知る人ぞ知る、地元の名物グルメ。
筆者の私が育った街・福岡にも、ミシュランに「ビブグルマン」(コスパが良く美味しいお店)として掲載され、地元の福岡らしさを活かしながら良質な国産黒毛和牛やホルモンを提供する焼肉屋があります。
その名も「焼肉のMr.青木」!
1971年に創業され、産地直送の新鮮で良質な肉を秘伝のタレで楽しめる、地元に長く愛されるお店です。
そんな「焼肉のMr.青木」が監修する、とっておきの焼肉専門店「ザ・グッモーニン」が東京・大門に初上陸したとのことで、早速調査に行ってきました。
ライター紹介
席に座ると、メニューや小皿などは引き出しの中に隠れているシステムであることを発見。
なんとシミ抜きや、スマホの充電器(!)まであり、細やかな気遣いが感じられます。こういうかゆいところに手が届くお店、いいですよね。
席に座ると同時に出てくるタレは、これこそがこのお店の重要なカギ。
手前左から「焼肉のMr.青木」秘伝のタレ、山椒レモンだれ、味噌だれとなっています。
わくわくしながら、まずはドリンクを注文!
手前の丸ごとすりおろしレモンサワーは、果肉感をたっぷり楽しめる一品。
すりおろした果実は、さっぱりすっきりと気持ち良いのどごし。私の表情もおもわずとろけます、仕事を忘れるとはこういうこと……。
ちなみに牛がかけている赤いお面は、博多人にはおなじみの「にわかせんぺい」のお面。福岡ネタの小技がきいています。
さ、それでは前菜盛り合わせからいきましょう!
最初にずらりと並んだ前菜。
にんじん、ズッキーニ、玉ねぎ、きゅうりなどをナムルにした品々です。野菜をふんだんに食べられるのは嬉しいポイント。そしてどれも色鮮やかで、綺麗〜!
ちょこっとご飯を、海苔でナムルと巻けばパクパク食べられちゃいます。
さてさて、小皿料理はまだまだ続きます。お次はおつまみ盛り合わせ。塩サバのハムや、ブランド鶏である「華味鶏」を使った鶏そぼろチーズくるみなど続々と登場!
和牛タンの塩煮込みは、箸でとろっと崩れるほどのやわらかさ。舌の上に置けば、ほろほろと崩れる食感と、ぎゅっと詰まった旨味をぎっちり楽しめます。
これぞ福岡!な博多名物、酢モツもしっかりと登場。
ホルモンを湯引きし、ポン酢でさっぱりと楽しむ料理で、くどくないのが特徴です。うーん、コリっとした食感が美味しいんだな。
これまた博多名物の胡麻サバをイメージし、炙りレバーを使ったお料理。その名も胡麻レバ。
ゴマだれを絡めて楽しむぷりっぷりの炙りレバーが、好きな人にはガツンとヒットすること間違いなしの一品。
おつまみをちょこちょこと楽しめるのは、少食の女性には特に嬉しいですね。わ、わたしは全部食べちゃいますけど……。
ということで、お酒もお代わり。自家製カルピスを使ったカルピスサワーをいただきます!
奥の八女茶ハイも、地産のものを使ったまさに福岡らしいドリンクですね〜。
シュワシュワっと泡立ち良好。甘さ控えめで、気持ちよく酔えそうなやわらかい味です。
そして……待ってました、お肉!
つやつやのレバーや、ぷにっぷにのセンマイ。マルチョウ、シマチョウ、トロハツとオールスターで登場です。
ささっと鉄板で焼き上げ、脂をさっぱり落としていきましょ。
「焼肉のMr.青木」秘伝のタレを絡めれば、美味い。美味いぞ。じゅわっと口の中に広がる脂の甘み!
レバーだって、新鮮で臭みもなし。
それもそのはず。福岡で屠殺したお肉を翌日に運んでいるこだわりっぷりです。
ホルモン。ホルモン。ホルモン〜!
そう、実は監修店である「焼肉のMr.青木」は、福岡の飯塚という街にある焼肉店。古くから炭鉱の町である飯塚では、安くて美味しいホルモンをたっぷり食べる文化が根付いているんです。
だからこそ、その鮮度はお墨付き。
とっておきの新鮮なホルモンを楽しめます。
赤身のお肉は、ツラミ。
いわゆる頬肉で、旨味と歯ごたえがばっちりの一品。
つやつやと輝く脂が食欲をそそります。うーん、美味しい!
焼肉はやっぱりタレが決め手。オリジナルのタレ、様々な甘みが詰まっていて本当に美味しいんです……。止まらない。
締めは、たまらず笑みがこぼれるサーロイン。
思わず「美しい!」と言いたくなるほど綺麗なサシが入ったお肉を、豪快に焼き上げていただきます。
噛めば噛むほど、これぞ肉の王様と納得させる旨味が口の中いっぱいに。あー、食べた食べた。大満足でほろ酔いの中、ニヤニヤが止まりません。
こだわりの名店が監修し、新鮮さや美味しさはそのままに、カジュアルかつ便利に楽しめる「ザ・グッモーニン」。
スタイリッシュでコスパ抜群の美味しい焼肉を、あなたもぜひ味わってみてはいかがですか?
- 博多もつ焼 tHe Good MoR〜Ning
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東京都 港区 浜松町
居酒屋