どうも、へんてこグルメガイドの矢崎です。
僕は普段、ちょっとパンチの効いたお店を中心として、なかなか体験できないようなことをさせてくれる飲食店をいろいろ回っています。
ライター紹介
いきなりですが…「焼き鳥を自分で焼きたい!」と思ったことはありませんか?
僕は居酒屋でカウンター越しに見える焼き台で、一本一本焼き上げる店員さんを見て「あれ、自分でもやってみたいなー」と常々思っていました。
網や鉄板で鶏肉を焼けるお店はたくさんあるのですが、焼き台でとなるとなかなか出会うことはできませんでした。
しかし、そんな中ようやく見つけられたんです。東京の練馬区で!
テーブルに焼き台が!?「スマイリー城」に行ってきた!
今回紹介するのは西武池袋線の石上井公園駅から徒歩5分の場所にある「スマイリー城」という焼き鳥屋さん。
20年近くこの土地で営業を続けている、年季の入ったお店です。
木製のドアをスライドさせてお店に入ると、広がっていたのはこの光景。
パッと見ると、いたって普通のレトロな雰囲気が漂う居酒屋さんですが、テーブルの上に注目してみると…。
焼き台だーーーーー!
席について料理を注文すると、それに合わせて炭を準備してくれます。
ちなみに炭にはかなりこだわりを持っているそうで、炭の中でも高級で、香ばしく焼き上げられる備長炭を使用。
利用条件は特にないそうですが、コスト面から一人での利用は断ることもあるそうです。
また、焼き台が置かれているテーブルには限りがあるため、金土日などの混み合う曜日は予約をした方が確実とのこと。
備長炭を用意してもらって、しばらくすると串が運ばれてきました。
地鶏もも肉や砂肝、とり皮などのとり串と、豚カシラや豚ハツの豚串があり、どちらも一本120円(税別)からといたって庶民的な価格となってます。
焼き方は自由自在!「セルフ焼き鳥」を楽しもう!
串が運ばれてきたら、じゃんじゃん焼いていきましょう!
焼き加減や焼き方は自由自在!自分の好きなように焼けちゃいます。
ただ、必ず芯まで火を通してくださいとのこと!
火の通り具合や火の強さを見て位置を変え、また少ししたら位置を変える。
これが結構手間ではありますが、その分自分の串を育てていく楽しさはかなりのもの!
焼き鳥の世界では、「串打ち三年、焼き一生」なんて言われるほど難しいものですが、果たして初めての僕でもうまく焼けるのでしょうか?
火を入れてしばらくすると徐々に肉の脂が滴ってきました。
たんだん香ばしい臭いも漂ってきて食欲を刺激します。
どうです?結構おいしそうに焼けてきたんじゃないでしょうか?
肝心のタレはどうするの?とお思いの方、「スマイリー城」ではタレと塩をこのような容器に入れて出してくれます。
焼き方が自由自在であるのはもちろん、タレのつけ具合も自由自在。自分のお好きなようにつけることができます。
粘り気が強く甘めな自家製のタレは、具材とよく絡んでくれる逸品です。
タレを十分に付けたら仕上げにもう一度焼き上げます。
このように2度焼することによって、焼き目がついて備長炭の香ばしさが串に移るんだそうです。
そして完成!思いのほか、うまく焼きあがりました。
噛めば噛むほど溢れ出る肉の旨味と甘めの焼き鳥のタレは相性抜群!
また、焦げ目の香ばしさがいい感じにアクセントとなっています!
お酒は350円から!焼きたての焼き鳥を肴に一杯!
ドリンクも、サワーが350円(税別)など、お手頃な価格です。
焼き台から取る焼き鳥は正真正銘の焼きたて!お酒と合わないわけがありませんよね!
ちなみに、「全然うまく焼けないよー!」という方は、大将が熟練の腕で丁寧に焼き上げてくれるので安心してください!
おわりに
ということで、今回はセルフ焼き鳥ができるお店「スマイリー城」ご紹介いたしました!
いつもはカウンター越しに見ていた焼き鳥を焼く作業を、自分自身でできるなんてとても魅力的じゃないでしょうか?
是非とも行ってみてください!
- スマイリー城
-
東京都 練馬区 石神井町
居酒屋