こんにちは、ミトミえもん(@mitomi_emon)です。
年間730軒以上の外食、新規開拓店へ600軒ほど訪問しているグルメオタクです。「美味しいもののためなら、地方から世界の果てまで、S級からC級まで」をモットーにしております。
私は広告代理店に勤めていますが、最近どっちが本業かわからなくなってきています。ただ、グルメが本業(サラリーマン)に役に立つことがあります。それはずばり食事とは切り離せない「接待」です。
そもそも接待って何なのか?
決して高い食事をご馳走することや綺麗な女の人をセッティングすることが接待ではありません。目的はあくまで信頼関係を作ること。そのために、相手のことを知り、自分(会社)のことを知ってもらう。これが接待の基本的な役割です。つまり、極端な話、クライアントが喜んでくれるなら、場所なんてラーメン屋でもいいんです。その延長で自分が評価されれば大成功です。
今回は、接待を成功に導く5つのポイントを紹介させていただきます。
①いわゆる接待店を選ばない!
接待のお店を相談されるのですが、提示してくる条件ってほとんど一緒なんですよね。和食で個室、そこそこ美味しいところ、みたいな。
もちろんそれが必要な場合もありますが、実はみんな同じような場所で接待してるんです。これって個性が全くないと思いませんか?逆にいえば、印象に残る店選びだけで評価につながる可能性があるんです。
②不便な店は接待向き!?
完璧なホスピタリティーの店って、実は自分の評価にはつながりづらい。だって、何もしなくてもおもてなしが完成してますから。だからこそ、不便がある店のほうが接待向きだったりします。
その不便を埋めれば、それが評価につながるからです。例えば、交通の便の悪い店。タクシーの準備は腕の見せ所です。細かい話ですが、ラーメン屋なんかでティッシュがない店とかありますよね?
そこで食事後にすっと出してみてください。これだけで気の利く人間のレッテルのゲットです。ウェットティッシュならなおよいかもしれません。
③店の名物や歴史を把握する!
なぜこの店を選んだのか? ここの名物の○○が美味しい、ここは○○出身の料理人がやっているなど、店の紹介は大切。
それが相手とリンクしていればなおよいですね。宮崎県のご出身と聞いたので〆の「冷や汁」が名物の店を選びました、そういった感じです。これだけで話のネタになります。もっと踏み込むなら、「今度の御社の新商品が大豆商品と聞いたので、それが売りの店にしてみました」とか。その商品のお仕事もらえちゃったりして。
④「裏」メニューを引き出せ!
これはちょっと高等技術ですが、「限定」とか「裏メニュー」の力はすごいです。店から裏メニューを提供してもらえること自体が評価につながる場合もあります。これは足で稼がないと引き出せないですが、こんな店もあります。
例えば、三田にある「火鍋趙楊」。新橋にある超高級中華の趙楊の裏メニューの火鍋が食べられるお店です。
エピソードとともに裏メニューが食べられるなんて紹介するだけで喜んでもらえますよ。そもそも裏メニューの店なのに、事前予約が必要なさらなる裏メニューもあります。
- 火鍋三田
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東京都 港区 三田
火鍋
⑤接待の段取りは絶対に自分でやること!
他人任せにすると、結局自分の口では語れないんです。今後のことを考えても、接待の知見や店との関係値も自分にためていったほうがいい。
実はミトミえもんが豪語する「一万回の接待」には、接待の企画から、お店側との当日の段取りまでが含まれます。これを繰り返すことで店との関係も強いものになっていくんです。
接待でもっとも大切なことは、とてもシンプル
いろいろ小細工を紹介させていただきましたが、共通するのは結局「相手を想うこと」に尽きると思います。無難な選択をするのではなく、相手がどうしたら喜んでくれるのか、何が好きなのか、これを真剣に考えてみてください。
その思いが伝われば、信頼関係は自然とできていきます。どうしても最後の店選びに困ったら、ミトミえもんのブログみてください。なんてね。