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連載:Retty編集長の"このトレンド"に注目!

日本人総激辛化は温暖化の影響?ソロvsグループ・旨辛・和辛、いま「辛さ」は多様化の時代へ

カレー、麻婆豆腐、火鍋、トムヤンクン…。こう暑いと、体がカーッと熱くなって汗をしっかりかける辛いものが食べたい、と思いませんか?

一方、季節は関係なしに、巷では様々な辛いメニューが登場し人気となっているとも思いませんか?

そこでRetty株式会社は、日本人の辛いもの事情についてアンケート調査を実施(対象:Rettyユーザー1,257名/男性734名、女性523名、期間:2017年7月26日〜7月28日)しました。その結果から、多くの人々が、辛いものを受け入れている・受け入れようとしている傾向が明らかに。

日本の激辛事情にはどんな変化が?その背景には一体何が? 調査結果を元に、Retty激辛部長とRettyグルメニュース激辛大王に「日本人と辛いもの」という壮大なテーマで語ってもらいました。

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Mio.M
Mio.M
都内の会社勤務。 食べてるときが至福の時間。 ジャンル問わず彼方此方に出没します。 美味しいもの食べるコトが好きな人と仲良くなりたいです(^o^) 気がついたら激辛部部長(笑) 2013.1レビュー開始☆

 

ライター

奥野大児
奥野大児
ブロガー・フリーライター。250人ほどが集まる日本最大級のブロガーイベント「ブロガーズフェスティバル」の実行委員長。ライティングはIoTやクラウドサービスの関連記事から食レポ・階段まで様々。趣味は愛好歴35年にもなる将棋でアマ三段。特技は初めていった居酒屋さんで常連のような扱いを受けること。

みんな、辛いものの受容度が上がってる?

編集部:お二人は今日初めてお会いされると思うのですが、最初に”激辛自己紹介”してもらいしょうか?

奥野さん(以下敬称略):「いやいや、僕そんなに激辛好きじゃないですよ…」

編集部:「激辛の人ってこういうこと言いますよね(苦笑)」

奥野:「20歳くらいの頃、漫画『美味しんぼ』をきっかけに美味しいものに目覚めましてね。カウンターだけのお店などに通うようになり、初めて辛味大根というものを食べたんです。僕が辛いもの好きと知って、お店の大将が出してくれたんですよね。

その時の辛さの衝撃がすごくて! 辛すぎて、かけてある醤油がすごく甘く感じるくらい。その辛さがとても印象的で、辛さって美味しい、辛さって奥が深いと辛いものに目覚めた感じです」

Mio.Mさん(以下敬称略):「実は私が育った家庭では、ホワイトシチューにタバスコをかけるのが当たり前というような(笑)、辛いものが当たり前だったんです。だから小さな頃は、自分が辛いもの好きだって気づかなくて。高校生になって学食にMYタバスコやMY七味を持っていくようになり、あれ、私みんなより辛いものが得意かもと自覚するようになったんです」

編集部:「のっけから激辛とは何かを定義しなくてはならない気がしてきましたが(苦笑)、まずはこちらのデータ。Rettyユーザーに聞いた”あなたはご自身が辛い料理をどのぐらい得意だと思いますか?”を5段階で聞いたのですが、すごく得意が2割、まあが5割と7割が得意と回答しているんです」

奥野:「自分の肌感覚に比べて、多いなという気がしますね」

Mio.M:「自分と同じくらいの人を探すとなると、なかなかいないなーという実感はあります」

編集部:「お二人と比べられても…(笑)。でも”直近5年ぐらいで、あなたは昔よりも辛い料理が好きになっていると感じますか?”という問いに対しても、すごくそう思うが3割弱、まあ思うが3割強と6割が肯定しているんです」

Mio.M:「辛いものはメニューが増えましたもんね。メディアなどでも取り上げられることが増えた気がします。そういう意味では、世の中全体が辛いものを受け入れられるようになったのかもしれません」

編集部:「ちなみに、好きな辛いものメニューは同率で1位麻婆豆腐とカレー、3位が担々麺です」

Mio.M:「おお、なるほど〜。担々麺は、辛いもの好き人口の間口を広げた気がしますよね」

奥野:「ゴマだれがまろやかだから、辛いものが苦手でも食べやすいですしね。

ちなみに、僕が好きなのは、ゴマだれもゴマも使っていない、勝浦タンタンメンです。都内だったら、荻窪の『ビンギリ』で食べられます。辛くて旨いですよ!」

辛さを一人で極める派vsみんなで楽しむ派

編集部:「”辛い料理を誰と食べたいですか?(複数回答)”という問いに対しては、友人とが6割に対して、自分一人でが5割。一人で楽しみたいという傾向が強いのも辛い料理の特徴かと思ったのですが」

