洋食の王道メニュー「エビフライ」。
その発祥は諸説ありますが、西洋料理の魚のフライと日本のてんぷらから来ているとも言われています。
そんな中、40cmサイズのエビフライが食べられるという驚愕の情報を聞きつけ、大阪に向かいました。
AB-kitchen(エービーキッチン)
今回訪れたのは、大阪市中央区にある「AB-kitchen(エービーキッチン)」。
2016年9月にオープンしたこちらのお店は、大阪メトロ堺筋本町駅から徒歩6分のところにあるエビフライ専門店です。
さっそく店内へ入ってみましょ!
明るい雰囲気の店内はカウンター席、テーブル席あわせて30席あります。
オーダーは事前に食券を購入します。
この日は平日の午後に行ったのですが、すでに売り切れの品も出ていました。かなりの人気店なようです。
食券機の1番目立つところにあるのが、1日限定数食の「天然エビフライセット(特大)」。
値段はなんと2600円(税込)!これが噂の40cmサイズの巨大エビフライか!
一体どんなエビフライが出てくるんだろう。
チケットをお店の方に渡して、テーブルで待つこと10分。ついにその時はやってきました……。
特大天然エビフライセット
デガイっっっ!!!
お皿から完全にハミ出てるじゃないですか!というか、定食のお盆にさえ乗らないほどの巨大なエビフライ。
デカいにもほどがある(笑)。
間近に寄ってみると頭のサイズがデカすぎ!
お店のご主人に聞いてみたところ、この日の特大エビはバングラディッシュで捕れた「シータイガー」という品種なんだそうです。
大きなシータイガーは、スーパー等でほとんど取り扱いがない希少種で高価なもので、まさに「海の虎」の名に恥じない猛々しい姿。
日によってはナイジェリア、パプアニューギニア、ミャンマーで捕れたシータイガーが使われることもあるそうです。
ちなみにこの日はご主人にお願いしてワンサイズ小さい「天然エビフライ(大)」(1250円税込)も一緒にオーダーして、大きさを比較させていただきました。
巨大天然エビフライを計測してみた
まずはワンサイズ小さい「天然エビフライ(大)」を計測してみましょう。
記録30.6cm!
僕のこぶし3つ分くらいのサイズ!大きい!
続いては、注目の真打ち「天然エビフライ(特大)」です!
はたして!
記録39.8cm・・・ほぼほぼ40cm!!
実はお皿に乗せると、エビの重みで身が少したわんでしまうそうです。その分も加味すると実質40cmは確実でしょう。
ということで、40cm級の巨大エビフライは実在しました!
巨大なエビフライ、大きさも去ることながら味も気になるところ。
それではいただきます!
まずはこぶし大くらいの頭の部分を一刀両断。
綺麗なエビの断面!もはやエビフライを食べているというよりも、大きなタラバガニを食べているような感覚です。
身もしっかり詰まっています。
ちなみにこれくらいのサイズのエビを油で揚げる際は、まずはエビ全体を揚げてから最後に頭の部分をじっくり揚げるよう工夫しているそうです。そのため、基本的には頭から尻尾まで全部食べられるそうです。
ひとくちサイズにカットした巨大エビフライをいただきます!
おおーっ!衣のサクッと感からプリッとしたエビの身が食べごたえ十分。
エビフライにたっぷりかかった自家製のタルタルソースには、ピクルスではなく、ご主人の奥様が漬けたきゅうりのぬか漬けのみじん切りが使われています。
ご飯との相性もばっちりですね!これはうまいっ!
「どこよりも大きなエビフライを安く食べられる、他にはない店を作りたかった」そう話すお店のご主人は、大のエビフライ好き。
「AB-kitchen(エービーキッチン)」は、エビフライ好きのご主人が作る、エビフライ好きには堪らないエビフライ専門店なのでした。
ちなみに各セットメニューはテイクアウトもできます。
特大の天然エビフライは長すぎるので、半分にカットすれば持ち帰りもできるそうですよ。
家族や友人とのパーティーメニューに加えれば、盛り上がること間違いなし!
- AB-kitchen
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大阪府 大阪市中央区 安土町
魚介・海鮮料理