私たち日本人にとって国民食といっても過言ではないほど身近な「寿司」。
そして日本のみならず、いまや海外でも寿司屋を見かけるほど、人気ですよね。
東京・渋谷にある『KINKA sushi bar izakaya』は、1号店をカナダのトロントに出し、大盛況となったために、逆輸入という形で日本に上陸したというユニークな寿司店。
そんな『KINKA sushi bar izakaya』の寿司は美味しいだけでなく、見た目の華やかさからインスタ映えすることでも話題なのだそう。
一体どんな店なのか、楽しみに出かけてみました!
渋谷駅ハチ公口から『KINKA sushi bar izakaya』へ
『KINKA sushi bar izakaya』へはJR渋谷駅の「ハチ公改札口」が便利なので、ハチ公改札口からスタートです。
目の前にあるスクランブル交差点(渋谷駅前)を
「 TSUTAYA」の方向に渡ります。
そのまま右方面の「公園通り」を進みます。
左には「西武百貨店」があります。
そのまま西武百貨店を過ぎ、三井住友銀行を通り過ぎます。
「神南一丁目」の信号を左に曲がるように
緩やかな坂を上がります。
しばらく上ると「勤労福祉会館」の信号があるので、その信号を渡り、すぐに左へ。
このビルの2階が目的地の『KINKA sushi bar izakaya』。
ちょうちんアンコウのかわいいロゴが目印です。
店内はスタイリッシュなバーのようなおしゃれなインテリア。
『KINKA sushi bar izakaya』は、先述の通りカナダに本店を構える寿司店。その斬新な寿司メニューや、寿司屋でありながら居酒屋やバーの要素も持ち合わせていることもあり、連日大盛況なのだそう。
早速、店長の葛西さんに『KINKA sushi bar izakaya』の人気メニューを紹介してもらいました。
江戸前ならぬカナダ前 !?「ロブスター寿司」
升の上に置かれたプレートに、鎮座するこちらの寿司。
なんと、ロブスターの寿司です。
こちらの寿司に使われているロブスターは、カナダから生きたまま空輸されたもの。
ハサミの先から尾の先まで30cmはあろうかという立派なロブスターですが、このロブスター寿司に使えるのは、赤く線を引いたこの部分だけ。
1尾で3貫しか握れないのだそうだから、なんとも贅沢ですよね。
あのごついハサミのロブスターからは想像できないほど、艶やかで透明感のある肉質です。
塩とレモンでいただきます。
同じ「えび」でも、今まで食べてきた甘えびや車えびの寿司とは全く別もの!!経験のない程のプリプリした歯ごたえと、とろ〜りとした甘さです。
ロブスター寿司が誕生した裏話をオーナーの橋本さんに聞いてみました。
カナダのトロントに店をオープンするにあたり、既に数多くある寿司屋と差別化するに必要だと考えたのは、看板メニュー。
「『江戸前寿司』が江戸湾(現在の東京湾)の魚介を使って握る寿司なら、『カナダ前寿司』って何を握る寿司になるのだろう。」
そして試行錯誤の結果、カナダの新鮮なロブスターを使った寿司に辿り着いたのです。
カナダではロブスターをグリルにして味わうことが多く、生で味わうことのできる店は他にはなかったのだとか。
はじめはロブスターを生で食することに抵抗があったカナダ人たちも、食べるとその美味しさに魅了され、今ではお店の看板メニューとなりました。
日本でもロブスター寿司を出す店は他にはないそうなので、ぜひ味わってみてくださいね。
これぞインスタ映え!な「KINKA名物アブリシャス」
「アブリシャス」??
このインパクトのあるネーミングは「炙り(あぶり)」と「デリシャス(美味しい)」を合わせたもの。
その華やかなビジュアルが、インスタ映えすると話題なのだそう。
あえて正方形で撮影してみました。
どうですか、このシズル感!
色あざやかな具材やソース、炙られた表面の焦げ目とインスタ映え要素が盛りだくさん!
KINKAロールは、うに、ずわい蟹、サーモン、とびっこの入った贅沢なロール。
見た目の華やかさもさることながら、口の中で色んな食材が混ざり、一気にふわ〜っと美味しさで満たされます。
牛肉の炙り押し寿司は、和牛のザブトンという希少部位を使ったもの。上にはおろしポン酢が。
牛肉の旨味と酢飯が相性抜群。牛肉の寿司はカナダでも大人気だそう。
サーモンとアイオリソースの炙り押し寿司は、通常のサーモン寿司に一手間加えた、KINKA流。
上にかかった「アイオリソース」とは卵黄とオイルをベースに作ったクリーミーなソース。
口の中でクリーミーなソースとサーモンが合わさって、「洋」の味わいになるお寿司なのです。
柔らかく煮あげた穴子にわさびをのせた、穴子の炙り押し寿司。
炙ることによって、煮穴子のふっくら感と焼き穴子の香ばしさのいいとこ取り!
