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接客がめちゃくちゃハイレベルな火鍋屋…!「海底撈」で心に刺さったおもてなし20選

中華料理って言われた時に、何を思い浮かべますか?

ラーメン?チャーハン?餃子?

それもうまいよね!でも、それって実はあんまり中華じゃない!ジャパニーズスタイル!

よくよく探すと、日本にも「え?どこでもドア使って中国来ちゃったの?」ってくらいガチガチなガチの中華料理屋がたくさんあるので、ぜひそんな本気中華も知ってほしい!

「中国人の中国人による中国人のための中華料理」の魅力に気付いてほしいんです!!!

だけど初回からトバしすぎると混乱させてしまう心配もあるので、今回はビギナーにもオススメできる、おもてなしで一躍有名になった大人気の火鍋屋さんをご紹介します。

海底撈火鍋(かいていろうひなべ)心斎橋店。

中華界隈的に言ったらマクドナルドレベルの超有名店なのでほとんどの方は履修済み(?)だと思うんですが、知らない人からしたら「おもてなしの火鍋屋…ナニソレ…?」となることでしょう。

しかし、知らないなんてもったいない!

ここは天国です!行くよ!!!

海底撈のおもてなし20選

今回はイラストレーターの私・よねはらうさこと、四川人の友人・ななきと一緒に乗り込む海底撈!

(イラスト右がうさこ(私)、左がななき)

(イラスト右がうさこ(私)、左がななき)

心斎橋OPAの10階にある店内はツヤツヤピカピカで、もれなくテンションが上がる。

海底撈のテーマパーク感がすごく好き!

ななきは激辛で有名な四川からやってきた割に激辛が食べられない。わたしも激辛が食べられない。

火鍋屋なのに激辛が食べられない、そんなポンコツメンバーでお送りします。

それでも大丈夫、辛くないメニューもたくさんあるので。

おもてなしポイント1:鍋のスープが豊富。

海底撈は「麻辣鍋」「キノコ鍋」「中華トマト鍋」「白湯鍋」「高菜漬鍋」「中華風豚ガツ鍋」と鍋スープがとにかく豊富!!

辛い好きでも、辛いダメでも楽しめる選択肢が最高。

でもそんなにあったら選べない!と思ったアナタでも安心。

おもてなしポイント2:スープを4種類まで選べる。

「四色鍋」という神メニューがある。

いつも悩んだ挙句、無難なものを選んじゃうんだけど、4つも選べたら冒険し放題だな~!??

わたしたちは「麻辣(マーラー)鍋」「中華トマト鍋」「高菜漬鍋」「中華風豚ガツ鍋」をチョイスした。

麻辣鍋と中華トマト鍋は、お店でも1,2を争う人気の味。

高菜漬鍋は酸っぱいのが好きなら絶対オススメ。発酵食品なので「ヘルシーだから!大丈夫だから!!」と自分に言い訳できるところもよい。

豚ガツはホルモンの1種。モツ鍋の仲間ということは絶対いいおだし出るじゃん…!ということでこの4つに決めた。

おもてなしポイント3:スープがアレンジできる。

スープを注文するときに、物によってはアレンジを加えられる。

例えば、麻辣鍋なら辛さ(辣)レベル・痺れ(麻)レベルを選べるし、中華トマト鍋なら濃さレベルを選べる。

わたしたちは麻辣鍋をちょい辛+普通の痺れレベルに。

中華トマト鍋は濃いめでトマトを増量した。これでもかとリコピンを摂取できてしまう。

おもてなしポイント4:店員さんがエプロンをかけてくれる。

注文を終えると、店員さんがどこからともなく出してきたエプロンをはにかみながらそっと首からかけてくれる。

シンプルにうれしいし、シンプルに好きになりそう。

おもてなしポイント5:荷物には布をかけてくれる。

こういう細かいところにいつも手が届くのが海底撈。

おもてなしポイント6:キッズルーム完備。

ちびっこは預けることができるので、お母さんたちも安心。

アツアツの火鍋を食べる時だけキッズルームでスタッフさんに可愛がってもらって、鍋を終えてから合流☆ということもできる。

全ての人が平等に火鍋に向き合える場所…!

おもてなしポイント7:タレやちょっとしたおかずが食べ放題。

これは中国ではよく見る、飽き性も安心のバラエティーに富んだ素敵システム。

お腹が空いて1秒も待てない時は枝豆や大根のピクルスを食べたり。

ゴマダレ・海鮮タレ・ニラダレなど種類豊富なタレや薬味でスープの味わいを変えてみたり。

辛いものや熱いものを食べ疲れた時にフルーツを食べたり、銀耳粥(甘い白きくらげスープ)を飲んでみたり。

これぞカスタマイズ魂!自分で自分の食卓をクリエイトしていこう!!

