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ついに来た肉新時代!熟成肉をハイブリッドに進化させた「熟鮮肉」が肉の概念を変えるウマさで震えた!

ここ数年、赤身肉やローストビーフ丼、エイジングビーフをうたう熟成肉など、肉好きを唸らせる話題が事欠きませんよね。

そんな肉好きに更なる朗報が!熟成肉のさらに上をいく第三のエイジング肉「熟鮮肉」をウリにしたお店があると聞き、早速駆けつけました。

お店は京成本線「堀切菖蒲園」駅から徒歩5秒

お店は京成本線「堀切菖蒲園」駅から徒歩5秒の場所にある、熟鮮肉専門店の「福久助(ふくすけ)」。改札を出てすぐ左手に、お店ののれんが見えます。

お店は建物の2階。店内はテーブル席やカウンター席があり、8名まで座れる半個室も完備されているため、お一人様から大人数まで幅広く楽しめます。

熟鮮肉(フレッシュエイジング肉)は、熟成肉とどう違う?

熟成肉といえば、乾燥熟成庫で2週間〜2カ月ほど0〜3度で保管することで、肉のタンパク質がアミノ酸に分解され、肉の旨味が増し、肉質が柔らかくなる「ドライエイジングビーフ」が一般的。

NYから日本に上陸したステーキの話題店などは、このドライエイジングビーフを採用しています。

しかし、ドライエイジングビーフは長期間空気に触れながら熟成を行うため、表面がカビてしまったり菌が繁殖してしまったりと、肉全体の1/3ほどがロスになってしまいます。

また、メンテナンスや衛生面でも徹底した管理が必要となるため、その分コストがかかり、熟成肉を食べるためにはそれなりの値段を払わなくてはなりません。

さらに、空気にさらし熟成することにより独特の獣臭も生まれるため、好き嫌いが分かれるという一面もあります。

熟鮮肉はフレッシュで、柔らかく旨味が強い!

それに対し「福久助」で提供される第三のエイジング肉「熟鮮肉」は、世界初の熟成技術を活用した、マイナス3度に保たれた特殊な冷蔵庫を使用。

冷蔵庫内で真空パックしたお肉に微弱な電流を流すことで、200日以上もの長期間鮮度を保ちながらタンパク質が分解されアミノ酸になり、旨味が増した肉質の柔らかいお肉になると言います。

また、フレッシュなまま熟成を進めているため、熟成期間中にお肉が一切傷まず、すべての部位が美味しくいただけるのも、熟鮮肉の特徴。

ロスやコストが従来よりも少ないため、ドライエイジングビーフと比べリーズナブルに美味しいお肉がいただけるという夢のようなお肉が熟鮮肉なんです!

加えて、熟鮮加工されたお肉は、脂身(脂肪)が不飽和脂肪酸に変化することも確認されています。不飽和脂肪酸は血中の脂肪濃度を上昇させず、中性脂肪になりにくくとってもへルシー!

脂の融和温度も下がり、口の中でとろける食感のお肉に仕上がるのも特徴です。

箸でほぐれるほど柔らかい!? 旨味が爆発する極上ステーキ

熟鮮肉専門店「福久助」では、全てのお肉にこの熟鮮肉を使用し、焼肉、焼きすき、ステーキ、しゃぶしゃぶ、とんかつ(カツサンド)など、あらゆる調理法で極上の肉料理を味わうことができます。

筆者一押しは、「特上熟鮮フィレステーキ」(100g 2,280円 税別)!(※写真は200g)

使用されるのは、300日ほど長期熟成させた上州牛。専用飼料と肥育技術により、脂質の風味と赤身肉の味わいが豊かなのが特徴です。

まず運ばれてきたときに立ち込める、熟鮮肉ならではの芳しい肉の香りにノックアウト! もうこれだけでごはん一杯食べられそう…。

そして驚きなのはその柔らかさ。力を入れずともナイフがすっと入り、持ち上げるだけでちぎれてしまいそうなほど、お肉がホロホロです。

下茹でや叩いたりしていないにも関わらず、その柔らかさは牛タンや豚の角煮のようで、箸でも切れてしまうほど!

お肉はバターのように芳醇な味わい。噛みしめるごとに凝縮された肉の旨味が口の中で溢れかえります…!

数あるステーキを食べてきましたが、こんな柔らかくて旨味の詰まったステーキは初めて!

口の中で踊るブリッブリ&ジューシーな牛タン

もう一つ絶対食べていただきたいのが、「特上厚切り牛タン」(1,780円 税別)。牛タンの中でも脂が乗っていて一番美味しいタン元を、厚切りでいただけます。

焼いていくと、牛タンとは思えないほどジュワジュワと肉汁が滴ってきます! 少しレアで焼いたら、紅塩とレモンをかけてパクリ。

まるで口の中で踊るようにブリッブリな食感で、牛タンとは思えないほど芳醇な旨味が、噛むたびに広がります。まさに、感動ものの厚切り牛タンです!

食べ応え抜群のデカデカ焼きすき

今トレンドの焼きすきも熟鮮肉でいただけるのは同店の魅力。

「熟鮮ビーフの贅沢"焼きすき"」は一人前1,890円ですが、二人でシェアしても十分なほどのボリュームです。

焼きすきにしては少し厚めでボリューム感のあるお肉を、鉄板でサッと炙ります。

その後、卵黄とタマネギ、ニンニク、醤油などで仕上げた甘じょっぱい特製ソースを混ぜたタレにたっぷりつけて、ごはんにのっけていただきます。

茶碗からはみ出るほどビッグサイズで、適度に厚さもあるため食べ応え抜群!

熟鮮されてコクが増したお肉に、卵黄のまろやかさ、甘じょっぱいタレがアクセントになり、ごはんがいくらでも進んでしまいます。

極上の旨味と香り! 熟鮮肉「カツサンド」はテイクアウトも可能

「もうちょっと手軽に熟鮮肉を楽しみたい」そんな人には、テイクアウトも可能なカツサンドがおすすめ。

同店から歩いてすぐの場所にある姉妹店「福久郎」でも購入することができます。

「ソースカツサンド」(980円 税別)は、2ヶ月ほど長期熟成させた熟鮮ポークを贅沢に使用。

熟鮮しているため、厚切りカツでも驚くほど柔らかくジューシーで、自家製ソースと絡まる極上の旨味と香りがたまりません!
 

これまでの肉の常識が覆る、肉の新名店になる予感! 予約待ちの人気店になる前に、リーズナブルに極上肉を味わってみてください!

中森りほ

中森りほ
中森りほ
【フリーライター/編集者】 早稲田大学文化構想学部を卒業後、デジタルガレージ、モデルプレス、ぐるなびを経てフリーライター/編集者に。現在、『Hanako.tokyo』や『OZmall』、『Dress』にて東京のトレンドグルメをメインに取材、執筆中。好きなものは旅と街歩き、カレーと酒場。・ブログはこちら ・Instagramはこちら ・Twitterはこちら
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