西武ライオンズ本拠地のグルメが充実しすぎ！1000種類以上のメニューをひたすら食べ歩いてみた。【前編】

突然ですが、野球観戦に行ったことはありますか？

ビールを飲んで唐揚げとか枝豆食べながら応援する、会社帰りのお父さんの楽しみというか、野球好きじゃないとなかなか行きづらいイメージがありませんか？

しかし！西武ライオンズの本拠地「メットライフドーム」は、グルメが充実＆どれも美味しいともっぱらの評判！ここはグルメサービスのRetty編集部、早速メットライフドームへ行ってまいりました！

都内在住も行きやすい「メットライフドーム」

「メットライフドーム」というと聞きなれない方も多いかと思いますが、西武ドームは2017年シーズンよりネーミングライツ（命名権）を取得したメットライフ生命とパートナーシップを結ぶことになり、名称が変更されました。

場所は埼玉県所沢市「西武球場前駅」からすぐ。

池袋駅・西武新宿駅から、約40分程と、都内からもアクセスのしやすいドームです。

ローストビーフから沖縄そばまで！充実のドーム内ショップ

ドーム正面には1塁側（ビジターチーム）、3塁側（ホームチーム）と2つの入口があり、どちらも入るとすぐにドームを取り囲むようなフードテナントの数々が！

他のドーム球場と違って壁面を設けず、スタンドと屋根の間をぐるりとフルオープンになっているため、自然を感じながら様々な料理を楽しむことができるんです。

地元・狭山茶を使ったこだわりのお茶漬けと抹茶ソフト！【新井園本店】

注文ごとに急須の一番茶のみを注ぐというコダワリ。一番人気の狭山茶漬け<鮭> 600円

狭山茶のやわらかな苦味のあるソフトクリームは、大人も子どもも楽しめる味！ 420円

応援のお供にはさやま茶を！ペットボトルと思って侮るなかれ。コク深く、狭山茶の大きな特徴である後味の甘味がしっかり残っています。 250円

やわらかソーキと熱々スープはライオンズファンを唸らせる超本格派！【リトル沖縄】

ぷりぷりの沖縄そばにコーレーグース（島とうがらしを泡盛に漬け込んだ沖縄県の調味料）をかけて。
正直球場で食べられるとは思えないくらいの仰天の美味しさ！！ソーキそば 780円

メニューもお酒も充実。試合中ずっとこのお店の前にあるベンチで過ごすファンも居るそう。

肉！肉！肉！オシャレにお肉を食べれるスタイリッシュワゴン！【宮木牧場】

ジューシーな牛もも肉とフルーティーなタレはご飯を何杯も食べたくなる！大人気ローストビーフ丼　800円

埼玉西武ライオンズのメヒア選手のプロデュースメニュー「メヒアのパワープレート」（選手ステッカー付き）990円

メヒア選手の大好きなマッシュポテトと、ごまドレッシングのサラダを添えて

選手との距離が近くなる！プロデュースメニューが充実！

「メヒアのパワープレート」のように、ドームのあちこちにライオンズの選手とのプロデュースメニューを発見することができます。

ただ選手の名前が使われているだけではない、選手ならではのこだわりが随所に見られます。

菊池雄星投手プロデュースじゃじゃ麺！【竹國うどん】

地元武蔵野うどんを提供する竹國うどんさんからは「雄星のじゃじゃ麺」830円

菊池選手の出身地、岩手県盛岡のじゃじゃ麺の麺は、武蔵野うどん特有のちぢれ麺で！肉味噌がよく絡みます！

新キャプテン浅村栄斗選手プロデュースカレー【ＣｏＣｏ壱番屋】

大阪出身の浅村選手に因んだ「浅村牛すじカレー」（選手ステッカー付き）950円

とろっとろに煮込まれた牛すじと長ネギのあまーいマッチが特徴で、選手ステッカーが付くカレーはこのメットライフドームでしか食べられないそうです。

勿論定番のココイチカレーも食べれます！(一部メニューのみ)

パッケージから中身まで！ファンの心を打ち抜く「球弁」

場内多くの場所で購入できるこの球弁（きゅうべん）。数々の選手プロデュースのお弁当があります！

この球弁を買うと選手のポストカードが１枚ついてくるのですが、このポストカードは場内のポストに投函すると選手へ届き、もしかしたら選手からメッセージが返ってくるかもしれない！というシステム！

