渋谷といえば若者の街のイメージですが、最近静かで落ち着いていて、かつおしゃれで大人も楽しめるエリアとして、「奥渋谷」が注目されています。
そう、奥渋谷とは高級住宅街として知られる「松濤」や山手通り方面に向かう「富ヶ谷」「神山町」あたりを指す地域。
そんな奥渋谷の中で、本格ジビエを楽しむ店として人気なのが「トラットリア バッボ」。どんなお店なのか、楽しみにしながら向かってみました。
最寄駅「神泉」から徒歩3分
渋谷駅からも10分ほどと、徒歩圏内ではありますが、京王井の頭線の神泉駅が最寄りだとのことで、今回は神泉駅から訪ねてみました!
神泉駅は京王井の頭線で渋谷から一駅。
改札を出て地上階に下りたら、左へまっすぐ進みましょう。
まっすぐ2分ほど進むと、車の通りのある道にぶつかります。その通りを右へ。
すぐにローソンが見えます。
ローソンの前の横断歩道を渡ります。
渡ったら斜めの道を左へ。
静かなこの通りは「松濤文化村ストリート」。おしゃれなレストランが数多くあります。
間も無くすると「TRATTORIA 」の黄色い文字が見えます。
こちらの建物が、目的地の「トラットリア バッボ」です。レンガとコンクリート打ちっ放しのおしゃれな外観。
店内は、無駄がなくスッキリとしていながらも木の温かみがある素敵な空間。
気候の良い時は、この大きな窓が空いてテラス席も利用できます。
4名〜6名利用の個室もあります。
お二人にトラットリアバッボの料理をご紹介いただきました。
前菜盛り合わせ
前菜はアラカルトでの注文も可能ですが、ちょこちょこ色々つまみたい人には前菜盛り合わせがおすすめだとか。
1人や3人以上で来店の際には、人数を合わせての注文も可能。
その日によって盛り合わせの内容は変わりますが、取材当日の盛り合わせを詳しご紹介しますね。
どちらもイタリアから直接買い付けしているもの。
特に生ハムは熟成期間18ヶ月のもの。生ハムの熟成期間は18ヶ月〜24ヶ月位が最も美味しいとされているのだとか。
程よい塩味でお酒が進みそう。やっぱりまずはスパークリングで乾杯ですね。
酸味が強すぎず、つい手が伸びてしまう味わいのピクルス。
前菜一番人気の猪肉のパテ。
粒マスタードをたっぷりのせて。
猪肉特有の匂いがなく、滑らかで食べやすい!
さっぱり箸休めにちょうどいいキャロットラペ。
ハーブの効いたリエット。
カリカリに焼いたバケットにつけて。
口に入れると体温で溶けて旨味がじわーっと広がります。
野菜のトマト煮込みです。野菜の旨味がぐーっと凝縮されている一品。
このオリーブだけでも白ワインが進んじゃいます。
ペンネ クワトロフォルマッジは濃厚チーズがクセになる美味しさ
クワトロフォルマッジとは、イタリア語で「4種類のチーズ」を意味します。
ゴルゴンゾーラ、パルミジャーノレッッジャーノなど4種類のチーズを使った濃厚チーズソースをたっぷり味わいたいので、ここはあえてスプーンでいただきます!
ペンネにソースがしっかり絡みます。砕いたくるみが散りばめられており、食感のアクセントに。
蝦夷鹿のタリアータと猪もも肉のオーブン焼きで肉好き女子も大満足
左が北海道産蝦夷鹿のタリアータ、右が国産猪もも肉のオーブン焼きです。
それぞれ単品で人気のメニューなのですが、肉食女子ならどっちも食べたい!そんな願いを叶えてくれる盛り合わせが人気です。
ネックハントという、首をライフルで撃って仕留めた蝦夷鹿で、内臓を傷つけずに仕留めるため、臭みが出にくいのだそう。このネックハントは通常の狩りに比べ難易度が高く、熟練の技が必要なのだとか。
美味しい牛のもも肉のような味わい。鹿肉は高たんぱく、低脂肪でさらに鉄分も牛肉以上に多いことから、女性に超おすすめの肉なんです!
加熱すると固くなりがちな猪肉は、マリネしてから焼き上げるフレンチの技法を取り入れることで、しっとり柔らかく且つ臭みも消える効果があるのだそう。
鹿肉も猪肉も塊のまま焼き、火は通りつつもしっとり柔らかく仕上がる温度に仕上げるのも美味しいポイントなのだそうですよ。
鎌田さんは「ジビエを食べたことない人や、一度食べて臭いってイメージを持って苦手になってしまった人に、是非うちのジビエを食べてもらいたいです。ジビエの概念が変わります」と話してくれました。
ボトルワインは5,000円から、グラスワインは800円から。
美味しいジビエにぴったりのワインは、イタリアの物を中心に40種類程取り揃えています。
サプライズでお祝いはいかが?
誕生日や記念日などで美味しい食事とワインを楽しんだ後は、サプライズのケーキをプレゼントして相手を喜ばせる演出はいかがですか?
ケーキの価格は3,000円からで、季節や好み、人数によって価格が変わります。尚、2〜3日前までに予約が必要になります。こんな演出をされたら、テンション上がること間違いなしですよね!
気になるみんなの口コミは?
雰囲気のいいイタリアンの店。 会食やデートで使える。 ワインの種類豊富で、チョイスが良い。
ランチに月1で利用しています。 パスタもオススメですが、サラダがとにかくボリューミーで女性にはありがたいです。 お店の雰囲気も落ち着きがあり、ゆったり過ごせます。
ディナー以外にも、サラダやパスタのランチメニューも人気の様ですね。
ディナータイムは、アラカルトの他にも5,000円のメインを選べるコースもあります。
また、25名以上なら貸切パティーも可能(1人6,000円〜)。
尾花の取材後記
若い頃は大好きだった渋谷。今はもう行くだけで疲れてしまうので、敬遠しがちでした。渋谷から10分歩いただけで、こんな静かで洗練されたお店があるなんて、本当に驚き‼︎
スーパーバイザーの鎌田さんもお話されてましたが、本当に食わず嫌いの人はまず、ここでジビエを食べてみてほしい。きっと今まで食べなかったことを後悔するはず。美味しくてヘルシーなジビエ、これから絶対注目です!
- トラットリア バッボ
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- 住 所
- 東京都渋谷区松濤1-26-21 Ridge 松濤1F
- 電 話
- 050-5304-3974
- 営業時間
- ランチ:11:30〜15:00 (LO14:00) ディナー:18:00〜23:00( LO22:00)
- 定休日
- 火曜日
- トラットリア バッボ
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東京都 渋谷区 松濤
イタリア料理