サバを楽しみ、サバカルチャーを発信し、サバで日本各地との交流をはかる「全さば連」(全日本さば連合会)の広報担当・サバジェンヌこと、池田陽子です。
突然ですが、茨城県といえば、みなさんはどんな食べ物を思い浮かべるだろうか? 茨城グルメの代表格といえば、納豆や梅干し。
しかし、じつはサバも凄いのである。いま、最もアツい、そして注目すべき「茨城サバムーブメント」を紹介させてほしい!
茨城県民も知らなかった「サバ漁獲量日本一」の事実
茨城県のサバ類漁獲量は、なんと堂々の日本一。
茨城県所属の漁船は、北海道沖から千葉県沖までサバを追いかけて操業。
もちろん茨城県沖でも旬となる11~2月にかけて、脂のりバツグンのマサバを漁獲、神栖市・波崎(はさき)港などに水揚げしている。
しかし、この事実は「県民にも、あまり認知されていなかったんです」と語るのは茨城県農林水産部・漁政課の小澤竜太さん。
「地元ではサバをよく食べますし、サバ好きも多いのですが・・・」
たしかに実際、これまで茨城のサバグルメ情報を耳にすることがなかった。ただ、ここ数年起きている全国的な「サバブーム」のなか、いま、満を持したかのように茨城から画期的なサバグルメが続々と誕生しているのだ。
神栖市波崎発「ニューウェーブサバ缶」
古くから漁業で栄えてきた茨城県神栖市・波崎(はさき)。
神栖市・波崎は、県庁所在地の水戸からはるか遠く、ほとんど千葉。
▲神栖市の公認ゆるキャラ・カミスココくん
しかも日本一の漁獲量を誇る銚子漁港に近く、茨城県所属のまき網船団はこちらにも大量にサバを水揚げしているため、波崎漁港の存在感は、いまひとつ薄い。
しかし、銚子から利根川を渡って向かった波崎には、水産加工会社が軒を連ね、「漁業の町」であることを実感する。
波崎で昭和初期に創業した水産加工会社「高木商店」。最近、こだわりを尽くしたサバ缶が人気を博している。
高木商店では昭和36年から缶詰製造を行っていたが、これまで大手水産会社のOEMのみだった。
*OEM・・・製造を発注した相手先のブランドで販売するための製品を製造すること
年間4000万もの缶詰を作り、蓄積したノウハウがある。「自社商品を作ってみたい、とかねてから考えていました」と専務の高木貴史さん。
「わが社は缶詰工場だけではなく、巨大な冷凍設備も備え、地元の良質な原料を確保し、さまざまな用途に応じて冷凍処理、販売も行っています」
市場で脂のりバツグン、大型の良質なサバを入札することもある。けれど缶詰にするには、値段が高すぎて小売向けや高級加工品に回さざるを得なかった。
「こんないいサバで缶詰が作れたら・・・」
そんな思いが積もりに積もってついに、爆発。
高木さんは、自社サバ缶の開発をスタートした。
「やるからにはどこにもない、誰にもマネできない『高木商店」ならではのサバ缶を作ろうと思ったんです」
原料は、旬の一番脂がのった最高のサバ。
1万2000トンもの水産物を保管できる冷凍設備を有する高木商店。原料をストックし、シーズン終了後に「その年、最もコンディションのよかったサバ」をセレクトできるのが強みだ。
さらに、「もう一工夫を」と思案した。「地元・茨城ならではの食材を使うことを考えました」と高木さん。
これには理由があった。じつは茨城は不名誉な「日本一」県でもある。「47都道府県魅力度ランキング」において、ぶっちぎりのワースト1位。しかも堂々の「5年連続」である。
「地元のお土産といえば納豆や梅干しくらい。茨城の魅力を発信できるサバ缶が作れたらと思ったんです」
茨城愛を胸に、高木さんは県産野菜の使用を決断。
命を受けた営業部の豊島光伸さんは、地元のさまざまな野菜をサバとともに缶詰に詰め込んで試作を重ねた。生産量日本一の「レンコン」も詰めてみた。
結果は「全然ダメでした」と豊島さん。「主張がなさすぎる」からだ。
「レンコンは品がよすぎて味がなじみすぎる、サバに負けちゃうんです」
「主張する」魚・サバにはガチで勝負できる「主張する」野菜でなければならなかったのだ。
模索した結果、白羽の矢が当たったのは「つくば産のネギ」。
これが見事なまでに大成功!
