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懐かしの味が復活!排骨担々麺の「亜寿加」が「Renge no Gotoku」として渋谷で再オープン!

2018年秋、渋谷を訪れるラーメンファンは大きな悲しみに暮れていました。

創業50年以上を誇る老舗ラーメン店「亜寿加」が、渋谷の再開発のために閉店となってしまったのです。

同店の名物「排骨担々麺」を、愛してやまないラーメンファンは少なくありません。

亜寿加の排骨担々麺

亜寿加の排骨担々麺

薄い衣がサクサクとした排骨をかじり、ゴマの香りが広がるスープを楽しむ1杯は、唯一無二の味。当時はあまりに身近な存在だったため、お店が無くなるなんて想像だにしませんでした。

そこに、突然の閉店の知らせ。
 

▼閉店を知った後で、亜寿加を訪れた際のツイート

 
僕にとって亜寿加の閉店は、世の中でいう「◯◯ロス」なんて甘っちょろい言葉じゃすみません。子供の頃から慣れ親しみ、担々麺ブームが始まる前から楽しんできた味なんですから。

閉店前、最後にお店へ行った際、

「本当になくなっちゃうんですか?」

そう尋ねた僕に、

「新しい場所の見込みが立てば可能性がないわけじゃないんですが…予定はありません…」

という返事が。これを聞いたときは、喉の奥に大きな空気のかたまりを詰まらせてしまったような息苦しさを感じたことを、今でも覚えています。
 

ところが!

「あの味」が食べられなくなって半年ほど経ったある日、ひとつのニュースが舞い込みました。

「亜寿加」の店長を長年務めてきた原子力(はらこ つとむ)さんの口から、

あのときの排骨担々麺の味を
あのときの渋谷・桜丘の地で
「Renge no Gotoku」をオープンします!

との発表があったのです。

7月8日の正式オープンを前に、メディア向け試食会が開催されると聞き、再びあの味を堪能しに新店を訪れました。

かつて亜寿加の入っていたビルも、隣の釣具店の入っていたビルも既にない。歩道橋からは渋谷駅の反対側のビルまで見える

かつて亜寿加の入っていたビルも、隣の釣具店の入っていたビルも既にない。歩道橋からは渋谷駅の反対側のビルまで見える

渋谷駅は再開発中。今後の街並みがどうなるかはわかりませんが、国道246号を歩道橋で渡り、桜坂の中腹あたりにあるお店にたどり着きました。

懐かしのあの味が!

店内はカウンター10数席のみ。

同行者と二人で、排骨担々麺(980円)と排骨冷やし担々麺(980円)をオーダー。

カウンターを見ると、懐かしの高菜があります。内装は違えど、亜寿加に戻ってきたような感覚が少しずつ蘇ってきました。

程なくして「排骨担々麺」が到着。

おお・・・!まさに亜寿加で食べていたルックスそのまま!

朱色のスープ、揚げた豚を短冊状にカットした排骨、失いかけたあの担々麺が目の前に戻ってきたのです。

「見た目が同じでも味が違っていたら……」

そんな心配は、杞憂に終わりました。

あの味を再び味わえる幸せ!

スープは唐辛子や山椒に頼り切った味ではなく、ゴマの風味が存分に活きていて、コクのある旨味を感じられます。

排骨です。充分な厚さの豚肉とうっすらまとった衣のバランスも、昔のまま。

スープに浸かったところはしんなりと、浸かってないところはサクサクとした歯触りの衣。長きに渡って僕を口福に包んでくれたあの味の復活です。

これ、ごはんに乗せて食べてもうまいんです。

ごはんは無料!

ごはんは無料!

排骨丼みたいに食べるのもアリですよ。

こちらは、同行者が注文した「冷やし排骨担々麺」。

冷やし中華のようなさっぱりした味付けで、ちょい辛で酸味のある汁と、少し太さのあるモチモチとした麺の組合わせ。

冷たく辛い食べ物は食欲が落ちたときにも食べられるので、これは暑くなるこれからの時期にぜひ食べたいメニューです。

試食会では食べられませんでしたが、つけ麺や醤油ラーメン、塩ラーメンなどその他のメニューもあり、パクチーやメンマなどのトッピングも揃っています。

昔からのファンにも、新しいお客さんにも、担々麺を味わってほしい

お店の復活には、こんな裏話も。

亜寿加が好きで通っていた渋谷の「上昇気流」という会社の社長が、お店が無くなると聞き、再建支援を申し出て新店はオープンしたそうです。

原子さんは、

「豚肉の素材などは以前より良いものを使っていて、その上で以前の味をできるだけ再現しています。閉店時にレシピをメモしていたのが役に立ちました」

と、失意の閉店時にも再起を忘れていませんでした。その気持ちがこの味の復活に繋がったんですね。

「古くからのファンにも新しいお客さんにも、うちの担々麺を味わってほしい」という原子さん。あの変わらない排骨担々麺が食べられる喜びを120%感じました。

街の再開発は新しいものがたくさん生まれる反面、古き良きものもたくさん失われます。

でも、失われた渋谷の魅力がひとつ戻ってきました。またぜったい行く。そう思った再会でした。

ライター紹介

奥野大児
奥野大児
ブロガー・フリーライター。250人ほどが集まる日本最大級のブロガーイベント「ブロガーズフェスティバル」の実行委員長。ライティングはIoTやクラウドサービスの関連記事から食レポ・階段まで様々。趣味は愛好歴35年にもなる将棋でアマ三段。特技は初めていった居酒屋さんで常連のような扱いを受けること。
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