ファッションからグルメまで、様々な流行をリードするトレンドの発信地「表参道」。渋谷や原宿からも歩いて行くことができる表参道は、常にオシャレな人達で賑わっています。
そんな表参道でビール1杯、焼き鳥1本から気軽に楽しめる焼き鳥屋があります。
今回ご紹介するのは、隠れ家的和モダン焼き鳥屋『KUSINAKA(串中)』。
表参道で静かに焼き鳥や食事を楽しむことができるお店へ
表参道は、お昼は流行最先端のオシャレな街、夜はガラリと雰囲気が変わり、静かで落ち着いた上品な大人の街になります。
まずは、お店までの道順をご案内します。
『KUSINAKA』の最寄り駅は、「表参道」駅。表参道駅は、東京メトロ・銀座線、千代田線、半蔵門線の3路線が乗り入れています。
今回は、一番利用頻度が高い東京メトロ・銀座線からの行き方をご紹介します。
電車を降りて改札を出たら、B3出口を目指します。
エスカレーターを上がって地上に出たら、左折。
賑やかな青山通り沿いを渋谷方面に進んで行きます。
青山通りと骨董通りの交差点を左折。
骨董通り沿いの南青山6丁目の交差点まで約5分ほど歩きます。
南青山6丁目交差点手前、1階に整骨院のあるTIビルの地下一階にお店があります。
階段を降りて地下の入口の扉を開けると、バーを思わせる大人な雰囲気漂うカウンター席があります。一人でゆっくり過ごしたい方や、お酒メインの方はこちらのカウンター席がオススメ。
店内を奥に行くと、和の風情が漂う格子戸付き個室があります。デートや接待にぴったりの空間。周りを気にすることなく静かに食事をすることができます。
そして店内一番奥には、明るくカジュアルなカウンター席とテーブル席が用意されています。
それぞれ席によって違う雰囲気を醸し出しています。雰囲気に合わせ、デート、会食、宴会など幅広く使えるのもお店の特徴です。
ホールの奥では、焼き場で焼き鳥を焼く料理人の姿が。
焼き鳥は、注文を受けてから紀州備長炭でじっくりと時間をかけて焼き上げます。種類や肉の部位に応じて備長炭の太さを変えて、最高の状態で提供するのが『KUSINAKA』流のおもてなし。
焼き鳥を焼いているのは『KUSINAKA』の料理人、吉田俊博(ヨシダトシヒロ)さん。今でこそ和モダン溢れる焼き鳥屋で料理を提供していますが、フレンチやイタリアンの店などで経験を積んだ過去も。
そんな吉田さんがオススメする料理をご紹介します。
クリーミーなブリュレを自家製竹炭パンと
まずはじめに注文したのは、「白レバーのブリュレ」。いきなりデザート!?
いえいえ、こちらは一品料理で、焼き鳥を食べる前に注文する方が多い人気メニューです。
見た目も華やかな「白レバーのブリュレ」は、フレンチを経験した吉田さんならではのアイデア。
食べ方は、軽く炙って香ばしさを出したレバーのブリュレをすくい・・・。
ほんのりローズマリーの香る竹炭パンは、なんとお店で作っている自家製。パリパリとした甘いキャラメリゼと、白レバーペーストの独特な風味と味わいが不思議とマッチ。
舌触りがなめらかな白レバーペーストとトーストされた竹炭パンとの食感の組み合わせも楽しめますよ。
紀州備長炭で焼く鮮度の高い焼き鳥と旬の野菜串
次に、メインの焼き鳥「おすすめ串焼き6本」を注文しました。6本のおすすめ串焼きの内容は、その日に一番オススメの串焼きを提供。好きな部位や苦手な串焼きがある場合は、注文時に希望を伝えてると限りなく答えていただけるのだそう。
一串目:手羽先(塩)
最初の一串目は、手羽先をいただきます。京地どりを使用した手羽先は、皮までパリッと焼けていてジューシー。
鶏肉は味がしっかりと濃厚です。鶏本来の味は、塩だけのシンプルな味付けだからこそしっかり味わうことができます。
二串目:紫蘇つくね(塩)