「ネギの香り、味わいはサバとバツグンの相性! 見事にマッチしました。缶汁まですばらしく美味しく仕上がったんです」
しっかりと締まりがあり、やわらかく甘みがある極上のネギを、農家と契約して泥付きという「鮮度バツグン」の状態で取り寄せる。
しかし「大変です」と豊島さん。サバばかりかネギの状態も配慮しなければならないからだ。
ネギは太かったり、細かったりとサイズもばらばら。
「青いところと白いところの長さも違うし」
専門外の野菜発注まで業務になった豊島さんは続ける。
「価格変動も大きくて、原価割れしないかドキドキですよ。ほんとに誰もマネできないというか、したくないと思います(苦笑)」
それほどまでにとことんこだわった素材だからこそ「見た目も大事」。缶の中に、ベテランの作業員が丁寧に手詰めした。かくして自社初のブランド缶詰「ねぎ鯖」か完成。
四角い缶にサバとネギを別々にきれいに詰め込んだ、まるで「お弁当箱」のようなビジュアル!
唯一無二のサバ缶が誕生した。美しく輝くサバの皮目ととろりとしたネギ。
ラインナップは塩だれ、醤油、味噌の3種類。いずれも素材の風味を活かし、化学調味料は一切不使用。ネギの香りがうつったサバも、サバの旨みがうつったネギもとても美味しい。
ごはんの供、そして日本酒のつまみにしても最高! 茨城愛の詰まったサバ缶は、じわじわとファンを増やし、いまでは製造が追いつかないほどの大人気に。
さらに醤油の香ばしい風味が魅力の「焦がし醤油鯖」や、西京味噌のやさしい味わいが楽しめる「西京焼き鯖」などのユニークなサバ缶も開発。最近では、スペインの風を吹き込んだサバ缶「焼き鯖のアヒージョ」も登場した。
こんがり焼き上げたサバをエクストラバージンオイル、ニンニク、唐辛子で仕上げた一品だ。
「日本人になじみやすい味わいに」と隠し味に、醤油を使用。バケットを添えてワインととも楽しむのはもちろん、ごはんにもマッチ。
かわいいパッケージも相まって、女性にも大好評だ
干物の常識を覆す「フレンチ干物」
茨城の「ニューウェーブ」サバグルメは缶詰だけではない。
同じく波崎の水産加工会社「川畑」から干物界の常識を覆す商品が登場した。その名も「フレンチ干物 サバ」である。
昭和30年に創業した川畑の主力商品は干物だ。
「良質な魚を熟練の作業員が、創業時から継ぎ足した秘伝のみりんだれにじっくり漬け込み、天日干しにした『みりん干し』が代表商品です」と専務取締役の川畑雄一さん。
しかし、世の流れでいまどきの家庭の食卓から干物は姿を消しつつある。干物といえば、インスタ要素は皆無。「キング・オブ・茶色系」の“枯れキャラ”だ。
「若い女性や子供たちにもウケる干物ができたら」
川畑さんは開発を重ねた。目指したのは「洋風干物」。
骨をとったサバのフィレを干物にして、最後に特製のフレンチソースをぬった「フレンチ干物 サバ」が完成した。パセリバターグリル味、レモンペッパー味の2種類がある。
「干物にすることによって、旨みが凝縮したサバと洋風のソースの相性がバツグンです」と川畑さん。
発売当初は、「干物? フレンチ? 本当に大丈夫!?」とスーパーでは疑問視されたが、若い女性から大好評。
「香りがよくて食べやすい」「ワインにも合う」と人気を博している。
フレンチ干物を焼いてみるとさわやかな香りで、風味もバツグン。ベビーリーフやプチトマトを添えれば、干物で食卓がビストロ化!