えびとバジルソースの炙り押し寿司は、洋食メニューで定番のえびとバジルの組み合わせを寿司にのせて。
バジルソースのまったりとした濃厚さが、酢飯のさっぱり感に不思議とよく合う!
鯖と大根おろしの炙り押し寿司は、脂がのった鯖を炙ることで、皮目がパリッ。これぞ炙り寿司の真骨頂といった感じ。
大根おろしによりさっぱりとした味わいになっているので、いくらでも食べらそうな美味しさです。
どの寿司も調味されていますが、お店オリジナルのわさびのソースと、トリュフのソースをつけると、また違った味わいを楽しむことができます。
この炙った押し寿司の「アブリシャス」は、どのメニューよりも圧倒的人気だとか。
その理由は、「表面を炙ることで、生っぽさや魚独特のにおいも気にならなくなり寿司初心者や外国人に受け入れやすかった」からだとか。
その他にも酢飯は酸味を控え、少し甘めに仕上げるなど、外国人に受け入れられる要素が随所に散りばめられているのです。
お得なランチも見逃せない!「贅沢海鮮ちらし丼」
渋谷の宇田川町といえば、昨今は近隣にオフィスなども増えており、ランチタイムはビジネスマンも多く来店するのだそう。
そんなランチタイムは、こちらの美味しい寿司をお得に楽しめるチャンスなのです!
マグロ、サーモン、いくら、白身、卵、きゅうりなど数種類がのった、こちらのちらし丼がなんと980円!
定番の寿司や海鮮丼以外にも焼魚や煮魚の定食もあるので、何度訪れても飽きることはありませんよ!
「sushi」「bar」「 izakaya」って?
『KINKA sushi bar izakaya』はその店名にもあるように、寿司屋以外にも「バー」や「居酒屋」としての顔も持つ店。
サラダ、刺身や揚げ物からデザートまで豊富なラインナップです。
日本酒を中心にお酒のメニューも充実しています。
日本茶(煎茶、ほうじ茶、そば茶など)をベースにしたハイボールも大人気です。
みんなの口コミをチェック!
カナダから逆輸入されたという、渋谷の寿司バー。とってもモダンでおしゃれな店内。お料理の盛り付けも綺麗で味もよかったです。お値段もお手頃。接客も丁寧でまた行きたくなるお店でした。
渋谷に変わったお店発見! 寿司バーには行ったことなかったし カナダからの逆輸入というこのお店 KINKAさん! ほうじ茶ハイボールは美味しい 料理もカナダで出していたものを日本人好みにしているんだと感じ、美味しかった! また、料理と日本酒の洌との相性もピカイチ! また是非いってみたいお店になりました! #夜に来たい #遊び心あり #渋谷 #寿司 #寿司バー #変わってる #外人ばっか #魚 #食べたくなったら
寿司を気軽に味わったり、美味しい魚介をアテにお酒を楽しんだりと様々な用途で利用ができそうですね。
ソファー席もあるので、子供が一緒でものんびり食事を楽しむことができますよ。
ぜひ訪れてみてくださいね。
尾花の取材後記
生きたまま空輸されるロブスターや築地から仕入れた新鮮食材で作るお寿司は、どれも納得の美味しさ。
そんなお寿司をかしこまり過ぎず、カジュアル過ぎない空間で味わうのが、とても楽しいお店です。
メニューも握り寿司から炙り寿司、揚げ物など豊富なので、子供からお年寄りまで幅広い世代で利用できそうですよ。
- KINKA sushi bar izakaya キンカスシバーイザカヤ
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- 住 所
- 東京都渋谷区宇田川町3-10 いちごフィエスタ渋谷2階
- 電 話
- 050-5304-2361
- 営業時間
- [月~金]ランチ:11:30〜16:00 LO15:30 [月~金・土]ディナー:17:00〜24:00 LO23:30 [土・日・祝]ランチ:11:30〜17:00 [日・祝]ディナー:17:00〜23:00 LO22:30
- 定休日
- 不定休
- KINKA sushi bar izakaya 渋谷
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東京都 渋谷区 宇田川町
寿司