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プロレスラー橋本真也「伝説の付き人時代」--プロレスラー鈴木秀樹の「僕の体はエクレアでできてます」

プロレスラーの鈴木秀樹( @hidekisuzuki55 )です。

毎回ある「お題」にもとづいて、美味しいエクレアをご紹介する連載『僕の体はエクレアでできてます』第9回目のテーマは「フランスとエクレア」

人気パン屋さんが作るエクレール

今回はフレンチスタイルのパン屋さん「ブーランジェリー ・パティスリー VIRON」(丸の内)のエクレールをいただきます。

香ばしい香りがたまらないですね。見た目は今っぽい細身タイプです。かわいらしい印象もある。

まずは「エクレールカフェ」から。あ〜、カフェです。ホントにカフェ。カフェラテっぽい味がします。濃厚で大人っぽい味。僕はすごく好みですね。

「エクレールショコラ」も濃厚。中のチョコクリームの味が濃く、苦味はあるものの、それほど強い感じはないです。

ふたつのエクレールをいただいて感じたのは、紅茶よりも熱いコーヒー、いやエスプレッソのほうが合うのでは、ということ。

しっかり焼かれたバゲットのような、すこし厚みのある生地は、粘りと自然体な塩気があって、さすがパン屋さんだなと思わされました。

事前に調べてみたら、フランス直輸入の小麦「レトロドール」っていうのを使っていて、それがVIRONさんの美味しさ、人気の理由につながっているんですね。

この連載では初めてパン屋さんのエクレールをいただきました。僕は練習が終わった後、エクレアを食べる習慣がありまして、そのときに食べたい一品でした。生地のボリューム感がお腹を満たしてくれそうです。

エクレア日記「プロレスとフランスを絡めてくれって……」

今回フランスつながりで、「プロレスとフランスを絡めて語ってくれ」という無茶ぶりをされているんですが(笑)、うーん、どこから話そう……。

レスリングの世界には、グレコローマンスタイルとフリースタイルがあります。グレコローマンスタイルはフランス式レスリング。

対して、フリースタイルを象徴するのはイギリスというか、フリースタイルではイギリスが強かったんですね。昔からこの2カ国はライバルでした。

僕の師匠だったビル・ロビンソン(イギリス出身)によると、ヨーロッパではプロレスのことをキャッチと呼ぶ地域が多いと聞きます。

僕がロビンソンから教わったキャッチ・アズ・キャッチ・キャンも、フリースタイルレスリングや今のプロレスの源流だといわれています。

フランス出身のレスラーで特に有名なのは、アンドレ・ザ・ジャイアントくらいじゃないでしょうか。

昔の外国人レスラーって、本当の出身地とファンに公開されている出身地が違うことが多かったんですよ。なぜか。

プロレスの「プロ」って何?

プロレスの成り立ちや歴史をそうやって紐解いていくと、けっこう面白いですよ。プロレスの「レス」は「レスリング」じゃないですか。

じゃあ「プロ」って何だろう、って思いませんか? プロレス=プロ◯◯◯レスリング、ってわけですけど、これにはいろんな解釈があります。

プロフェッショナルレスリング、プロモートレスリングetc……説はさまざまです。

お祭りの中のいちコンテンツとして見せる「カーニバルレスリング」と呼ばれるプロレスが独立して興行化したとか、強い者たちと戦わせて賭けを楽しむようになったとか。

ロビンソンが現役の頃、各国を回っていて、大会前に「レスラーに挑戦したい素人を募集」することが多くあったと聞きました。

レスラーに勝った人にはいくらかお金が支払われるみたいで、腕力に自信のある人がチャレンジしていたようです。

どこの国だったか忘れましたが、ロビンソンへの挑戦者がやたら殺到したときがあったそうです。

後で聞くと誰かが、「ロビンソンがこの国の悪口を言ってるらしいぜ」って吹聴していたせいで、妙に挑戦者が増えてしまったんだとか。ひどい話ですよね(笑)。

そんな歴史があったのを汲み取ると、プロレスのプロを「プロフェッショナル」としたのは後付けで、最初は「プロモート」とか「プロモーション」っていう意味合いだったんじゃないですかね。

取っ組み合うレスリングを見せて(興行にして)、お金を生み出そうと考えた人がいたんでしょう。

それで食っていく人たちが出てきたら面白いじゃん、って。そこで現代のプロレスができたのかなあと。ちなみに日本のプロレスは「相撲」の影響を強く受けています。

面白い「付き人」伝説

たとえば「付き人」制度も、相撲から来ていますよね。付き人で思い出すのは、故・橋本真也さん。

橋本さんは若手時代、坂口征二さんの付き人をしていたんですね。そのとき、大量の現金(興行収入)が入ったアタッシュケースを旅館に置き忘れたり、それをなぜか外で開けてしまって札束が風に舞ったり……とか、マズいミスを連発していたそうなんです。

そんなこともあって当時、野上彰さん(1966年生まれの現役プロレスラー)が「付き人の付き人」として橋本さんに付いたという伝説も(笑)。

付き人の付き人って……間に橋本さんを入れる意味ってあります?(笑)

橋本さんがどんどん強くなって、付き人が付く立場になってからの伝説も面白いのが多いです。

故・橋本真也さんの奔放な付き人たち

大の時代劇好きだった橋本さんは、子分を連れて歩くのが好きで、試合後の食事も付き人たちを連れて、さんざん飲んだ後、ホテルに帰ってきて朝まで飲み明かすこともあったと聞きます。

夜中から朝までって長いじゃないですか。だからコンビニに寄って、「何でも買っていいぞ」って、気前の良さを見せるんです。

付き人たちは、最初は部屋飲みで飲食するぶんだけを買っていたんですが、だんだん翌日の朝食を買っちゃう人が出てきて。まあ、そこまでは大目に見たんですよね。

でも、それがエスカレートして、自宅の電気代まで払い始める付き人が出てきて、あるときコンビニで会計が5万円くらいになったとか(笑)。

僕は橋本さんにお会いしたことはありませんが、関係者からそういう面白い話があがってくるのは、たいてい橋本さんですね。

あれ、何の話してましたっけ? フランスとプロレスから、なぜか橋本真也さんの話で終わっちゃいました(笑)。

【今回食べたエクレア】

エクレールショコラ(420円・税別)
エクレールカフェ(420円・税別)

■鈴木秀樹選手の試合情報
【試合】「真夏の後楽園2連戦・初日」
【日時】2018年8月12日(日)試合開始:18:30
【会場】東京・後楽園ホール(東京都文京区後楽1-3-61後楽園ホールビル5階)
【URL】http://www.bjw.co.jp/event_detail.php?id=1866
その他、直近の試合スケジュールは鈴木選手のTwitterからご確認ください!

プロレスラー

鈴木秀樹
鈴木秀樹
1980年2月28日生まれ、北海道北広島市出身。専門学校卒業後、上京。東京・中野北郵便局に勤務。2004年よりU.W.F.スネークピットジャパンに通うようになり、恩師ビル・ロビンソンに出会う。キャッチ アズ キャッチ キャンを学び、2008年11月24日、アントニオ猪木率いるIGF愛知県体育館大会の金原弘光戦でデビュー。2014年よりフリーに転向。ZERO1やWRESTLE‐1、大日本プロレスなどを中心に活躍。著書に『ビル・ロビンソン伝 キャッチ アズ キャッチ キャン入門』がある。
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