おもてなしポイント8:飲み物も飲み放題。

喉も潤わしてくる。

おもてなしポイント9:タピオカミルクティーがアホほどうまい。

衝撃的なまでにうまい。レストランで出てくるレベルじゃない。

しっかりした紅茶の深み、もちもちのタピオカ。

神じゃん。

並ばないで飲めるうえに380円という安さ。380円という安さ…!(大事なこと)

「ランチでは無料で飲めます」と言われたけどそんなうまい話があるわけないと思って信じてません(※本当にやってます)。

おもてなしポイント10:いろんな珍しい肉が食える。

左から、豚バラ、和牛、ラム鹿肉、上段がイノシシ肉団子

「なんでこんなにたくさん肉の種類があるんですか?」と聞いたら、「中国人いろんな肉が好きなんで」とのご回答をいただいた。なるほど。

鹿肉はあっさり。イノシシ肉団子はびっくりするくらい弾力があって強い意志を感じる。

お肉ひとつとってもエンターテインメント性があるし、普通においしいのですごい。

おもてなしポイント11:豆腐を食べてヘルシーな気持ちになれる。

めまぐるしくたくさんの食材を摂取できるのが火鍋のヘルシーなところ。

冷凍豆腐、干豆腐、揚げ湯葉…大豆製品のレパートリーが豊富な中国。楽しく大豆を摂取できるので「大豆=ヘルシー」信者のわたしも大喜びである。

中国では至って普通に食べられる「鴨血」というアヒルの血を固めたものもいれることで、日頃悩まされていた鉄分不足も解消。

食べすぎという最大のミスも、「いや…でもメインは野菜だし…!大豆摂取したし…!鴨血食べたし…!」というヘルシー自己暗示でどうにかしていこう。

おもてなしポイント12:席で作る「えび団子」が楽しくてぷりぷり。

謎の食べ物が来たと思ったらえび団子だった。鍋の中に絞り出して食べる。

ちなみにこれも店員さんがやってくれるので、非常にもてなされてる気持ちになれる。

これくらい他の店でもやってくれると思うが、海底撈の「ハァァ~やってくれてるゥゥ~!」ってなる感じは絶妙。

おもてなしポイント13:パクチーいれたら大体映える。

四川人ななきがあまりにオススメしてくるので注文したパクチーとうずら。

森かな?ってくらいの量がくる。

ついでにうずらも恐竜の卵に見えてくるよね。ジャングルかな?

わたしは「パクチーなんて」と思ってたんだけど、

鍋が一気にかわいくなるので入れた方がいいです。

この鮮やかな緑は誰にもマネできないパクチーお前だけのもの。

味はみなさんご存知の通り変わった味の草でした。(※個人の感想です)

おもてなしポイント14:トイレのアメニティも豊富。

クシやボディローションまである。トイレ来て美しくなって帰ろう。

ちなみに、トイレも綺麗で興奮します。

おもてなしポイント15:変面がやってきた。

中国の伝統芸能「変面」。

扇子で顔を隠し、次の瞬間には

別の顔に……!

待って。写真にうつってるみんな興味なさそうすぎる。

食べるのに夢中な中国人あるある。

おもてなしポイント16:特製スープを作ってくれる。

突然小さなお椀で薬味とスープを混ぜ始めたので「何してるのかな~?」と思いきや、「ドウゾ」と差し出してくれた。

アレンジを加えたスープなので飲んでみて、ということらしい。

薬味のしゃきしゃきした歯ごたえと風味で、これまで飲んでたトマト鍋とはまた違った味わいに変化する。

「これ何が入ってるんですか?」と聞くと、「牛肉と…ねぎと…………芹菜(チンツァイ)」とのことだった。

中国語かーい!!!(※芹菜はセロリ)

海底撈に行くたび、心は親戚のおばちゃんになってしまう。応援したさしかない。

おもてなしポイント17:カンフー麺が楽しい。

カンフー麺は、カンフーの動きを駆使して麺をちょうどいい頃合いまで伸ばしてくれる。

これが

こう。

自分自身グルングルン回りながら、麺をみょんみょん伸ばしていく様を見て、「めっちゃ伸びる!めっちゃ伸びる!」と子どもみたいにはしゃいでしまった。

そして麺うめぇ。

太くて強弱のあるほうとうタイプの麺が好きなら必ずや好きです。

おもてなしポイント18:無料でネイルができる。

予約するとネイルをしてくれる。無料で。

爪を綺麗な形に切ってやすってから、240色くらいあるネイルの中から好きな色を選んで塗ってもらえる。

爪を見るたびに海底撈を思い出させてくる巧妙な罠…!

女子力までアップさせてくる恐ろしいレストランです。

かわいい。でもまさかRettyでネイルの写真を見る日が来ると思わなかったよね。

おもてなしポイント19:無料でポップコーン配ってくれる。

ポップコーンを配ってくれる。無料で。(土日限定)

ていうか、火鍋お腹いっぱい食べたら絶対ポップコーンなんて入らないのですが?完全にオーバーキルなのですが??

それでもポップコーンを手に持つ幸せがあるよね…。人間て欲深い生き物だから…。

おもてなしポイント20:本当に欲しいところに手が届く。

火鍋でメガネが曇っちゃったなぁ~…とレジで思った瞬間、

視線の先に無料メガネクリーナー…!

あまりにピンポイントに欲しいものすぎて恐怖すら覚えた。たぶん心読まれてる。

とにかく情報量が多くて楽しい海底撈パーク、なんと翌朝6時までの営業。

飛行機いらずのお手軽中国旅行へ行ってみてはいかがでしょう。
 

ライター紹介

よねはらうさこ
よねはらうさこ
中国人をはじめとする外国人との異文化を面白がって漫画にしていくイラストレーター。ノリと勢いを大事にした文章なども書きます。中国では「大胃王(大食らい)」の名を欲しいままにするフードファイター兼美食家なので、これまでタニシや虫、カエル、ラクダなどたくさんの肉を食べてきましたがやっぱり豚ってうまいよね?
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