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連載:Retty編集長の"このトレンド"に注目!

人気店が続々!なぜ、いまハンバーガーがこんなにアツイのか?その秘密を探ってみた

グルメハンバーガーがいまアツイ。

数年前、シェイクシャック、カールスジュニアといったアメリカの人気ハンバーガー店が日本に初上陸。今年に入ってからは、ロサンゼルス発の「UMAMIバーガー」、カリフォルニア発「ザ・カウンター」が東京でオープン。開店のたびに行列ができるほどの人気となり、今や一大ハンバーガーブームといわれるようにまでなった。

海外の人気店が上陸し、人気を博する様子は、いっときのパンケーキブームとよく似ている。パンケーキ同様、このハンバーガーブームは全国を巻き込む大きな波となるのだろうか。

そこで昨今のハンバーガー人気現象について、Retty TOP USERでもある、東日本ハンバーガー協会会長のイノウエシンゴさんに様々な話を聞いてみた。

TOP USER紹介

Shingo Inoue
Shingo Inoue
2005年からハンバーガー専門のサイトを運営。 年間100~200種類のハンバーガーを食べ続け、2007年に日本初のハンバーガーガイドブックを出版。 ブログや雑誌、テレビなどでハンバーガーの魅力を発信し続けている。 2010年から東日本ハンバーガー協会会長に就任

人気なのは当たり前!? もともと日本人はハンバーガーが大好き!

「日本人のハンバーガー認知率ってどのくらいだと思いますか? はっきりしたデータはないのですが、ファーストフードの浸透によって、ほとんどの日本人が認知しているメニューだと個人的には考えています。マクドナルドを始めとするファーストフードが、ハンバーガーというものを日本中に広めて、その美味しさと手軽さを伝えた。だから、日本人の食体験にはハンバーガーはきちんと存在していて、みんな大好き。ハンバーガーが人気なのは当たり前といえば当たり前かもしれません。」
と語るのはイノウエシンゴさん。

しかし、一方でハンバーガー=リーズナブルといったイメージが強いのも事実。そんな中で今人気なのは、どちらかといえば高級といえるグルメハンバーガー。これらが受け入られ始めた背景に、何かあるのでしょうか?

「ハンバーガーの美味しさにこだわった、本場色の強いウェンディーズやバーガーキング。この2つのブランドは、一度は撤退したもの、日本の消費者層に受け入れられる味にこだわったり、マーケティングを徹底したりと、ハンバーガーの美味しさを伝えようとした。その功績が大きかったと思っています。

そして、”安くてお腹いっぱいになるもの”VS”満足できるならその価値に対してきちんと支払う”。長いデフレ時代を経て、外食も徐々に二極化して来ているように思います。価格相当であると自分できちんと納得できれば、高級なものを食したい、そんな人々のムードが、昨今のハンバーガー人気の背景にあるのではないかと、私自身は分析しています」

いまハンバーガーが人気なのは、美味しさ+「写真映え」!?

「そして、ビジュアルというポイントを見逃してはいけないでしょうね。バンズ、パテ、野菜などの重なりは、横から見ると本当に華やか。彩りも豊かで加工もしやすい。instagram映えするためSNSで盛り上がるという点も今の時代ならではの、人気要因だと思います」

ニューヨークスタイルのシェイクシャック、西海岸のUMAMIバーガーやザ・カウンター。海外上陸ものが、話題になっていますが…。

「それだけでなく、ハンバーガーが好き、アメリカ文化が好き、その奥深さが好きという職人気質の料理人たちが始めたハンバーガー専門店が、いま東京だけでなく、大阪や名古屋でも増えています。
ハンバーガーは、実は原価率で考えると経営者にとってはお得なメニューじゃない。でも、バンズに、肉に、ソースに、組み合わせにと、こだわるところがいっぱいあって、料理人からすると本当に面白いらしいんです。そんなこだわりどころが店一つ一つで違う。見た目はすごく差があるように見えないかもしれませんが、味わうとそのこだわりがわかる。そんな楽しみができるのも、人気要因の一つかもしれません」

【@大阪】イノウエさんオススメハンバーガー専門店

「丁寧なアメリカンなハンバーガーが食べられる人気店です」

「ワイルドで肉肉しいハンバーガーが食べられるのが嬉しいポイント」

【@名古屋】イノウエさんオススメハンバーガー専門店

「本当に美しく、繊細なグルメハンバーガーを提供してくれます。バンズも特徴。このハンバーガーは東京でも食べられないと思っています!」

「女子ウケするおしゃれな店内でグルメだけど優しいハンバーガーが食べられますよ」

このハンバーガーブームはどこに向かうのか!?

パンケーキがブームになった際は、海外の人気店が上陸し、東京の他の店にも続々登場し、そこから日本全国に広がっていきました。大型ショッピングセンターなどでは、必ず美味しいパンケーキのカフェがあるような形で。ハンバーガーもそんな風になっていくのでしょうか?

「ハンバーガーは先述の通り、ファーストフードのおかげでもう裾野まで広がっているメニューなんですね。だから、むしろグルメハンバーガーは、UberEATSなどデリバリー文化が発達していく中で、お店だけじゃない食べ方で広がっていくのではないかと睨んでいます」

確かにUberEATSには、ハンバーガーカテゴリがあります。

「現代人が忙しくなっていく中で、外食デリバリーはこれから盛り上がっていきそうですよね。そんな中で、お店に行けない人たちもグルメなハンバーガーを食する機会に触れることができる。そこから、いろんなハンバーガーを食べたい! と盛り上がっていくといいなあと願っているんです」

最後にイノウエさんにとって、ハンバーガーの魅力とはなんでしょうか?

「ハンバーガーと自分の一対一の対峙が好きなんです。ハンバーガーって、視覚を遮るものだし、集中しないと食べることができない。こんな風にただ向き合って、味覚と嗅覚を研ぎ澄ませる食べ物って、なかなか他にないなと。

今はまだランチシーンが多いと思いますが、ビールと一緒に楽しむ、などもっといろんなシーンに広まっていって欲しいですね。そして、たくさんの種類があるので、ハンバーガーの中にラーメンくらいのグループができて幅広いジャンルに広がっていくといいなというのが、私の願いです」

今、盛り上がっているグルメハンバーガーたち。多様化する時代の中で、自分と向き合い、自分らしさを獲得していける食べ物として、今我々の前に登場した存在なのかもしれない。

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