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なぜ流氷でビールを!?日本最北端のビールブリュワリーで「流氷ドラフト」を飲んできた!

どうも!六花界グループオーナーシェフの森田隼人です。

今回は北海道の網走にやってきましたー!

網走といえば、網走刑務所に流氷、新鮮な海鮮、色々ありますが今回の目的はこちら!

「網走ビールブリュワリー」

こちらの工場見学にやって参りました!

森田:長岡社長!どうぞよろしくお願いいたします!

長岡:どうぞよろしくお願いいたします。

森田:早速ではありますが、こちら僕がつくった日本酒「SAKE EXPERIENCE」です。酒蔵をVR体験できるとっておきの日本酒です。

ここのQRコードに携帯をかざすと、酒蔵が360度見られるのです!この話は後ほどさせていただきますね!

長岡:おぉー!すごい!ありがとうございます。

いざ、工場見学へ

長岡:早速ではありますが、ブリュワリーではこちらのキャップを被っていただきます。

森田:僕、ちょんまげが・・・大丈夫かな・・・

長岡:では、僕が良き感じで被せてさしあげます!(笑)

よいしょ、よいしょ、

完成ー!!(ちょっといびつ・・・笑)

長岡:では、参りましょう!

森田:おお!ブリュワリーの中には出荷待ちのビールがずらり!

工場長:うちでは地域性を活かしたビール造りをしています。今までも何度もトライ&エラーを繰り返しながら、試行錯誤を重ねています。1回ごとに生産する量も調整しながら、フレッシュローテーションをしています。

森田:常に新しいビールが生まれているのですね!今は何種類のビールがここにあるのでしょうか?

工場長:ここには今5種類のビールが出荷を待っています。

森田:生産量も毎年増えてるんじゃないですか?

工場長:そうです!おかげさまで、毎年伸び続けています。

森田:網走ビールを造る上で、他のビール醸造所と違うところって何でしょうか?

工場長:やはり様々な色のビールがあることでしょうか。

森田:きましたねー!あの青色のビールを初めて見たときは、本当に驚きましたもん!

工場長:今まで赤、青、紫、黒など、様々な色で挑戦してきました。もちろん全て天然素材で色素を抽出しています。

森田:主要な色は網羅してる!!原材料などへのこだわりってあるのでしょうか?

工場長:もちろんあります!現在、主な原材料として8種類、副原料として3種類を使っています。麦芽はドイツ産のものと網走産のものを使い分けています。

森田:大地の恵みですね!副原料も魅力的!これは何に使われているんでしょうか?

工場長:副原料は主にホワイトビールの香りづけに使うことが多いですね。

森田:めっちゃ飲みたなってきた〜!!

そして、ビール造りの心臓部分である窯場へとやってきました!

森田:おぉ〜!良い香りが立ち上ってきますね!

工場長:三釜方式というドイツの伝統的な製法を取り入れています。

長岡:森田さん、そろそろ試飲をしてみませんか?

森田:ぜひお願いします!

長岡:では早速、弊社一番人気の「流氷ドラフト」を試飲してください。今まではクチナシの葉で色素を取っていたのですが、今回数量限定で、より鮮やかな青色が出るスピルリナの色素から抽出した「流氷ドラフトプレミアム」もご用意しました!!

森田:おお!確かに色が違う!

森田:うーん!美味しい!若々しくてフレッシュな味わいですね。ホップの旨味も感じられつつ、香りが非常にいいですね!

長岡:そうなんです。アロマホップを使っているので苦味を抑えており、ホップの良い香りを感じていただけるかと思います。

森田:とても美味しいです!ちなみにこの2つのペアリングを考えた時に何が合うと思いますか??

長岡:そうですね〜、レギュラータイプの流氷ドラフトは・・・「ジンギスカン」でしょうか。

森田:おぉー!いいですね!

長岡:プレミアムタイプの流氷ドラフトは「ザンギ」が合うと思います!

森田:北海道大好きか!本当に素敵ですね!ザンギがあるお店に、ぜひ流氷ドラフトを置いて欲しいです。さてさて、そろそろ「流氷」に触れてもいいでしょうか?

長岡:もちろんです!

森田:なぜそもそも流氷を使ってビールを造ろうと思ったのですか?流氷って海のものですよね?塩分濃度とか大丈夫なんですか?そもそも、本当に流氷を海から取っているのですか?

長岡:本当に海の流氷を使っています。流氷って海水の塊だと思う方も多いのですが、実は違うんです。オホーツク海に流れてくるアムール川の河口付近が凍り、その氷の塊が潮の流れに乗って北海道まで流れてきます。そのため、海水の塊ではないんです。

森田:知らなかった!

長岡:流氷をガッと取っていくのですが、そこには必ずといっていいほど「クリオネ」がいるんですよ!

森田:えぇー!クリオネって食べられるんですか?(笑)

長岡:食べた人に会ったことはありませんが・・・。

森田:今度流氷取ったら僕にください!調理します!(本気)

長岡:(笑)

森田:いやぁ、本当にすごいですね。その流氷を仕込み水の一部で使用し、イメージに合わせてビールの色は青。やはり他のクラフトビールに比べて異色の存在感を放ってますもんね!

長岡:おかげさまで流氷ドラフトはロングヒットをいただいております!

森田:素晴らしい取り組みをされている長岡社長ですが、今後の取り組みや目標はありますでしょうか?

長岡:今の造りを大切にしながらも、今後はアルコール度数の高いビールも造っていきたいですね。日本のビールの枠を超えて、海外を意識したビールを造り、広く発信していきたいです。

日本だとキンキンに冷やしてビールを飲みますが、ビールの楽しみ方ってそれだけではないと思うんです。泡を立てず、ぬるめの温度で飲んでも美味しいビールを造り、網走ビールから文化を作っていきたいと思っています。

森田:ますます楽しみになってきました!!長岡さん本日は素敵なお話をありがとうございました!!

長岡:ありがとうございました!
 

これからの取り組みに益々期待ですね!

僕と網走ビールさんとのコラボレーションにも乞うご期待ください!

 

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肉と日本酒の文化を作り、日本初のマッピングを活用したクロッサムや六花界を経営し、食材を「設計図」と捉える建築家でありオートクチュールシェフ森田隼人が、熊本天草の天才たなか畜産と「令和」初の和牛の開発を始めました!牛肉を命と考え、生産から食卓までの価値向上を目指したストーリーを参加者と一緒に作ります!

次代の牛の価値づくりに共感いただける方の支援を心よりお待ちしております!

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ライター紹介

森田隼人
森田隼人
六花界グループ代表 兼 総料理長。Retty TOP USER PRO 焼肉/日本酒担当。「肉と日本酒」の文化を作り、その功績が認められて「第12代酒サムライ」に就任。現在、神田の焼肉屋「六花界」をはじめ、日本一予約の取れない焼肉屋「クロッサムモリタ」など、都内5店舗を運営。肉と日本酒カルチャーの啓蒙活動をおこなう。
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