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バインミー好き集合!店名から萌える学芸大学「スタンドバインミー」が心も体も喜ぶおいしさだった!

突然ですが、最近注目が集まりつつある「バインミー」をご存じでしょうか?

バインミーとは、小ぶりなフランスパンに具材を挟んだベトナム風サンドイッチのこと。

肉やパテ、野菜、パクチーなどのハーブを挟むのが一般的で、屋台で気軽に買うことができるベトナムのファストフードです。

フランスパンを用いるのは、ベトナムがフランスの植民地だった時代に、パン文化が広まったことが由来なんだそう。

そんなバインミーを「有機野菜・オーガニック食材・無添加」にこだわって作っているお店が目黒にあると聞き、ベトナム料理が大好きな私が訪問してきました。

お店の名前は「スタンドバインミー」。東急東横線・学芸大学駅から徒歩3分ほどの場所にあります。

店頭のメニューには、生米麺を使ったフォーや鴨肉のコムガーなど、おいしそうなベトナム料理が並びます。

あれ?バインミーがない……?

お店の方に伺うと、つい最近近くに新店舗をオープンし、バインミーはそちらで提供しているんだとか。

鶏ガラスープのいい匂いに後ろ髪をひかれつつ、初志貫徹!とバインミーを求めて新店舗へ向かってみることに。

徒歩5秒の場所に新店舗

2018年6月にオープンした新店舗へは、本店から歩いて5秒ほどで到着しました。本当に近い…!!

「333(バーバーバー)」というベトナム雑貨セレクトショップに併設されていましたよ。

店内は6席ほどのカウンターがあり、奥が雑貨店になっています。

アメリカの名画を彷彿とさせる名前が印象的な「スタンドバインミー」は、店主の白井瑛里さん(写真左)、笹原智美さん(写真右)のふたりで開いたお店。

現在は主に白井さんが本店を、笹原さんが新店を担当されています。

スタンドバインミーのお料理は、”身体にやさしい食材”にこだわって作られています。

自分たちで作れるものはなるべく自家製、有機野菜や化学調味料不使用など、まさにこだわってないものがないくらい。

そんなお話をおふたりに伺いながら、まずは店名の由来となったバインミーをいただきます!

プレミアムバインミー

自家製レバーペーストと自家製ハムを挟んだ、お店定番のバインミー。

バインミー用のパンはオリジナルとプレミアムの2種類が用意されており、小麦のふすま入り「プレミアム」(1日15本限定)のほうからいただいてみました。

パンの香ばしさに、一口目から驚きと感動が!

サックリと歯切れよく、小麦の風味が口いっぱいに広がっていきます。

そして、具材との一体感もバツグン。

コクのあるレバーペースト、やさしい味わいのハム、甘酸っぱい紅白なます、爽やかな香りのミントとディル、野性味あふれるパクチー……いろんな味が口の中に飛び込んでくるのですが、すごくまとまりがあるんです。

噛んでいるとじんわりと素材の甘みが感じられ、私が今まで食べたどのバインミーよりも、奥深く繊細な味わいでした。

お店紹介にあった「フランス料理をベースにしたベトナム料理」という言葉、食べてみて納得です!

鯖のバインミー

続いて、鯖のバインミーを。こちらはもう1種のパン「オリジナル」でお願いしました。

メインの具材は、トマトで煮込んだ鯖。ほかになますやハーブ、ピーナッツなどが入っています。

旨みがギュッとつまった鯖のトマト煮は、これだけでごはん3杯……いや、パン3本はいけそうなおいしさ。

ハーブの香りとピーナッツの香ばしさが加わり、魚くささはまったく感じない上品な仕上がりでした。

オリジナルのパンは外サックリ、中はもっちりとした食感です。

歯切れの良いプレミアムとはまた違ったシンプルさがいいですね。

パンはふたつとも、中目黒にある「Meat&Bakery Tavern(タバーン)」へ特別にお願いして作ってもらっているもの。

開発時には、白井さんとTavernの方が一緒に「山梨の小麦農家さんを訪れた」というこだわりようです。

プレミアムは「歯切れの良さと栄養バランスを意識」、オリジナルは「現地ベトナムの味を目指して作ったらそれ以上のものができました」と語る自信作。

お店では注文ごとにオーブンでトーストして、熱々を提供してくれます。

ナチュラルワインを気軽に楽しんで

スタンドバインミーは、フランスのナチュラルワインを楽しめることでも知られています。

店主の白井さんは、ナチュラルワインで有名な飯田橋のビストロ「Meli-Melo(メリメロ)」で修行されていた方なんですよ。

「私、昔はワインが苦手だったんです。飲むと頭が痛くなっちゃって。そんな時、知り合いに勧めてもらってハマったのがこのナチュラルワイン。

ふつうのワインには酸化防止剤となる”亜硫酸塩”が入っています。それが頭痛の原因になったりもするんですが、ナチュラルワインにはほとんど使われていないんです。

ぶどうをそのまま潰して発酵させただけの自然な味わい。バインミーとも相性ピッタリですよ」

そう語る白井さん。

白のナチュラルワインを、バインミーにあわせて飲んでみました。

口の中にスルリと入ってくる軽い飲み口、広がる果実感。

香り豊かなバインミーの食材とあわせると、いくらでも飲めてしまいそう……!