二串目は、紫蘇つくね。『KUSHINAKA』自慢の一品です。おすすめ串焼きは、その日の食材の仕入れなどで串の種類が変わることがありますが、紫蘇つくねは固定で提供しているのだそう。
ぷっくりとしたつくねの中には、鴨脂と梅肉と紫蘇が練りこんであり、ジューシーながらもさっぱりといただくことができます。
三串目:レバー(たれ)
三串目は、レバーをいただきます。朝〆の大山鳥を使用したレバーは、やわらかくて口の中でとろけるような食感がたまらない。
臭みもなくやわらかいレバーは、レバーが苦手な方にも食べていただきたい一串です。
四串目:せせり(塩)
四串目は、せせりをいただきます。部位は博多地鶏。一羽からわずかしか取れない希少部位なので、メニューにせせりを見つけたら、一度は食べてみることをオススメします。
一口噛めば、せせり本来が持つ脂身が口の中に広がりクセになる味わいです。弾力のあるプリプリとした食感が心も食欲も満足感がMAXになる一串です。
五串目:ちょうちん(たれ)
五串目は、ちょうちんを。こちらも、せせりに続いて焼き鳥の中でも珍しい希少部位。串を持つと「きんかん」が「ひも」に吊るされている姿が、まさに「ちょうちん」ですね。
「きんかん」は「ひも」と切り離さず、一気にパクリ!「きんかん」がプチッと弾け、口の中で広がる濃厚な味もハマります!
ひもの部分はホルモンに味が似ており、表面はしっかりとした食感で、中はとろけるようなほろ苦さ。卵黄のとろみが引き立ち、味わい深くなるのでタレで食べるのがオススメです。
六串目:ししとう
最後の串は、ししとうをいただきました。ししとうは濃厚な焼き鳥の合間に食べたい一串。
辛味が脂っぽい口の中を、リセットしてくれます。
シメ物:鶏スープラーメンまたはそぼろ丼
シメ物には、「鶏スープラーメン」と「そぼろ丼」があります。その時のお腹の具合でどちらかにするのかを決めてもいいですね。
コースの場合は、シメ物はどちらかを選ぶことができます。
「鶏スープラーメン」は、鶏ガラを時間をかけて煮込んだ塩ラーメン。食事をした後に食べられる少なめの量と、塩分を控えめにすることにこだわって提供しているのだそう。
細めの麺があっさりしたスープと絡み、ラーメン好きな方も満足できる一品です。
最後までがっつりとご飯を食べたい方にオススメの「そぼろ丼」。鳥スープが付いてきます。
そぼろは、焼き鳥のいろいろな部位をミキサーにかけて作った鶏そぼろ。濃い焼き鳥を食べた後なので、薄味の味付けにしてあります。
トッピングの温泉卵を一緒にまぜて食べると、味がまろやかになり、最後までお腹を満足させてくれます。
オススメのお酒は芋焼酎の「甕雫(かめしずく)」
ワインや日本酒は、季節に合わせ豊富に取り揃えます。その中でオススメのお酒は、芋焼酎の「甕雫」。
香り高くフルーティーでサラリとした飲み口はとても飲みやすく、芋焼酎が苦手な方でもおいしく飲んでいただけます。
専用の竹しゃくが付いており、常連客のキープボトルとしても人気。大勢で飲むには話題性間違いなしの焼酎を一度お試しあれ。
表参道の隠れ家的焼き鳥屋さん
会社帰りや買い物帰りでも気軽に訪れることができる『KUSINAKA』。一人でも入りやすく、落ち着いた空間から会食や接待にもオススメのお店です。
表参道の隠れ家的焼き鳥屋で、心もお腹も満足してみてはいかがでしょうか。
- KUSINAKA
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- 住 所
- 東京都港区南青山6-2-10 TIビル B1F
- 電 話
- 03-6805-1088
- KUSINAKA
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東京都 港区 南青山6
焼き鳥