【投函方法詳細はコチラ】

集めても良し、投函しても良し！西武ライオンズならではのお弁当です。

今回はその球弁の中から、秋山翔吾選手の「秋山ガンバレ！弁当（1400円）」を紹介します。

そしてそのお弁当を紹介して頂くのは……秋山選手ご本人！

選手プロデュース弁当への想いを、秋山翔吾選手に直撃インタビュー！

というわけで、年間安打本数の日本記録を持っている秋山翔吾選手にインタビュー！

野球ではなくお弁当の話で秋山選手にインタビューしたのはおそらく初なのでは……？と編集部はドキドキ。

— 「秋山ガンバレ！弁当」の一番オススメのポイントはどこですか？

秋山：「僕が横須賀出身なので、カレーを使ったライスコロッケでしょうか。他に卵焼きに自分の背番号を入れてもらったり、お客様には今までにないものを召し上がっていただきたいと思い、僕の大好物のハンバーグはホワイトソースのハンバーグにしたりと、主役がいっぱいのお弁当なんです」

ハンバーグにカレーコロッケとボリューム満点。秋山選手の背番号「55」の焼印が押された卵焼きはファン心をくすぐります。

—　うなぎも入っていて、かなり豪華ですよね！

秋山：「元々うなぎをメニューに入れてもらったのは、僕が『ウナギイヌ』というあだ名で呼ばれていたことがキッカケなんです（笑）

うなぎの価格高騰などで、メニューに加えるのが難しいときもあったのですが、今回これだけの量を乗せてもらい、本当に協力してもらって形になったなと思います。

うなぎは、通年でもなかなか食べる機会の少ないものかと思いますので、こういうお弁当の時に食べたいなと思ってもらえたら嬉しいです」

ふわふわのうなぎがどっさりと！秋山選手の真心を感じます

秋山「スポーツ選手のお弁当ということもありエネルギーを大切にしつつ、それだけだとコロッケとハンバーグとうなぎで全体的に茶色くなっちゃうので、お弁当の色味も協力していただきました。錦糸卵もきれいですよね。彩りで食欲が増すようにという風に考えました」

—　付属のポストカードにて投函されたお手紙は本当に選手に届くのですか？

秋山　はい、全て目を通しています。ご年配の方から、小さなお子さんが覚えたての字で書いてくれたりと、幅広いファンの方から頂いています。なかなかファンの方の直接のメッセージを受け取る機会も多くはないので、お弁当を買って頂いて球場内でメッセージを書いて頂けるというのは本当に嬉しいですね。

— 今までで一番嬉しかったメッセージはなんですか？

秋山「選べないですが、そうですね…やはり小さなお子さんからのメッセージですかね。

『秋山選手みたいになりたいです』と言ってもらうことはよくあるんですけど、『直接想いを書く』っていうのって小さなお子さんは凄く難しいところもあると思いますし。

小さなお子さんが野球に対して興味を持ってくれたり憧れてもらうっていうのは、自分達の職業の意義だと思うので、お弁当を食べてくれて、さらに手書きのメッセージがもらえるというのはありがたいなと思います」

—　ポストカードは3種類からランダムに入っているとのことですが、3枚の写真の中でご自身はどれが一番お気に入りですか？

秋山：「うーん、どれも違った写真でそれぞれに良さがありますけど、意外とバット持って帽子被っていないのとかは、珍しいんじゃないですかね(笑)」

—　お弁当を召し上がる全てのファンの方へメッセージをお願いします！

秋山：「夏場など、ドームは暑くなります。選手もそうですけど、食べるものって大事なところなので、応援してくださるお客様にもスタミナを付けてもらいたいという気持ちで作りました。

…あと、他の選手のお弁当もあるので、その中で一番人気になりたいなと思います（笑）。自分の試合での成績にも寄るかと思いますので、球場の多くのグルメがある中で、このお弁当を手に取ってもらえるように、個人的にも頑張りたいなと思います」
　

選手との距離がぐっと近づく「球弁」。「秋山ガンバレ！弁当」を食べて、秋山選手を応援しよう！

＞＞球場とは思えない！！空間ごと楽しめるメットライフドームの魅力へつづく【後編】