ワインというと、何年もののヴィンテージが……といった敷居の高いイメージがあるけれど、ナチュラルワインは「前の年にとれたぶどうを翌年楽しむ」ような感じで、現地でも日々の生活のなかで気軽に飲まれているんだそう。

「ナチュラルワインをもっと気軽にたくさんの人に飲んでもらいたくて、それに合う料理を考えた時に、大好きなベトナム料理のバインミーが浮かびました。ハーブの香りとワインの相性がいいのと、バインミーも気軽に食べられるという共通点があるでしょう?」

なるほど、スタンドバインミー誕生のきっかけのひとつとなったのが、ナチュラルワインだったわけですね。

お店で揃えているのはすべてフランスのナチュラルワイン。その時々で料理に合うものを白井さんが厳選して仕入れているそうです。

新店舗はコーヒーも

新しくオーブンした店舗は、カフェに近いスタイリッシュな空間。そしてなんと、コーヒーやスイーツも楽しめるんです。

お店に入ったとたん目に飛び込んできた「ラ・マルゾッコ」の立派なエスプレッソマシンに、コーヒー好きな私は胸が高鳴りました。

高校で調理師免許を取得、それからずっと飲食の道を進んできた笹原さんは、バリスタの経験もあるんだそう。

そんな笹原さんおすすめのスムージー「ココナッツコーヒーシントー」をいただいてみることに。

ココナッツコーヒーシントー

ココナッツミルクのスムージーにエスプレッソを加えたドリンク。

軽く混ぜながら飲んでみると、ココナッツの甘さとコーヒーの華やかな香りが融合して、幸せなハーモニーを奏でます。

「なにこれ、おいしい……!」と思わず声が出てしまうほど。この組み合わせは初めてだったなぁ。

コーヒー好きはもちろん、ココナッツのまろやかさが加わり、コーヒーの苦手な人にも飲みやすいと思います。

珈琲豆はコーヒー専門店「カフェテナンゴ」にお願いしていて、ケニアをベースに5種類をあわせたオリジナルブレンドです。

「ベトナムコーヒー」も近々登場予定と教えてくださいました。練乳の上にコーヒーを落としていくベトナム特有の飲み方は、最近日本でも広まってきましたよね。

写真はアイスベトナムコーヒー。氷の入ったグラスに移して飲みます。

専用の器具は、ベトナムで見つけたハンドメイドのものなんですって。かわいらしくて、眺めているだけでワクワク。家にも欲しくなっちゃいました。

フランスとベトナムの融合スイーツ

スイーツはベトナム産カカオを使ったものや、フランス菓子にベトナム食材の要素を取り入れたものなど、個性あふれるラインナップ。すべて笹原さんの手作りです。

ちょうど「ライムのタルト」を作っているところに出くわしたので、少し待って焼き立てをいただけることに。

タルト・オ・シトロン・ヴェール・メレンゲ(ライムのタルト)

フランスの伝統菓子「タルト・オ・シトロン」は、レモンのクリームを詰めたタルト。

それをライムにアレンジし、ベトナム食材「こぶみかんの葉」で香り付けしてあります。

こぶみかんの葉はベトナムのフォーやタイカレー、トムヤムクンに使われる香りの強いハーブで、私の中ではお料理に使うイメージしかありませんでした。

スイーツに使ったらどうなっちゃうの?と思いきや、これが想像以上に合うんです。

口に入れると爽快な香りが鼻に抜け、ライムの甘酸っぱさを引き立ててくれます。上にのったメレンゲのふんわり感も心地良い。

ほかにタイ生姜を使ったチョコレートのスイーツなども。フランス菓子とアジア食材の融合、ぜひ味わってみてほしい新感覚スイーツです。

「はしご」しないともったいない!

スタンドバインミーの両店舗は、気軽に行き来できちゃうほどの距離感。

新店舗でバインミーをテイクアウトして本店へ持ち込んだり、本店でごはんを食べたあとに新店舗でお茶する……なんていう使い方もOKだそう。

エキゾチックな店内が落ち着く本店、スタイリッシュで明るい新店舗。どちらも居心地がよくて、これは”はしご”しないともったいない!と思わせるステキな空間でしたよ。

本店では、10時間煮込んだ鶏ガラスープを使った「フォー」をはじめ、フランスで人気のまぜ麺「ボブン」や、鴨肉を使ったチキンライス「コムガー」など、手の混んだフレンチベトナミーズがいただけます。

どのメニューも、ものすごくおいしそう。胃袋がもうひとつあればいいのに!と嘆きつつ、再訪を誓いお店をあとにしました。

身体も喜ぶやさしい味わいのベトナム料理、ぜひはしご利用で堪能してみてくださいね!

Stand Bánh Mì スタンドバインミー(333併設)
住 所
東京都目黒区鷹番 3-18-3 1
電 話
03-6412-8866
営業時間
「3 3 3」12:00〜21:00 「Stand Bánh Mì」11:00〜21:00
定休日
火曜
Stand Bánh Mì スタンドバインミー(本店)
住 所
東京都目黒区鷹番3-15-18 パレス#104
電 話
03-6451-0827
営業時間
11:00~14:30 / 18:00〜24:00(平日)
11:00〜24:00(土曜)
11:00〜23:00(日曜)
定休日
火曜

※ご予約、お問い合わせは本店へ。

ライター紹介

さくら
さくら
おいしいもの大好きフリーライター。調理学校を卒業後、飲食店で働きながらグルメ系ブログを執筆、ライターの道へ。コーヒーマイスター/ティーアドバイザーの資格を持つ生粋のカフェ好き。休みの日は家でひとり紅茶の飲み比べをするのが趣味の紅茶マニア。
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