スペシャルティコーヒーチェーンとして、こだわりの一杯とくつろぎの時間を提供しているタリーズコーヒー。
日本全国に店舗展開していますが、お笑いの聖地・大阪のなんばにしかないコラボレーションショップがあるのをご存じでしょうか?
コラボしたのは、人気のお笑い芸人が多数所属する吉本興業。“コーヒー×お笑い”という異色の、でもちょっとワクワクする組み合わせ。どんなお店なのか、皆さんにご紹介したいと思います!
タリーズ700号記念店舗でよしもととコラボ!
大阪ミナミを代表するターミナル駅・なんば。駅から徒歩2分の場所に吉本興業が運営する笑いの殿堂「なんばグランド花月」(以下、NGK)があります。
1年365日、休まず公演を行っており、地元のお笑いファンはもちろん、大阪観光の目玉として、連日多くの人で賑わう人気のスポットです。
そのNGKの1階にあるのが、よしもと×タリーズのコラボ店舗「花のれんタリーズコーヒー なんばグランド花月店」。
2017年12月にNGKの改修工事が完了し、それと同時にタリーズ700号記念店舗としてオープンしました。
「花のれん」とは吉本興業がかつて営業していた「おしるこ・さろん」の名前。吉本興業の創業者で女性興行師の吉本せいをモデルにした小説のタイトルにもなっています。
「かつての甘味処の賑わいを復活させよう」という想いを込めて店名に採用したのだとか。早速、中に入ってみましょう!
レンガ調の壁に、広々とした全90席の座席。タリーズらしいおしゃれな店内ですが、天井にはカップからコーヒーがこぼれ落ちてきそうなオブジェがあったり、モニターでは芸人・鉄拳によるパラパラ漫画が上映されていたりと、そこかしこに“よしもと”らしい遊び心が感じられます。
限定メニュー「花月ラテ」でほっとひといき
店舗限定のコラボメニューにも注目! 定番人気のカフェラテに、チョコレート・抹茶・ストロベリーシュガーの3種のパウダーでデコレーションした「花月ラテ」(410円・税別)は、SNS映えもばっちりのユニークなメニューです。
デコレーションは「花」「月」「花月」の3種類。基本的にはランダムですが、2つ同時にオーダーすれば、それぞれ「花」と「月」に分けてくれるとのことなので、ペアで購入するのがおすすめです。
オーダーを受けてから一杯ずつ抽出されるエスプレッソのコクと、ほのかに甘くクリーミーなミルク。タリーズこだわりの一杯に、ほっと癒されます。
※花月ラテは、10月19日より「ホット」のみでの提供となります。
よしもとの“遊び心”と“女性目線”が活かされた特別な店舗
「吉本興業の女性スタッフの皆さんの想いが詰まった店舗です」と語るのは、シニアスタッフマネージャーの古澤理沙さん。
今回のコラボレーション店舗は、激動の時代を生き抜いた吉本せいのしなやかさと強さ、人々を笑顔にしたいという想いを込めた、吉本興業の“花のれんプロジェクト”の第一弾としてオープンしました。
そのため、古澤さんの言うとおり、メニュー、内装、グッズなど、細部にわたって吉本興業の女性スタッフのアイデアが採用され、よしもとらしい“遊び心”と“女性目線”が共存した特別な店舗になっているのです。
「公演前に待ち合せたり、観劇後にお茶したり、テイクアウトで劇場内に持って行く方も多いです。なんばはすごくパワーのある、“ザ・大阪”が感じられる街。そのなんばを代表するNGKにしかない、ここだけのタリーズの空気を楽しんでくださいね」(古澤さん)
ここに来れば“笑い”と“癒し”の両方が満喫できる!? なんばを訪れた際は、ぜひ特別なタリーズに足を運んでみてはいかがでしょうか。
- 花のれんタリーズコーヒー なんばグランド花月店
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大阪府 大阪市中央区 難波千日前
カフェ
ライター紹介
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芳賀直美
- フリーライター/編集者。神奈川県出身。WEB制作会社、編集プロダクションを経て2016年に独立。カルチャー、美容、グルメなど、ジャンル問わず執筆中。パンダとお酒が好きです。