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食材の宝庫「佐渡島」で出会った珍店!寿司屋なのにラーメンと天然ブリカツ丼が超うまい

新潟港から高速ジェットフォイル船に乗って、約1時間で到着する新潟県の佐渡島。島の四方を日本海に囲まれ、豊かな海の幸が味わえます。

今回は昭和24年(1949)創業の島内でも人気な寿司店「長三郎鮨」を訪れました。

いざ、長三郎鮨へ

「長三郎鮨」は佐渡島の玄関口、両津港から車でおよそ15分のところにあります。

一見するところ、普通のお寿司屋さん。

「いらっしゃい!」と、カウンター越しに大きな声で迎えてくれたのは大将の鶴間さん。

新鮮な高級魚ノドクロなど、とれたての魚介類を見せてくれました。

大きなアワビも新鮮で、まだ生きています!

お寿司屋さんのネタの良さは名店の証ですよね。期待しちゃうなあ。

佐渡の鮨おまかせコース

まずは、お店で人気の「佐渡の鮨 おまかせ(2,800円)」をオーダー。

この日はブリ、アカイカ、マグロ、ノドグロ、バイ貝、ウニ、アジ、アワビ、甘エビと新鮮な旬のネタの握り寿司9貫です。

マグロの赤身もしっとりと柔らか!

日によっては近海マグロが食べられる日もあるそうです。

寿司屋でラーメン!?

しかし、こちらのお店の魅力はお寿司だけに留まりません。

実はこちらのお店、もうひとつの名物であるラーメンが食べられるんです!

「いやいや、お寿司屋のラーメンなんてたいしたことないでしょ」と思われる方、ちょい待ち。

実はこちらのお店、先代が創業した当初はラーメンと餃子を出す、中華がメインのお店だったそうです。

昭和51年(1976)に現在のような寿司屋にリニューアルした後も、以前のようにラーメンを食べられるようにしたんですって。

いただいた「支那そば(650円)」は昔懐かしい中華そば。透明感のあるスープはトビウオでダシをとっているそうです。

ちなみに寿司とラーメンが同時に味わえる「すし・ラーメンセット(梅・1,750円)」も人気なのだとか。

佐渡天然ブリカツ丼定食

続いて、出てきたのは佐渡島の名物「佐渡天然ブリカツ丼定食(1,250円)」。

小鉢と味噌汁、デザート(メロン)がついてこのお値段はおトクじゃないですか。

肉厚のブリカツが5枚も乗ってます!

その上にはまるで大漁旗のような小さな旗が立てられています。

実は「佐渡天然ブリカツ丼」は、佐渡島内でも4店舗しか出されていない貴重なご当地グルメなんです。

特製のあごだし醤油ダレにくぐらせた肉厚のブリカツをいただきます!

外はサクッとした衣、中はふわっとした柔らかいブリの身と脂が口の中を席巻!!

これはうまいっ!

特製あごだし醤油ダレのついた丼ご飯(佐渡認証米こしひかり)は、いくらでもかきこめるレベルです。

その他にもしそ、きゅうり、梅干し、ブリを海苔巻きにした「名物おけさ巻(1,200円)」も美味しい。

たっぷりのいくらが乗った「サーモンの押しすし(1,300円)」や「サバの押しすし(1,200円)」も、ひとつひとつのネタが肉厚でお値段はどれもリーズナブル。人気店なのも納得でした。

サービス精神旺盛な大将の人柄も最高。佐渡島に訪れた際には、きっと旅のいい思い出になりますよ!
 

取材協力:新潟県観光協会

ライター紹介

中川マナブ
中川マナブ
旅ライター/さんぽブロガー/Webプロデューサー。ブログでは夫婦で東京のみならず、日本中の観光名所、グルメスポットを散歩してお出かけの「キッカケ」を発信。グルメは小学校時代に「美味しんぼ」を読んで開眼。それほど飲めないくせに、居酒屋の雰囲気が大好き。
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