どんなコラボレーション?
精進料理といえば、最近では外国人観光客からも密かに注目を集めている日本食の一つです。
ただ、動物性の原材料を一切使用しないなどの決まりがあることから、馴染みのない方には堅苦しくストイックなイメージを持たれることも多いかもしれません。
そんな従来のイメージを覆す現代版の‟我慢しない新しい精進料理”として、植物性の食品を提供するテーブルマークの「BEYOND FREE(ビヨンドフリー)」と「こまきしょくどう 精進料理 鎌倉不識庵」がコラボした“SHOJINごはん”の提供がスタートしました。
今回のコラボメニューでは、精進料理が大切にしてきた伝統とBEYOND FREEの‟味や見た目、香りや食感へのこだわり”が融合し、これまでの精進料理にはない新しい魅力を生み出しています。
さっそく、その新しいスタイルの“SHOJINごはん”を体験してきました。
BEYOND FREEの魅力
BEYOND FREEは、冷凍食品メーカーであるテーブルマークが、卵、乳製品などの動物性原材料を使用せず、植物由来の素材を使って独自の技術でおいしく仕上げた冷凍食品です。
パンや麺類、おかず、デザートなど、活かした多彩なメニューを提供しており、味・食感・食べ応えにこだわり、どれも満足感があるのが特徴です。
ヴィーガンやベジタリアンなどの動物性原材料の摂取を控えている方や、野菜や豆類など植物性の食品が不足している方から人気を集めています。
BEYOND FREE 公式サイト
https://beyond-free.jp/
精進料理の新たな可能性を追求する食堂
「こまきしょくどう 精進料理 鎌倉不識庵」は、東京都千代田区にある食堂です。
“日本を知り、それを楽しんでいただく『食堂(じきどう)』”をコンセプトに、日本の食文化が詰まった定食を提供しています。
また、「毎日食べるもので、日本の食文化を守れる」という考え方のもと、精進料理の新たな可能性を追求しています。
こまきしょくどう 精進料理 鎌倉不識庵 公式 HP
https://www.kamakura-komaki.com
精進料理の新しい魅力を体験できるメニューとは?
「BEYOND FREE」と「こまきしょくどう 精進料理 鎌倉不識庵」がコラボした「おからこんにゃくカツ御膳 ビーガンタルタル」をさっそく注文してみました!
定食の内容はメイン1品、小鉢3品、サラダ、雑穀米、漬物、味噌汁とボリューム満点なメニューとなっています。
「精進料理」のメインはなんと「カツ」!
“SHOJINごはん”のメインとなるおかずは、「おからこんにゃくカツのタルタルかけ」。
こちらはBEYOND FREEの「おにゃくカツ」という商品を使用しています。
豆腐や豆乳を作る際の副産物である「おから」と日本の伝統食である「こんにゃく」を組み合わせた素材を主原料にすることで、動物性原材料を使わずとも満足感の高い「カツ」に仕上げています。
実際に食べてみると、酸味のあるタルタルソースとサクサクな衣のカツが相性抜群!
お肉のような味わいと同時にプリプリした食感もあり、海老カツのような雰囲気も。
食べ応えがありつつお肉で作られた従来の豚カツよりもヘルシーで体に優しく、何個でも食べられそうです。
メインであるカツに加え、小鉢には雲丹風のペーストがのった揚げ出し豆腐や、明太風ペーストを使用したタラモサラダが並んでいます。
どれも動物性原材料を使わずに作られているとは思えない仕上がりで、まさに新感覚の精進料理になっています。
飲食店オーナーから見たBEYOND FREE
オーナーの藤井さんは、臨済宗僧侶であり精進料理家としても知られる藤井宗哲さんと精進料理家の藤井まりさんとの間に生まれ、幼いころから精進料理とともに育ってきました。
「精進料理とは、日本に昔からある仏教を由来にした食事です。
その中には、‟逃げるものを追いかけてまで食べない”という考えがベースにあります。」
現代における精進料理のメリットは、体に気を使う人たちの選択肢が増えることだそう。
「世代も国籍も関係なく、自分の将来を楽しく過ごすために、動物性など特定の原材料を使用せずに作るフリー食というものを一食でも選択する人が増えてきています。
そういった意味で、BEYOND FREEのような商品があることはすごく必要なことだと思います。」
「BEYOND FREEの商品は手軽で使いやすいので、飲食店のメニューにも取り入れやすいです。
おにゃくカツに関しては、すでに油で揚げてあるので、電子レンジやオーブンで温めるだけでそのまま使える。
プラントベースの食材って手がかかるイメージがありますが、それが簡単に導入できるというのは飲食店にとってとても魅力的だと思います。」
藤井さんはご自宅でもおにゃくカツを愛用しており、冷めてもサクサクな食感を活かしてサンドイッチにしたり、お子様の朝ごはんなどにも使われているそうです。
「おいしさも勿論大事なんですけど、毎日の食事だから手軽さってすごく大事で。
忙しいからこそ健康について考えることがすごく必要になってくる。
手軽に使えるってことは、継続しやすいし体の負担が少ない。
BEYOND FREEは、私たちの生活の応援団的なものでもあると思います。」
今回ご紹介した「おにゃくカツ」は100g入りと500g入りの大容量パックの2種類が公式サイトで購入できます。
満足感のあるヘルシーな植物性カツを、飲食店メニューや毎日の食卓にぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
BEYOND FREEの商品はこちら
https://beyond-free.jp/collections/all
本件のお問い合わせ先
https://beyond-free.jp/pages/contact
ライター紹介
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和田夏凜
- ・女子栄養大学を卒業後、2019年にRetty株式会社に入社
・カフェ「base de carin 」店主