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酒良し!かつお良し!珍味良し! 高知にある呑兵衛のパラダイス「ひろめ市場」

屋台村やフードテーマパークなどの、人気のグルメスポットは、いつも人で賑わう場所になっています。

今年、明治維新から150年で盛り上がっている高知県にはオープンから20年を数える人気のフードコート「ひろめ市場」があります。

地元の食材を中心としたメニューが楽しめるひろめ市場は、地元の人々だけでなく旅行者・出張者にも大人気。まだ行ったことのない人、これから高知に出かける人に向けて、ひろめ市場の魅力をタップリとお伝えします。

高知の魅力が所狭しと40店舗!

ひろめ市場は8時から23時まで開館しているフードコート。40ほど入っている店舗は、営業時間によって食べられるものは変わりますが、昼どきから21時くらいまでは、多くのお店で料理を楽しめます。

館内の様々な場所に写真のようなテーブルがありますので、場所を確保して好きなお店で食べ物・飲み物を選びましょう。

テーブルには画像のように番号が振ってありますので、調理に時間のかかるものは「龍馬通りの7にお願いします!」などとテーブル番号を伝えればお店の方が運んでくれます。

あとは仲間内でわいわいするも良し、同じテーブルで相席になった人と会話を楽しむも良し。食べ終えた食器は巡回している係の人が回収してくれるので、プラスチック容器など以外はそのままテーブルに置いて席を立ってOKという仕組みになっています。

高知城や高知県立歴史博物館の目と鼻の先。観光の後に立ち寄るのにピッタリなフードコートです。

ここで食べればハズレなし!おすすめ店をご紹介

ひろめ市場は40ほどの店舗があって、初めて訪れた人はどのお店で料理を食べたら良いのかが悩ましいところ。そこで、ひろめ市場を訪れた筆者がおすすめの店舗をいくつかご紹介します!

やいろ亭

高知に行ったら、まずはかつおの叩きを食べたい!という方は多いと思いますが、そんな方におすすめするのが「やいろ亭」。

ここで高知ならではの、かつおのわら焼き塩タタキを食べておくのが吉です。

他にも、うつぼのから揚げも一度は食べてみたいところ。味の傾向としてはうなぎやあなごのそれに近いのですが、少し魚臭さみたいなものを感じるかもしれません。ただ、飲ん兵衛には、うつぼの口の中で絡みつくようなまったりさが魅力的でした。

珍味堂

港町でもある高知。地の利を活かし、他ではなかなか食べられない海の食材があったり、割安で食べられたりするのが珍味堂。

訪れるたびに「今は何が置いてあるかな」と覗きたくなってしまいます。

このときはお酒と併せて、酒の肴を4品チョイスしました。

かにみそ甲羅、どろめ(小イワシの稚魚)、酒盗、百一珍(ゆず)。

百一珍は、チーズにゆずを練り込んだような酒の肴でした。肴は4品併せても1,500円以下と、リーズナブルさも抜群でした。

本池澤

高知県は四万十川があり、全国で問題になっているうなぎの漁獲量問題の影響が小さい県です。本池澤ではうなぎの蒲焼きを食べました。

歯触りはふわっとしており、脂はしっかり乗っていて、日本酒と合わせるのに適したうなぎでした。

王子水産

午前中に訪れて、海の幸を頂いたのが、まぐろが美味しい「王子水産」。

メバチ・ビントロの刺身から、トロカツオの刺身まで、安価に楽しめます。

イモバル TOSAYAMA男爵

高知で栽培出荷の多い、たけのこの一種「朝獲れ四方竹」といった高知ならではの食材も楽しめるお店ですが、個人的にとても美味しかったのはジンジャーエール。

高知県は生姜の産地として日本一で、こちらで飲むジンジャーエールは一般的な「ジンジャーエールの味」ではなく、生姜の味がガツンとくる炭酸飲料です。

甘口と辛口があり、甘口は蜂蜜を使っているそうです。お酒で身体は温かくなっていましたが、飲むとさらにぽかぽかと温まってきたような気がしました。

日本酒も安い!

高知県といえばお酒、という人もいるくらい飲兵衛が喜ぶ地域でもあります。

ひろめ市場の多くのお店でも高知の地酒を扱っていますが、東京の地酒店などよりリーズナブルに楽しめます。

東京では90ml~120mlで500円~700円くらいの地酒店が多い印象がありますが、ひろめ市場で購入できる300mlの瓶は600円台~1000円くらいで購入できるものが多いのです。

お酒が好きな人であれば、沢山飲んで楽しめること間違いなし!

短期滞在なら「ひろめ市場」だけで食事・お酒を楽しんでも十分

店舗の数が多いため、短期滞在であればひろめ市場にいるだけで、様々な店舗の料理を楽しめます。

また、高知土産もここで買い物ができますし、かつおなどの食材を冷凍で宅配できる店舗もあるため、便利さも抜群。

「高知県に旅行に行ってきました」

と高知県出身者などに言うとかなりの確率で聞かれる、

「ひろめ(市場)行った?」

という質問。一度は訪れて、高知の雰囲気を体中で感じてくることを全力でおすすめいたします。

ライター紹介

奥野大児
奥野大児
ブロガー・フリーライター。250人ほどが集まる日本最大級のブロガーイベント「ブロガーズフェスティバル」の実行委員長。ライティングはIoTやクラウドサービスの関連記事から食レポ・階段まで様々。趣味は愛好歴35年にもなる将棋でアマ三段。特技は初めていった居酒屋さんで常連のような扱いを受けること。
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