川畑では続いてムニエルソースや、香草チーズパン粉を使った「おしゃれサバ干物」も製造。焼くのがワクワクするサバ干物が波崎から回遊しはじめた。
水戸でとんでもないサバブームが!!
一方、波崎から遠く離れた水戸市でも、とんでもない「サバブーム」が起き始めていた。ブームの火付け役となったのは「天下一品酒びたし鯖」。
波崎の水産加工メーカー・津久文(つくぶん)、水戸市の老舗酒蔵・吉久保酒造、水産卸会社がタッグを組んで開発した商品だ。
開発のきっかけは「たまたまでした」と語るのは吉久保酒造社長・吉久保博之さん。
寛正2年、水戸御三家時代に創業した伝統ある酒蔵の12代目だ。
居酒屋で水産卸会社の友人と飲んでいた吉久保さん。話題となったのが、例の有難くない茨城ネタ。「魅力度ワースト1茨城」について、である。
「『茨城って魅力ねえよなぁ、ほんとどうにかなんねぇかな』って話してまして(苦笑)」
茨城の魅力を発信するような商品を作りたい、そんな結論に至った時、ふと友人は言った。
「神栖の津久文というメーカーが、日本酒を使った美味しいサバの干物を作ってるんだよ。お前んとこの酒を使ったらもっと美味しくなるんじゃないの?」
津久文では波崎で水揚げされた新鮮で上質なサバを日本酒に漬け込み、熟成乾燥した干物を作っていた。日本酒に漬け込むことで、臭みがなく、ふっくらと仕上がるという。
そもそもサバ好き、そして茨城のサバは旨いと思っていた吉久保さん。「どんなものか」と自社代表銘柄で、水戸市内で愛されてやまない銘酒「天下一品」を津久文に送ってみた。
ほどなく、津久文からできあがった商品が届いた。食べてみて吉久保さんと友人はたまげた。
「なんだこれ!?」
とんでもなく美味しかったのだ。
「旨みがバツグン。焼くと身がふっくら。しかも冷めても美味しい。これは売るしかない!」
「天下一品酒びたし鯖」と命名し、水戸市内のスーパーで試食販売してみたところ、いきなり400枚が完売。
「お客さんの反応がよすぎて、たまげました」
手ごたえを感じた吉久保さん。
「茨城に魅力がないというのなら、新たに作ればいい。茨城の魅力をサバで発信しよう!」
かくして、水戸市内のイベントに酒びたし鯖を携えて出店。炭火で焼いて販売することにした。思いもよらぬ「酒蔵のサバ活」がはじまった。
酒びたし鯖は焼き上がりの身がホクホクで、じわじわと深い旨みが広がる。
一度食べたら忘れられない味わいだ。「炭火でじっくり焼くと大きさが倍になる」と言われるほど、ふんわり仕上がる奇跡の干物は、イベントでも大好評。市内の飲食店でも提供されるようになった。
さらに、酒びたし鯖を使った新たな鯖グルメとして大正15年創業の老舗パン店「木村屋」の「酒びたし鯖サンド」や、寿司店「さくら亭」から「水戸の焼きさば鮨」も登場。にわかに水戸でサバが注目されはじめた。
3万人を超えるサバファンが押し寄せた「鯖サミット」
水戸市内で好調なサバ活を続けていた吉久保さんに、新たな転機が訪れた。
2017年、千葉県銚子で開催された「鯖サミット2017㏌銚子」への出店だ。
イベントへの出店は、これまた「たまたま」である。吉久保さんのお母さんが、JR特急列車の車内でシートポケットにささっていた冊子に掲載されていた「鯖サミット」の告知を発見したからだ。
「母に『こんなのあるわよ』と言われて『銚子かあ、出れるなあ、出たいなあ、じゃ、いきまーす』的な感じ(笑)。サミットがなんなんだか、全然知りませんでした」
鯖サミットとは、日本全国の多彩なサバ料理が楽しめるイベント。全日本さば連合会が事務局となり2014年から年に1度、全国のサバ産地を巡回して開催され、毎回1万人を超えるサバファンが押し寄せている。
……ということを吉久保さんは知らなかった。
いつものように鯖びたし鯖を携えて、水産卸会社の担当と向かった鯖サミットの会場で吉久保さんを待ち受けていたのは、予想だにせぬアツ苦しいまでの「サバワールド」だった。
「なんなんだ、ここは?」
鯖寿司や、サバサンド、サバのスープ、サバの串焼き、サバの担々麺などありとあらゆるサバのグルメが並び、サバを焼いて楽しむ、その名も「サバーベキュー場」が設けられ、事務局は全さば連で、サバニストやらサバジェンヌがいて「サバンド」が歌うらしい!?
