのですが、これだけのお肉盛合わせで一人前1480円はお得なのかなと思いました。 店員さんはみんな対応が丁寧で気持ちよかったです。 そして思ったほど服に、においはついていませんでした。 ぜひまた行きたくなるお店でした。
お店は新しいのでとってもキレイな内観! しかも結構広いです! 100人くらいは余裕かも。 チラシにあった炙りレアステーキユッケ載せが今日のお目当! あとはキャベツがお代わり自由ってことで 注文。ニンジンドレッシングがとっても美味しいです!
そういえば、お店に入る前に気になる看板を見かけたことを思い出しました!
この看板は10月、11月のキャンペーンの告知でしたが「焼肉 うしお」ではもともとコスパの良い肉を楽しめるにも関わらず、お得なキャンペーンを実施。
毎月2日、9日、18日、29日は先述の「希少部位盛り合わせ1,480円」が良い肉(イイニク)にかけて1,129円!
さらに、ポイントカードを作れば次回の飲食代に使えるポイントが、2日、9日、18日は10%、29日は29%も付くのです。
つまり、29日に10,000円の飲食代の支払いをしたら、次回は2,900円オフってこと!
その他、月ごとにお得なキャンペーンも実施。こちらも見逃せません!
12月は「忘年会コース」として、通常は税抜き価格のところ、2時間の飲み放題(1時間半ラストオーダー)でなんと税込み4,980円、6,980円の2種類のコースがあるのだそう!これはもう行くしかないっ!
支払い金額以上の満足が得られる店、「焼肉 うしお 三軒茶屋本店」ぜひ訪れてみてくださいね。
尾花の取材後記
上質な牛肉をリーズナブルに提供することは十分お伝えしましたが、「焼肉 うしお」のもうひとつのおすすめポイントは、清潔感。これ、デートや女子会で使う店ならかなり重要なんです。テーブルや床がキレイであるのははもちろん、肉を焼いている間も煙もさほど気になりませんので、服に匂いがつく心配をせずおしゃれをして出かけても大丈夫。
デートや女子会以外にもスーツで接待なんて使い方にも便利だと思います。
- 焼肉うしお 三軒茶屋本店
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- 住 所
- 東京都世田谷区三軒茶屋2-15-14 ABCビル2F
- 電 話
- 050-5304-1662
- 営業時間
- 17:00〜24:00( LO23:00)
- 定休日
- 無休
- 焼肉うしお 三軒茶屋本店
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東京都 世田谷区 三軒茶屋
焼肉
ライター紹介
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尾花友理
- 給食委託会社において産業給食、保育園給食などの献立作成及び給食管理、栄養相談など経験したのち、料理研究家のアシスタントとしてレシピ開発、料理講師、テレビや書籍の撮影アシスタントなどとして活動。その後、レシピサイト運営会社において管理栄養士として調理や食の安全に関す業務などに従事後、独立