こんにちは、ミトミえもん(@mitomi_emon)です。
年間730軒以上の外食、新規開拓店へ600軒ほど訪問しているグルメオタクです。その副産物として、「一万回接待した男『ミトミえもん』の食べ歩きブログ」というグルメブログを執筆しております。
「一万回接待した男」なんて豪語してしまったので、会社の後輩くん達が接待の悩みを相談しにやってくることもしばしば。そして、今日も迷える1人の後輩くんが僕のもとへ……。
‐‐助けて〜! ミトミえも〜ん。
「さん」をつけなさいよ、後輩くん。君たちは毎度毎度やって来るけど、俺は駆け込み寺じゃないっつーの。本当にそろそろお金を取りますよ! なんていうのは冗談だけど、今回はいったいどんな悩みなの?
‐‐今回、アラカルトのお店で接待なんですけど、メニューってどう注文したらいいですか?
そんなことは簡単です。前菜からメインになるものなどバランスよく頼めばいいんです。え、それがわからない?
では、簡単にバランスよく頼める裏技を今回は伝授いたしましょう。では、後輩くんが普段チョイスしているものは何なのでしょう?
‐‐唐揚げとソーセージと海鮮チヂミとか? もちろんサラダも頼みますよ。ポテサラとか。
唐揚げ嫌いな人はいないですからね。一品一品に間違いはないと思いますが、バランスが大事。
ところで、何か共通点に気づきませんか? 全部茶色系なんです。茶色の正体は揚げ物だったり、肉料理が中心だったりするんですよね。ミトミえもんもポテトサラダは注文必須のメニューですが、緑の野菜とかが欲しくなりますね。
‐‐すばり色ですね!
正解です。ここまで説明しているのだから、どや顔はやめましょう。例えば、野菜の緑、卵焼きの黄色、トマトの赤といったように色を意識して注文してみましょう。
自然と卓に彩りが加わります。例えば、和食には「五色」って考え方があるのです。五色は白、黒、黄、赤、青のことで、これが料理を美味しくみせるコツといわれております。料理は舌だけでなく目でも楽しむものってことです。
‐‐ちなみに、順番とかはどうしたらいいでしょう?
温故知新。これも日本の伝統である懐石料理やフレンチの順番にヒントが隠れています。
先付、お椀、向付、八寸、焼き物、炊き合わせ、ご飯、水菓子なんて順番で料理がでてきますが、これに倣えばいいだけ。ちょっとしたつまみから始めて、刺身や煮物に肉料理や魚料理の大物を頼んで、しめのご飯と頼んでいきましょう。
フレンチも前菜から始まりメインで終わる。和でも洋でも、君がアラカルトのメニューからコースを作っちゃえばいいんです。
‐‐じゃあ、最後に今日行く店のメニュー見てもらっていいですか?
おい、話を聞いてたのかい? 今までの説明はなんだったのでしょう。僕にはぜひ後輩の選び方を教えてください。
ミトミえもんのイチオシ店
荻窪駅から徒歩3分、広東料理専門店「潮州」。日本人の口に合う、飽きのこないやさしい味付けが特徴です。
エビチリや酢豚は、まるでサラダのように彩り豊か! 料理が舌にも目にも、そして体にも美味しいお店です。
- 潮州
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東京都 杉並区 荻窪
広東料理