会場中に奇妙なサバテンションが満ち満ちていた。
吉久保さんは、さらに面食らうことになる。開場と同時に、サバを目指してやってきたお客さんが、各ブースになだれこんだ。酒びたし鯖のブースもあれよあれよという間に大行列。
「どうなってるんだ、これ!!」サバに群がる来場者に驚愕した吉久保さん。酒びたし鯖はサミットでも大好評。いくら炭火で焼いても追いつかないほどで、午前中には完売。
「サバの焼きすぎで気持ち悪くなっちゃって」グッタリしていた吉久保さんのもとにやってきた鯖サミット実行委員長は言った。
「なにやってんの! 商品は川のむこうにあるでしょ! 早く持ってきてちょうだいよ!」
そうなのである。「茨城県」波崎は対岸だ。慌てて駆け付けた津久文の社長から手渡されたサバも、飛ぶように売れた。
茨城パワー、炸裂である。結局、酒びたし鯖は600枚、合わせて用意した酒も120杯売れた。
「こんなにサバだけで人が集まるなんて」。それもそのはず、訪れたのは1日で3万人。あまりのサバ人気に衝撃を受けた吉久保さん。水戸へ帰る車の中でふと閃いた。
「サバに合う日本酒があったらいいんじゃないか?」
それはそうだ。そもそも「本業」は日本酒である。
どんな名前がいいかな。どんどんイメージがふくらんだ。
「サバと酒。サバです。サバでしゅー? あ、いいじゃん!」
サバ専用日本酒「サバデシュ」。鯖サミット帰りに構想はできていた。
サバ専用日本酒「サバデシュ」誕生秘話
吉久保酒造は歴史をふまえつつも「進取(しんしゅ)の気質」を備えた酒蔵だ。
「『お客様の笑顔のために』をキーワードに、研究開発型の酒蔵を目指しています」
平均年齢30歳、そして全員通年雇用。仕込みの時期以外は研究開発に努める。さまざまな酒造りに挑戦し続けている。
日本酒だけにとらわれることなく、過去には「マッコリ」や「寒天入り低カロリーの梅酒」で大ヒットをとばしている。
蔵に戻って、「サバ専門酒」開発の意を社員に伝えた。即座に社員は言った。
「バカなの?」
さすがの研究型開発社員も今回ばかりは面食らった。
「社長、わけわかんないこと言ってるよ、とみんなに呆れられました」と苦笑する吉久保さん。
「凄いからサバは! っていくら力説しても伝わらないんです。『いやいや、サバはないから!』って言われちゃって」
仕方あるまい。
「だって、誰も見てないんですから、鯖サミットの光景を・・・」
やむなく、自ら前代未聞の日本酒造りをスタートした。
「そもそも、うちの酒は、サバに合うんじゃないかと思ってたんです」と吉久保さん。
「茨城は、旨みの強いものが好きな県民性。サバ以外にも地元で好まれる魚といえばアンコウやカツオ、納豆もそうですし。あと、なんでも醤油をかけちゃうんです、茨城県民。梅干しにも漬物にも」
天下一品は、そんな食の好みに合わせるべく「旨みのある辛口」。旨みのもととなるアミノ酸と「サバのイノシン酸」の相性はバツグンなはずだ。
とはいえ、そうそう「サバ専用日本酒」への道のりは簡単ではなかった。目指したのは「すべてのサバ料理に合う日本酒」。
刺身、しめさば、味噌煮、塩焼き、燻製など、ありとあらゆるサバ料理をカバーできるお酒だ。
しかし、サバ料理の味わいは幅が広すぎた。
「通常は、サバ用に酒を仕込むという設計ですよね。でも、たとえば大吟醸はしめさばには合うけれど、味噌煮には合わない。純米酒は味噌煮には合うけど、塩焼きには合わない。ひとつのジャンルの酒で、すべてのサバ料理をカバーするのは難しいんです」
