こんにちは、Retty編集部の岡田です。
ライター紹介
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岡田隆太郎
- カメラマン→雑誌の編集→PRを経てRettyグルメニュース編集部へ転身。 好きな食べ物はナスの揚げ浸し。基本毎日飲んでます。
つい先日始まったばかりだと思っていた10月も残すところあと数日・・・。秋めくこの季節を楽しむ暇もなく、なんだかあっという間に今年も終わってしまいそうな気がしている今日この頃ですが、皆さんはいかがお過ごしですか?
ここから年末に向けて忙しさに拍車がかかる人も多いですよね。働くって大変です。毎日家と会社の往復で身も心もボロボロに疲弊していませんか?気が休まる瞬間はちゃんとありますか?
皆さんに僕達”Retty編集部”ができることと言えば、おいしいゴハンに関する情報をお届けすることだけ。少しでいいからリフレッシュしたい、あったかい料理を食べて充電したい。そう思っている方に是非オススメしたいお店を見つけてきました!
渋谷駅から歩いて10分ほど。鶯谷町にある『REISM STAND』さん。もともとカフェとして営業していた同店ですが、10月24日より夜の時間帯限定で"リチャージャブル酒場"としてリニューアルオープンしたんです!
こちらのお店を運営しているリズム株式会社は、リノベーション賃貸を通してライフスタイルを作る楽しさを提案している会社なんだそう。自分たちの提案するライフスタイルを表現できるリアルな場所、ふらっと遊びにこれる場所があるといいね、というアイデアから飲食店を始めることになったんだとか。
店内は様々なスタイルをミックスした内装になっています。
全ての料理が体を温める食材を使用している徹底ぶりとのことですが、早速おふくろの味を楽しめる料理を色々と紹介していきますね。
まずはサラダから。ソテー後にマリネし、味を馴染ませたきのこと根菜の異なる食感が楽しめる一品。醤油ベースのドレッシングがさっぱりしていて、お酒との相性も抜群です。
続いて和え物です。ブロッコリーを主役に、人参、しめじ、こんにゃくが入った白和え。しっかりとしたブロッコリーの食感がクセになるくらいおいしかったですよ。
3品目はこちら。体を温めてくれる食材であるニラと、日本の伝統的な発酵食品・納豆を和風だし香る卵でとじたお料理です。黒胡椒がアクセントとなり、素材の味わいそのものを引き立てています。
続いてはムニエルが登場。細切りにした生姜をふんだんに使用しているので体がポカポカします。レンコン、しめじを加えた和風ベースのあんかけが、さっぱりとしたサーモンにとろとろと絡む絶品ムニエルでした。
なぜカフェから居酒屋にリニューアルしたんだろう?と疑問に思っていると、「この店の業態にするときに何か"共通の話題となるもの"を作りたいと考えていたんです」と担当者の方が教えてくれました。
「話題を呼んでいるブックスタンドなども"本"という共通の話題に人が集まり、交流が生まれています。だからこそ我々は"おふくろの味"という共通の話題を通して、コミュニティを作りたいと考えたわけなんです」とも。
なるほど、"共有の話題"。確かに、会話のきっかけとして共有の話題があるというのはかなり有効ですもんね。なんとなくそれだけで安心感もありますし。
お話していると、次のお料理がやってきました。
こちらは家庭料理の代表格である肉じゃが。子供の頃に食べたことがあるような、どこか懐かしい味付けになっています。生姜の風味が引き立つよう、醤油ではなく出汁ベースなのがポイントなんだそう。
こちらの味噌煮は、お酒に合うように甘味を控え、白味噌に赤味噌を加えて濃い味付けになっています。たっぷり使用した生姜は体を温めてくれるだけでなく、サバの臭みをなくして身をふっくら柔らかくしてくれる効果も。
メインディッシュのハラミステーキ。特製ソースには味噌、バター、西洋ワサビ、フォンドボーを使用しているので、味に深みが生まれます。優しい味で、飽きることなく食べ進められますよ。
お腹がいっぱいになったところで、最後はデザートです。黒ごまペーストがとても濃厚でクリーミーな方か、紅茶の風味がほんのり香る甘さ控えめな方か、どちらを選ぶかはその日の気分次第ですね。
いやはや、本当においしかったです。単なる居酒屋メニューではなく、全ての料理に体を温める食材が入っているため、商品開発はかなり苦労したんだそうですが、その甲斐あってか大満足でした。
「リチャージ」・・・。それは目まぐるしく過ぎる日々の中で、心と体を充電するということ。疲れたまま家に帰るのではなく、明日への活力をチャージしてから翌日を迎えるために、是非こちらのお店を利用してみてはいかがでしょうか。
普段なかなか食べることができない"おふくろの味"は、きっとみなさんを癒してくれるはずですよ。
- REISM STAND
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東京都 渋谷区 鶯谷町
カフェ