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カレーとBBQが融合! 大胆な串焼きをのっけたワイルドすぎる”BBQカレー”が誕生

「カレーのチェーン店」といった場合、おそらく多くの人が、家カレーの延長のようなカレーを想像することだろう。

ところが昨今、勢力を拡大しているカレーチェーンが、野菜カレー専門店の「野菜を食べるカレーcamp」である! 駅ナカやショッピングモールなどにも店舗を構え、性別や年代を問わず野菜不足に悩む多くの現代人の支持を得ている。

そんな「野菜を食べるカレーcamp」が、3月12日に新橋にて”BBQグリル×クラフトカレー”というコンセプトのカレー店「野菜を食べるBBQカレーcamp」をオープンしたと聞き、さっそく足を運んだ。

新橋のサラリーマンの聖地ともいえる「ニュー新橋ビル」に堂々オープン。

新橋のサラリーマンの聖地ともいえる「ニュー新橋ビル」に堂々オープン。

店内はかっこいいミリタリー調!

水筒や飯ごうに入れられたシャベル型のスプーンなどで、キャンプの雰囲気が表現されている。

店内には新鮮な野菜たちが美しくディスプレイをされている。

さて、メニューは、ワイルドな網焼きBBQグリルが楽しめる「BBQチキンカレー」(890円税込)、「BBQ厚切りポークカレー」(990円税込)、「BBQビーフカレー」(1,190円税込)、野菜を中心に味わうことができる「一日分の野菜カレー」(1,090円税込)、「温玉MIX野菜カレー」(840円税込)、「MIX野菜カレー」(790円税込)という、ラインナップ!

カレーソースは中辛の「自家製キーマカレー(鶏挽肉)」、甘口の「マイルドチーズカレー」(+150円)。辛口の「粗挽きスパイシーカレー」(+50円)の3種類の中から好きなものを選ぶことができる。

どのカレーソースも100%店内仕込み! こだわりのクラフトカレーだ。

今回は「BBQビーフカレー・自家製キーマカレー(鶏挽肉)」をチョイス。

大胆な串刺しBBQ!

これは見たことない…ッ!!

お皿からはみ出るくらいに長い串に、厚切りでボリュームたっぷりのビーフがワイルドに刺さっている。

さっそく口に運ぶと、まず感じるのは野菜の新鮮さと存在感!

あっさりとした鶏の挽肉とカレーソースに、歯ごたえのある野菜が絡み合い、食感を楽しむことができる。特にオクラと枝豆の歯ごたえ、そして時折のぞかせるカボチャの優しい甘みと深さがアクセントになっている。

これだけでも十分においしい野菜カレーなのだが、これにビーフを合わせたらどうなってしまうんだろう…と、恐ろしくも止められない衝動に突き動かされ、お米・カレーソース・野菜・ビーフを同時に口の中に!

おお! なんと重厚な味わいなのだろうか!

ビーフがカレーソースの鶏挽肉に絡み合い、さらにジューシーな味わいに。ビーフはそのままでもしっかりとした歯ごたえがおいしいが、カレーと一緒に食べることで最大のパフォーマンスを発揮しているといえるだろう。

食べ進めていると、辛口の「粗挽きスパイシーカレー」をオーダーしていた隣の席の人に、謎のバズーカが!

バズーカではなく、大きなミルである。

「粗挽きスパイシーカレー」は、この超絶デカいペッパーミルで、スパイスをかけてくれるとのこと!

「粗挽きスパイシーカレー」の場合は、このようにしっかりとスパイスを味わうことができる。

完全な持論であるが、野菜カレーがおいしい店、というのは本当においしい店だと思っている。なぜなら、カレーの具として入れられた肉や魚介から出る重厚な出汁には頼れないからだ。野菜カレーで勝負をするのは、実は苦難の道。

にもかかわらず素材本来の味で勝負をし、カレーと野菜、ライス、そしてBBQを一皿で見事に融合させたこのカレーは素晴らしい。

「野菜を食べるBBQカレーcamp」の公式HPでは、「健康的とか、そういうことではなくて、やさしくて、力強いうまさ」を追求していると野菜カレーの思いが語られている。

野菜カレーというと「ヘルシー」「健康志向」などと思われがちだが、この店が提供する野菜カレーは何よりも「おいしくて楽しい」ものなのだ。そんな思いが詰まった新機軸のBBQカレーを、ぜひワイルドに味わってみないか?

ライター紹介

手条萌
手条萌
ギリギリ平成生まれ。カラオケ好きなカレーヲタ社会人。初著書『カレーの愛し方、殺し方』絶賛発売中!
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