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【パエリア神店】出汁をぎゅんぎゅん吸った米に悶絶…!バルセロナから日本上陸「チリンギート エスクリバ」

こんにちは、トイアンナです。

炊き込みご飯、といえば和食の総本山ですよね。けれど世界は広し、日本人と同じように炊き込みご飯に優れたお国がございます。

それは、スペイン。

パエリア、という言葉で言い換えれば「ああ、あれか!」と思い至ることでしょう。パエリアとは魚介たっぷりのだし汁で炊き込む料理。

こちらは数年前、スペインで食べたパエリア。どうです、しっかり炊き込みご飯の色じゃありませんか? 

本当に美味しいパエリアは旨味をぎゅぎゅっ!と吸って、炊き込みご飯色をしています。

ところが、なぜか日本のパエリアは黄色ばかり。出汁よりサフランの色が強くでているので、サフランライスの黄色になっているのです。

きー! そんなもん炊き込みご飯失格じゃ!

そうわめいていた面倒な女に、天啓。なんとスペインはバルセロナから「チリンギート エスクリバ」が上陸してきたではあーりませんか!

流行の最先端、SHIBUYA STREAM(渋谷ストリーム)へ!

そこでやってまいりました、今もっともアツい流行の最先端、SHIBUYA STREAM(渋谷ストリーム)。ヒカリエの隣に位置しており、飲食店のクオリティは正直、商業施設を超えています。

おでんとポルチーニなど、味と新鮮さを両立させる居酒屋「ビストロ るぅぱん SAKABA & CAFE」や、タパス感覚でフレンチを気軽に楽しめる「bar a vin CROISEE 渋谷ストリーム」など、名店がずらり。

しかし、今回はスペインの炊き込みご飯こと、パエリアを食いにきたのじゃ。

「チリンギート エスクリバ」は店外から厨房が見えるしくみ。奥に大量のパエリア用コンロが見えます。た、高まってきた……!

おしゃれかつカジュアルな店内は、デートにもぴったり。これなら女性も肩ひじ張りすぎず、リラックスして楽しめそう。

パン・コン・トマテを知らずして、スペイン語るべからず

パエリアは炊き込むのに15分ほどかかるということで、前菜には「パン・コン・トマテ」と「九条ネギのアヒージョ」を注文。

この「パン・コン・トマテ」こそ、スペイン料理の代表格としてパエリアと並び今回知ってほしいメニューです。

「パン・コン・トマテ」とは、パンにオリーブオイル、クラッシュしたトマト、ニンニク、塩コショウを振ったシンプルなメニュー。これの何がうまいかわからない、という方こそ食べてください。

「パン・コン・トマテ」のレシピ、実はやみつきキャベツと酷似。味は完全にやみつきトマトです。

じゅわ~っと広がるトマトのスープに、ニンニクがぶわ~っとたまらなく香る。塩コショウと相まって、脳にキンキン快楽を届けます。

でっかいバケットなのに、パクパク消えてしまう。何この中毒性、法律で禁止した方がいいんじゃない!?

最強の九条ネギとアヒージョのコラボ

「ああ、アヒージョは知ってる」という方も、このアヒージョを舐めることなかれ。いやむしろ舐めてくれ、皿まで。

九条ネギの上品かつ鋭い香りが、脳を「和」にしたと思ったら、急転直下のエビのコク。ぷりっぷりのエビに、シャキシャキの九条ネギ。そして出汁がこれでもか、と溶け込んだスープ。

ぱくり。

じゅわああああああ。だし、コク、だし。ガツンと溶け出した旨味が、直接脳へ届きます。

こ、これは……アヒージョなんて生やさしいものじゃない、スペインの味噌汁や……。

真打登場! 日本風にアレンジされた鬼パエリア

快楽へ浸っているうちに、パエリアが登場! 今回注文したのは、店の名前を背負っている「エスクリバ パエリア」です。

これだよ! この色が欲しかったんだよ! 出汁がサフランを圧倒する、このおいしい色が!

すさまじい量に見えますが、これで2人前です。

しかしご安心を。横から見るとわかる通り、薄くお米が敷かれているので2人でも完食できます。男性なら前菜2~3品とパエリアのセットでもいけそうです。

そして……ほぼ全面がフライパンへ接しているということがおわかりでしょうか……。そう、パエリアは全面おこげなんです。最高か? このイノベーションが、スティーブ・ジョブズ以前にあったというのか!?

さっそく、いただきます!

ぱくっ。じゅじゅじゅじゅじゅわわわわわ。

あー……。もうだめ。もうね、出汁です。私は今、出汁を食べています。メシじゃなくてダシです。もう固形をかろうじてとどめているだけの、旨味のかたまりです。

このエスクリバ パエリアでは水分の少ない国産のバレンシア米を使用。バレンシア米の特徴は、はぜることなく2~3倍もの水分を吸収すること。

つまり2~3倍の出汁をぎゅんぎゅん吸って、出汁のかたまりになってくれるんです。

味はフライパン(パエリア鍋)の中央へ向かうにつれて濃くなります。ゆえに端っこから食べ始めると、どんどん旨味が増えていくしくみ。ぱくぱく、じゅわ……ぱく、じゅわわわ……と、強く激しくなる旨味へ抱擁されるがまま、進んでいきます。

スペインは地方によって米の炊き加減を変え、場所によってはアルデンテくらいの固さにします。これを「しこりがある」と感じる方もいらっしゃるのですが、「チリンギート エスクリバ」では日本という地方に合わせ、しっかりと芯まで火が通ったお米を食べられます。

オープン時の狂ったような混雑も落ち着き、今はオンライン予約が可能。ぜひ前日予約で、渋谷ストリームへお越しください。本場のパエリアは、ダテじゃない。

ライター紹介

トイアンナ
トイアンナ
外資系企業に数年務めたのち、ライターとして独立。フリーランスのライター・マーケターとして、女性の生き方やキャリアを中心に執筆活動を行う。食事は、外食率ほぼ100%。家庭のご飯がマズかった反動でグルメに目覚めてから、数百軒は店を回りミシュラン有料会員にまでなった飯キチ。
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