奥野:「わかります。僕はソロプレーヤーです。辛さは一人で楽しみたい」

Mio.M:「男性には、ソロプレーヤーが多いかもしれないですね。一人で辛さと向き合い、極めていきたいという…」

奥野:「自分の好みの辛さが、なかなか人と合わないというのもありますが(笑)、一人で辛さとは対峙したいですね」

Mio.M:「私はみんなで楽しむ派です。Rettyでも激辛部という部活で、みんなで辛いものを食べに行こうイベントを立ち上げたりしています。私は隠れ部長なんですけどね(笑)。みんなで怖いもの見たさというか、旨いもの見たさを体験しようというような。

以前、表参道の『赤い壺』というお店で、辛すぎると話題の激辛コースというのをグループで食べに行ったんです。そこの激辛チヂミは本当に辛くて! でも、辛い〜!美味しい〜!!無理かも、食べられるかもなんて、みんなでワイワイするのがまた楽しくて。

その日初めて知り合った人でも、辛いものをみんなで食べるってだけで会話も盛り上がりますよ。大人数ならいろんな辛さの段階を頼んで、シェアすることもできますし」

編集部:「辛さというのは、人それぞれ好みがはっきりしていますもんね。周りに好みが合う人がいないことも多いかもしれません。だからこそ、ソロプレーヤーで自分の好みの辛さを極めていくタイプと、SNSなどで同じ好みの辛さの仲間を探して繋がっていくグループタイプに分かれていくのかもしれませんね」

注目は「旨辛」。ただ、辛いだけじゃないのが絶対美味しい!

奥野:「ただ知ってほしいのは、辛みというのは色んな種類があるってことですね。赤唐辛子も外国産と国産では全く違いますし、青唐辛子もある。さらに和辛子、洋辛子、わさび、山椒、そして辛味大根などの野菜。色々試す中で、自分がどのような辛みが好きなのかを知っていくともっと楽しいと思うんです」

Mio.M:「そうですよね。私はただ、辛いものっていうのはあまり好きではなくて。こだわりたいのは”旨辛”なんです。美味しさと辛さの絶妙なバランスが、絶対大事。

そういう意味で最近感動したのが『蜀郷香(シュウシャンシャン)』。2017年のベスト10に入るんじゃないかなと思うくらいに、前菜から〆まで全てが美味しい、上品な味わいの旨辛料理だったんです。こちらは本当にオススメです」

奥野:「旨辛は絶対大事!そう考えると、ただ辛いだけじゃなくなったというのが、最近の激辛事情かもしれません。

さらに、僕は山椒の辛さも好きですね。『陳麻家』はテーブルに山椒が置いてあってかけ放題なんです。これっ、激辛好きの気持ちをすごくわかっているなってグッときます。最近、日本でも山椒を辛みとして認識されるようになりましたが、あのビリビリくる感じは本当に最高!!」

Mio.M:「山椒は、本当に市民権を得ましたね。前は鰻に少量かけるもの、っていう感じだったのに。麻婆豆腐にも、火鍋にも山椒が効いてないとってみんなが言うようになったと思います。そういう意味で、辛さにもトレンドがやっぱりあるんですね」

奥野:「日本人がこれだけ辛さを受容した背景には、地球温暖化も見逃せないと思っています。暑い国は、辛いものを食べるのが生きる知恵であり文化ですよね。日本もそうなってきているのではないかと」

Mio.M:「確かに。日本が亜熱帯化してるっていいますもんね。人々の好みはそんな環境変化も受けるんですね。深いなあ」

奥野:「そして最後にいいですか…?

外食グルメサービスのRettyで言っていいのかわからないのですが、どうしてもオススメしたいのが、『大炎上唐辛子』!」

Mio.M:「私も大好き!これ、もう箱買いしています!!!」

奥野:「辛いんですけど、旨いです。止まらないです。回し者じゃないんですが、ぜひ皆さんにも食べてほしいです(笑)」

編集部:「もう、せっかく地球温暖化という壮大なテーマに広がったと思ったのに!(笑)」

今、日本には様々な辛いものが溢れています。でも一口に言っても、その辛みは本当に様々。そしてその楽しみ方も様々。自分好みの辛さや味、楽しみ方を見つけるのが、2017年夏の激辛事情なのかもしれませんね。

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