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ウニ度を5段階で評価! ウニにひたすら向き合ったウニ料理専門店「ウニホリック」

昨年の流行語に「インスタ映え」があるように、様々な被写体がSNSにアップされる今日このごろ、美味しそうな食材がスマホの画面を通して毎日のように目を楽しませています。

インスタ映えする食材には何があるでしょうか。スイーツ、焼肉、ラーメン……。

まだありますよね。そう、ウニです。山吹色のウニの身は精巣や卵巣だということらしいのですが、縄文時代から食べられていたというウニは、今も変わらず人々の目を、舌を楽しませてくれています。

ウニを食べられる店も増えています。2017年11月には六本木にウニの専門店・UNIHOLIC(ウニホリック)が開店、注目を集めています。

どのようなウニが食べられるのか、早速訪れてみました。

落ち着いた店内・夜景の見える11階

店内は少し暗めで落ち着いた雰囲気。カウンターは2カ所にあり、そのうちのひとつの照明がウニのようなデザインになっています。

同店を経営する株式会社kuLoの野村寛行取締役副社長は「いらっしゃるお客様の7割は女性です。食をストーリー化したいですね」と内装や景色にもこだわりを持たれているようです。

インスタ映えだけじゃない!口福なウニ料理

この日いただいたウニ料理を早速ご紹介しましょう。

メニューには「ウニ度」の★印があり、ウニ度の低いものから高いものまで、★0〜★5が表示されています。ウニらしさをたっぷり楽しみたければ、★の多いメニューを頼むと良いでしょう。

お通し・スペイン風オムレツのウニ乗せ

お通しはそのお店の顔でもあります。この日出たUNIHOLICのお通しは、さっぱりした薄味のオムレツにウニが乗っているものでした。

硬めの卵焼きの風情のオムレツは、たまねぎのしゃりっとした歯ざわりもある薄味のもの。

その上にちょんと乗っているチリ産のウニの塩味がぴりっと効いていて、これからの料理に対する期待が高まります。

ウニのスペシャリテ お任せ三種盛り 1,500円【ウニ度 ★5】

最初に食べたのは、ひとつのウニをおつまみ感覚で三種類の作りで食べるもの。

写真左から「燻製」「ワサビ塩」「塩麹漬け」という味付けになっています。

これは日本酒を飲みながらちびちびとつまみたくなります。

まず燻製を食べてみました。

きれいなつやのあるオレンジ色で、生に近いような柔らかさを感じます。最初に口の中に広がるのは、燻製香。

その後にウニ独特のまったりとした味わいが追い討ちをかけてきました。

次はワサビ塩を。

塩漬けにした食材と同じように、ウニも余計な水気が抜けてまったりとした歯ざわりを楽しむことが出来ます。

水気が少ない分、ウニの味が濃く感じられたのが特徴でした。

最後に食べたのは塩麹漬けです。オレンジ色と白の彩りがとても美しい一品です。

口にしてみます。塩麹独特のしょっぱさが広がります。しょっぱさはこれが一番強く、酒の肴にもっともふさわしいのは間違いなくこれ。

のどを通る際のウニ独特の甘みが、一口一口飲み込む作業を楽しくさせてくれました。

なるほど、同じウニでも3種類の作り方で全然味わいが変わってくるのですね。

酒の肴としてアテたいなら塩麹漬け。口の中のまったりさを楽しむなら塩わさび。香りの良さを味わうなら燻製。

こんな彩りを見せる三種盛りでした。

UNIHOLIC風アヒージョ 1,500円【ウニ度 ★1】

「熱を通すとウニの特徴が失われがちなんですよ」と説明を受けながら注文したウニのアヒージョ。

いやしかし、エビ、アサリ、マッシュルームが彩り、オリーブオイルやにんにく・鷹の爪で味の整えられた中に、隠し味的にウニの香りが生きているように思います。

ウニが主役になっている料理が多い中、ウニを脇役的に楽しめるのも変化球的で楽しいものです。

バケットはやや塩分が強めのパンでした。これもアヒージョにピッタリ合います。

馬刺しの生ウニ乗せ 1,600円【ウニ度★4】

2017年あたりから「インスタ映え」の界隈で猛威を振るい始めてるのが、「ウニ×肉」の組み合わせの写真でしょう。UNIHOLICでも、馬刺しの生うに乗せが食べられます。

薄くスライスされた大きな馬肉の上にウニが乗っているので、自然に肉巻きの形でウニを食べることになります。

生ウニのボリュームがしっかりしているので、肉巻き状のウニを口にふくむと、噛んでいる間にウニが少しずつ口の中に飛び出して来るのが分かります。

一噛みごとにウニの香りがぱあっと広がってくるんですね。

他の料理ですと主役になる馬刺しですが、ここではその淡白さが、ウニの濃厚さを上手に引き立てていました。

見た目も美味しい。食べても美味しい。贅沢な一品です。

ちょうどいい生ウニ丼 うずらの卵乗せ 1,400円【ウニ度★4】

ウニ料理を堪能した「〆」として、生ウニ丼を注文しました。

やや小ぶりの丼に十分なウニが乗っています。昆布醤油をかけていただきます!

アヒージョの所で、ウニは熱で特徴が失われがち、と書きました。それ故か、丼の中のご飯はアツアツではなく、ウニの味が生きるように工夫されています。

そのおかげで、ウニの甘さがしっかり表現されていて、昆布醤油の塩分とのコントラストが美味しさを倍増させていますね。

量は〆として丁度いい感じです。他のお店で飲んだ後にUNIHOLICでウニの三種盛りとウニ丼で切り上げる、というのも贅沢な活用方法ではないでしょうか。

目も口も美味しい!ウニを堪能できるお店

野村氏が「4種類以上を取り揃えます」と語るウニ。よほどのことがない限り国産も2種類以上は揃えておくとのことでした。

「季節によって良いウニも変わってくるので、その時々でご用意したいですね」

と語ります。

味付けはウニの特徴をできるだけ活かしたものを。そして料理の見た目にも十二分な注意が払われ、口に入れて美味しいだけではなく、スマホのフォトギャラリーにも素敵な思い出が残るお店になるでしょう。

ウニ好きなら一度は訪れたい。そんなお店です。

ライター紹介

奥野大児
奥野大児
ブロガー・フリーライター。250人ほどが集まる日本最大級のブロガーイベント「ブロガーズフェスティバル」の実行委員長。ライティングはIoTやクラウドサービスの関連記事から食レポ・階段まで様々。趣味は愛好歴35年にもなる将棋でアマ三段。特技は初めていった居酒屋さんで常連のような扱いを受けること。
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