悩んだ吉久保さんは、複数の酒を「ブレンドして仕上げる」という結論に達した。
「自社ラインナップのすべての酒とさまざまなサバ料理のペアリングにトライすることにしました」
「サバの脂をより甘く感じる」「サバの脂を洗い流す」など、さまざまな項目を設け、日本酒とサバ料理を食べて点数をつけ、それをもとに、酒をブレンド。そして、サバとの相性をチェックすることにした。
かくして吉久保さんの来る日も来る日も「サバと酒の日々」が始まった。
しかも発売日は3月8日、「サバの日」と決めていた。ちなみに鯖サミットが開催されたのは11月28日。まったく時間がなかったのである。
「サバ料理を作ったり、買ったりして、朝から晩まで食べ、飲み、食べ、飲み、食べ飲み。12月から1月までもうずーっとそんな生活。正月もおせちどころじゃありません。サバです」
そして今年、1月。「ブツブツができるんじゃないかと思うくらい」サバを食べた吉久保さんは、ようやくコレ、という純米酒、吟醸酒、普通酒のブレンドを見出した。社員とテイスティングして、ようやく完成。
- もつ焼 長兵衛
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茨城県 水戸市 宮町
ホルモン
ネーミングはサミットの帰りに思いついた「サバデシュ」。ラベルも大きくサバをあしらったイラストが印象的な、スタイリッシュなデザインに仕上げた。
3月8日。「サバをよりおいしく味わえる酒」として「サバデシュ」がデビュー。
その味わいは、さらりとしてキレがいい。そしてサバの脂を洗い流すだけではなく、サバの味わいの輪郭が際立ち、脂がよりまろやかで甘く感じる。
サバデシュが「サバを食べた舌」をリセットしてくれるので、いつまでも新鮮な気持ちでサバを美味しく食べられる。サバと酒がエンドレスになる魔性の組み合わせだ。
サバデシュは発売直後から大ブレイク。北海道から、沖縄まで全国から注文が入った。そしてなんと台湾、オーストラリアなど海外への出荷も決まった。
終わりに
茨城各地で盛り上がるサバブーム。茨城県では一昨年から漁業団体、量販店、卸売業者、水産加工業者と連携して、「茨城のサバ」ファン拡大に向けて、フェアなどを行うPR活動を実施。
いよいよ「オール茨城」でサバを盛り上げる気運が高まっている。
多彩なサバグルメ、そしてサバ専門酒という飛び道具まで携えて、「イバラキ県」が「サバラキ県」として、魅力度の巻き返しをはかる日も近いかもしれない!?
ライター紹介
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池田陽子
- 薬膳アテンダント/食文化ジャーナリスト。立教大学卒業後、出版社などにて女性誌、機内誌の編集を手がける。国立北京中医薬大学日本校に入学し、国際中医薬膳師資格取得。自身の体調の改善、ふだんの暮らしの中で手軽に取り入れられる薬膳の提案や、漢方の知恵をいかしたアドバイスを、執筆、講習会などを通して行う「薬膳アテンダント」として活動。また、日本各地の食材を薬膳的観点から紹介する活動も積極的に取り組み、食材の新たな魅力を提案、発信を続け、食文化ジャーナリストとしての執筆活動も行っている。サバファンが集う「全日本さば連合会」の広報担当・サバジェンヌとしても活動。
■池田陽子公式HP
http://www.yuruyakuzen.com/
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