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希少なシャトーブリアンがカツサンドに!? 六本木「エンパイアステーキ」で未知の幸福を満喫してきた

こんにちは! 肉の日(2月9日)が近づくと意味もなくテンションが上がりまくるニックです。

今回ご紹介するのは、六本木駅から徒歩2~3分のところにある「エンパイアステーキハウス」。

ステーキの本場、ニューヨークから海外初進出し、2017年10月にオープンした店は、「本場NYスタイル」と銘打つだけあって、お値段的になかなか気軽に行ける感じではありません。

でも、実はBARカウンター限定で、ディナーメニューにも単品では載っていない「シャトーブリアンカツサンド」がリーズナブルにいただけるんです!

ヨダレを拭く準備はいいですか? さっそくご紹介しましょう!

女子会も歓迎! ラグジュアリー感たっぷりな店内

エンパイアステーキは、NYステーキの元祖とも言われる「ピータールーガー」で25年以上の修行を積んだシナジシ兄弟が2010年にオープン。

全米No.1レストランガイド『ザガット・サーベイ』に6年連続で掲載されるなど、ニューヨークに数多くあるステーキハウスの中でも代表的な店です。

本店では、女性同士でも来やすいように内装のラグジュアリー感にこだわっているそうで、海外初進出となる六本木店も同様。

個室も2つあり、1つは専用の出入り口や化粧室が用意されているので、お忍びで来店する政治家や芸能人もいるんだとか。

相場1万円以上のシャトーブリアンを贅沢にカツサンドで!

店で使われている肉は、USDA(アメリカ農務省)の格付けで最高ランクのブラックアンガスビーフ。これを店内にある専用熟成庫で21〜30日間熟成させ、特注のオーブンで900℃以上の高温で一気に焼き上げるスタイルです。

1人用の「プライム ニューヨーク サーロインステーキ」や「プライム リブアイステーキ」は9,800円(ランチは単品で6,800円)。King of Steakと位置づけられている「エンペラーステーキ(2〜3名用)」は、牛の最上部位である「シャトーブリアン」と「サーロイン」を同時に味わうことのできるメニューで、お値段は24,000円。

何かの記念日やお祝い事のときじゃないと、気軽に行ける価格帯とは言えませんよね……でも食べたい!

そんな人のためにオススメなのが、今回ご紹介する「シャトーブリアン カツレツ サンドイッチ」です!

そもそも「シャトーブリアン」は、牛1頭から取れるヒレ肉の中でも特に希少な部位。

ヒレ肉自体、そもそも1頭から約4kgしか取れない高級部位ですが、シャトーブリアンはヒレ肉の中でも特に肉質のいい部分を指し、何と牛1頭からたった600gほどしか取れないんです……!

美味しくて希少、となればお値段も張ります。

相場は150gで10,000〜16,000円ほど。A5の神戸牛だと150gで12,000円

でも、なぜかエンパイアステーキハウスの「シャトーブリアン カツレツサンドイッチ」、150gのシャトーブリアンを使っているのに、3,800円なんです! ちょっと意味が分からないですよね。

料理長曰く「原価はいっぱいいっぱい」とのこと。そりゃそうだ。

ふわっ、サクッ、ジュワ~!

パンからはみ出しすぎず、しっかり肉の厚みが感じられるようにと、厚さは1cm以上を厳守しているとのこと。3切れで150gも使われています(牛1頭の1/4!)。

肉本来の味がストレートに伝わるよう、パン粉は極力薄めにつけ、180℃の高温で1〜1分半でサッと揚げているカツ。そもそもシャトーブリアンをカツにしちゃうなんて、贅沢すぎるっ!

カツがサクッとしている分、パンは水分量の多い食パンを指定。お店からレシピを伝えて作ってもらっているとのこと。

ひと口食べると、パンのふわふわ感→衣がサクッ→肉の旨みがジュワ~と一気に広がって、「幸せってたぶん、コレのことだ……」とうっとりしてしまいました。

シャトーブリアンはもともと「箸でも切れる」と言われるくらい柔らかい部位ですが、このカツは歯グキで切れる! え、パンのほうが固いのでは? と思ってしまうほど、柔らかくてジューシーで……思い出すだけでヨダレがっ!

ソースは何も付けず、塩で旨味を引き出しているとのことで、肉の味をダイレクトに味わえる幸せすぎる一品です。

BARカウンターだけでしか食べられない!

この「シャトーブリアンカツレツサンドイッチ(通称:シャトカツ)」はBAR限定のメニュー。

ディナーメニューの「エンペラーステーキ」ではシャトーブリアンを食べることができますが、シャトーブリアン単品ではランチもディナーも扱っていません。
BARカウンターはランチタイムも使えるので、1人でゴージャスランチを食べたいときにもオススメです。

ちなみに、後ろに写っているカクテルは、お店のオリジナルレシピ。

チェリーが付いているものが「クラッシックマンハッタン(1,600円)」、真ん中のピンク色のカクテルが「エンパイアマティーニ(1,750円)」です。

もともとは、営業の際に手土産としてどうか、と社長が言い出したのがきっかけで生まれたメニュー。こんな手土産をいただいたら、一発でオチる自信があります(笑)。

テイクアウトも歓迎とのことで、電話で予約してピックアップすることができますよ!

BARカウンターでは他にも、ランチ限定の「エンパイアバーガー(2,800円)」や「エンパイアステーキバーガー(3,800円)」をディナータイムでも食べることができます。

テーブル席だと雰囲気的にもお値段的にも気後れしちゃうかもしれませんが、BARカウンターならカジュアルに絶品肉を楽しむのにピッタリ!

希少なシャトーブリアンをカジュアルに味わえる「シャトカツ」、オススメです!

ライター紹介

筒井
筒井 "Nick" 智子
3食すべて肉でOK!朝からステーキをモリモリ食べる生粋の肉LOVER。座右の銘は「肉は裏切らない」。首都圏を中心に美味しい肉にまっしぐら。普段はマジメな媒体でライターをやっているが、肉のことになると相手がドン引きするまで肉トークを繰り広げる。肉専門ブログ「ニッポン肉日和。」で肉情報を発信。
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