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パスタに花咲ガニが丸ごとドン!日本最東端のイタリアンで海の幸の快楽に溺れた

 
 
 
 
 

スノーモービルから失礼します!旅ライターの中川マナブです!

北海道の東のはしっこ、日本最東端の納沙布岬がある根室市にやってきました。

今回私は、「花咲ガニ」の水揚げ量日本一を誇る根室市で、花咲ガニが丸ごと乗ったパスタを食べられるイタリアンレストランがあるという情報を聞きつけ、現地に急行しました!

日本最東端のイタリアンレストラン「Boschetto(ボスケット)」

JR根室駅から車で約10分のところに位置する「Boschetto(ボスケット)」は、2014年にオープンした日本最東端のイタリアンレストランです。

以前は居酒屋とライダースハウスがあったという店内は、天井が高くておしゃれな空間にテーブル席とキッチンがあります。

窓からは自然光がたっぷり入ってきて、優しい光が店内を明るくしています。

窓から外を眺めると、遥か彼方まで雪原が広がっていました。

▲石炭ストーブを初めて見た!

▲石炭ストーブを初めて見た!

この日の最低気温はマイナス15℃!

現地の方も「寒い」というくらい記録的な寒波でしたが、店内には3台のストーブがフル稼働していて、とても温かいという雪国ならではの環境にほっこり。

ボスケットサラダ

そんな日本最東端のイタリアンレストランで人気の料理をいただきました。

まずこちらは、お店の名前を冠した「ボスケットサラダ」(1,100円)。キッシュ、アスパラ、ひよこ豆、キドニービーンズなど、彩り豊かな北海道の野菜がたくさん乗ったサラダです。

見るだけでも楽しいですが、味も抜群!

カニのトマトクリームソースのピッツァ

続いて「カニのトマトクリームソースのピッツァ」(1,900円)は、花咲ガニの身をふんだんに使った窯焼きピッツァ。

カニの甘みとトマトのフレッシュな酸味、そしてイタリア産のモッツァレラチーズがとろ〜り……なんだこれ……めちゃめちゃ美味しいぞ!

タコとイカスミのピッツァ

お次は「タコとイカスミのピッツァ」(1,600円)。

2種類の国産小麦とイタリア産の小麦をブレンドした生地は、とにかくモッチモチ。タコとイカスミのシーフードコンビが最高!

根室産シカ肉のミートソース

こんなに危険で甘美なミートソースが今まであったでしょうか。

根室産のシカ肉を使ったミートソーススパゲティ(1,300円)。もちろん、追加200円で大盛りに!

シカ肉の旨味をこれでもかと、たっぷり味わえる一皿。

丸勢さんのウニ(クリームソース)

さて、いよいよボスケットの人気料理ツートップがお目見え!

「丸勢さんのウニ(クリームソース)」(2,200円+大盛り200円)は、根室の水産加工会社「丸勢水産」から取り寄せた極上ウニを、たっぷりと乗せたクリームソースパスタです!

ミートソーススパゲティを食べた後でしたが、「極上ウニのクリームソースパスタ」というパワーワードに負け、気づいたら注文していました…。

ウニのクリームソースは白ワインとつぶ貝の煮汁を煮詰めてあり、ウニの深い味わいが一層際立ちます。

これでもかというほど、トッピングした大きなウニと一緒に食べれば・・・濃厚すぎて、自然と顔がほころんでしまうほど、クリーミーな極上ウニパスタでした!

蟹のトマトクリームスパゲッティ

いよいよ、真打ち「蟹のトマトクリームスパゲッティ」(1,750円+大盛り200円)の登場!!

うおおおおおお〜〜〜〜本当に花咲ガニが丸ごと一杯乗っているぞ〜〜〜〜〜!

真っ赤な花咲ガニが大きすぎて、大盛りでオーダーしたのにパスタがほとんど見えないという衝撃!

花咲ガニを持ち上げると、カニのエキスをたっぷり吸ったパスタが…!

ニンニクと鷹の爪で香りを出したオリーブオイルに生の花咲ガニを割って香ばしく炒めることで、カニのミソやエキスがパスタに浸透。

クリーミーで濃厚な味わいのトマトスパゲティに仕上がっています。

蟹の身は、備え付けのハサミを使って食べていきます。もちろん、カニを食べてる間は、至福の無言タイム。

花咲ガニを丸ごと楽しめるこのパスタ、見た目だけでなく、一番人気なのも頷けますね!

ちなみにパスタは全て大盛りにしていただいたんですが、たった200円プラスするだけで、パスタの量が1.4倍になります。グループでシェアしても楽しそう。

夫婦でお店を切り盛りする林さんご夫妻。店名は名字の「林」にちなんで、イタリア語で”小さな木や林”を意味する『Boschetto』からつけたそうです

夫婦でお店を切り盛りする林さんご夫妻。店名は名字の「林」にちなんで、イタリア語で”小さな木や林”を意味する『Boschetto』からつけたそうです

「冬の景色も良いですが、根室は四季すべてがおすすめです」と話すのは東京、札幌、福島のホテルやレストランで洋食の修行したという根室出身のご主人。

花咲ガニは夏に旬を迎えるそうなので、旬の時期にもぜひ食べてみたいですね。冬でもこれだけ美味しいのですから、ちょっと想像しただけでよだれが止まりませんでした。

(取材協力:根室振興局)

ライター紹介

中川マナブ
中川マナブ
旅ライター/さんぽブロガー/Webプロデューサー。ブログでは夫婦で東京のみならず、日本中の観光名所、グルメスポットを散歩してお出かけの「キッカケ」を発信。グルメは小学校時代に「美味しんぼ」を読んで開眼。それほど飲めないくせに、居酒屋の雰囲気が大好き。
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